(ネタバレ有)劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観てきた!
2024年1月26日(金)公開の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を朝一で観て来ました!
今回は機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのネタバレ有の感想をご紹介。ネタバレNGな方は、観終えたからお読みください。
▼『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレ有感想!
結論から言えば、機動戦士ガンダムSEED FREEDOMは面白かったよ!
SEEDシリーズはリアタイしてましたし直撃世代ですが、あまりいい印象がなかった自分。
「ガンダムシリーズだから観ておこう」と思い、ネタバレ回避のために朝一で観に行きましたが、興奮するシーンや驚きのシーン満載で大満足。
スパロボ以外、本編のSEEDの株がググっと上がりましたわ!
普段は買わないパンフレットも、豪華版を買うほど。
正直、良い音の環境でもう一度観たいレベルに良かったです。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOMにおいて、細かな感想を下記にまとめました。
◇機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの良かったところ
1.話がストレートで脱線せず、SEEDシリーズの中ではわかりやすい
機動戦士ガンダムSEED FREEDOMは、自分がやるべき役割ではなく、自分の意志が大事ということを書き切ったと思います。
運命でのディスティニープランのふわっとした否定よりも、映画1本かけて「自分の意志が大事」ということを書き切ってくれたので、わかりやすくかつ悪いツッコミを入れることがなかったのが良かったですね。
2.前半と後半で物語がガラッと変わるのが良くも悪くも面白い
機動戦士ガンダムSEED FREEDOMは、前半と後半で雰囲気がガラッと変わるのが良くも悪くも面白かったですね!
自嘲ではないですが、「笑」「w」を付けたいくらいにはw
前半:キラ虐+1990年代後半から2000年代前半にあったような少女漫画(その作品の10巻当たりのノリ)
後半:いい意味でツッコミ入れる要素+銀英伝みを感じる艦隊戦+もはやスパロボ+クロスアンジュみfeat.ドラグナー
やられっぱなしの前半に対して、後半の巻き返しとお祭り映画のようなハイテンションなノリは正直好きです。
前半の湿度高めとはギャップ効き過ぎて、えぐいですけれどね笑
3.アスラン+ズゴックのインパクトよ
最初に謝らせてください。アスラン、「どうせまた裏切るんだろwwww」と思ってさーせんでした!
あのフラフラアスランが裏切らないと、こうも頼りになるとは!戦力的にも准将を修正する意味でも、頼りになり過ぎて見ていて安心ですわ。
そして皆さんも沸いている、ズゴックの存在。全く情報がなかったため、出てきた時には思わず声が出ましたわ笑
中からインジャ出てきて、予想ついても興奮。BFT1話で見ましたが、ズゴックの中からインジャが出てくると、インパクトあっていいですよね!
4.過去MSの扱い方のうまさ
噂されていたストフリとインジャ以外、まさかほぼそのままorちょいアレンジで出てくるとは思わなかったよね、MS。
カラーを変えたデスティニーとインパルスだけでなく、まさかここに来てデュエルとバスターまで出てくるとは。しかもデュエルとバスターは改装されていてビックリよ!
(しれっと核動力にしているのは、「あぁ、CEだなぁ」と思ったり。)
アカツキも武装追加で出てくるし、あえて過去MSをそのままかちょい足しするのは上手い。関心でした!
思い出や見ている側の慣れや思い入れがあるMSを生かしつつ、新しい姿で見せてくれるのは、過去作を観ている側としてはありがたかったですね~。
5.シンとアスランが良かった
アスランに関してはズゴック乗ったところから、心を読まれる→カガリのエッな妄想がスクリーン一杯に映し出されるは、もうダメでした笑
アスラン、ムッツリやなぁ。そしてラストも含めて、カガリと続いていたことにもビックリです。
そしてシン。いや飛鳥真先輩!!
前半はいいとこなしだったが、後半デスティニー乗ってからの巻き返しがえぐくてね。最高よ!
シンは闇が深いわ、戦う時は何も考えていないわ。けれど本物の分身を見せてくれて、苦戦したブラックナイトスコードルドラを屠ったところは汁出るかと思いましたよ!
他にもわんこなところや、ミレニアムに潜入してわざとルナマリアを脅すところも良き。というか後者に関しては、劇中でもリアルでも夫婦のイチャイチャを見せつけられたようなもんですよねw
シンに合っていないかったイモジャの鬱憤を晴らす、デスティニーの戦闘は最高でしたわ。(そもそもイモジャにアスラン一切乗らず、シンだったことにもビックリ)。
ファフナーマークデスティニーSpecⅡのプラモ欲しいですね!
◇機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのうーんなところ
SEEDシリーズに思うところあっても、不沈艦だったアークエンジェルが沈むことや、ヒルダの部下二人が死ぬのは後味悪かったねぇ。
それ以外は特にうーんなところもありませんでした!
◇機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのツッコミどころ
などなど。いい意味でのツッコミどころも満載で、お祭り映画にふさわしくて満足でした!
▼まとめ
機動戦士ガンダムSEED FREEDOMは、期待と予想以上のクオリティで大満足。話も従来シリーズよりも1本通っていますし、MS戦の迫力や後半の畳みかけにはワクワクが止まりまでんでした!
良い音響環境で、もう一度行きたいと思います!
▼追伸:准将に対して思うこと(ネタバレ有)
今作の准将の疲弊っぷりを見ていると、いたたまれないよね。結局ドンパチしちゃう世界もさることながら、准将に対してフォローする人がいないんだもんなぁ。
准将、地位はあるわMS乗ると激つよだわ、プログラミングもできるわだけど、アスランたちと違って正規の訓練とか受けていない訳で。
上司になる訓練とかしてなさそうだもんな。あと本人的には鬱屈気味のキャラクターだし。
ラクス:フォローされるとかえって痛い
アスラン:やばい時は修正してくれるが、平常時にいない
だもんな。ムゥさんは好きなキャラではあるが、あの人兄貴分だけどマリューに対してはケアしても、キラに対してはあんまりケアしないしな。
シンは年下で部下ですし。ケアしたり話を聞いてくれたりする人が近くにいないのが、ちょっと可哀そうでしたよ。前半はね!
まぁ現実でもそうですが、早々ガンダムXのジャミルやテクス先生のような「導く大人」には巡り合えませんわな……南無三。
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