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生成AIは3次ブーム?4次ブーム?

こんばんは、かーでぃです。
なんか、書きたかったネタなのですが、なかなか書く機会がなかったので、勢いがある今のうちに書いてしまおう、と思い書き始めました。

AIにはブームがあります。G検定の勉強を始めると、まず最初に学ぶところですねw

1次ブーム(トイプロブレム)
「AIすげー!!」ってなったけど、よくよく見聞きすると、「なんだよ、解けるの子供向けの簡単なやつばかりじゃん」
で、ブーム終了

2次ブーム(エキスパートシステム)
「学者様の知識データを、どんどんぶっこもうぜ!」
→ 「あかん、知識データって縦横無尽に紐付き影響を与えるから、データが矛盾起こしてる」
で、ブーム終了

3次ブーム(深層学習/ディープラーニング)
「ネット上のデータ使えばいいじゃん」
→ 「うひょ!どんどん賢くなるやん。分類も推論も精度たけーぞ」
で、続く

4次ブーム?(生成AI)
「推論を創作活動にも使えるんじゃね?」
→ 「うひょひょ!ChatGPT、おもろー!!」
まさに、イマコレ

すっごい雑に紹介してみました。

ってことで、実は今の生成AIって、3次ブームの推論の延長線上のものだと思っています。
なので、3次ブームともとれるのですが、個人的には4次ブームだと思っています。
→ 理由:明確に3次ブームと4次ブームで目的が違うから

3次ブームの分類と推論は、どちらかと言えば業務でのAI活用をイメージしていたと思うんです。

・アンケート結果から、4つの分類を作る
・複数のデータから、今がどういう状態なのか判断させる

一方で、4次ブームの生成AIは、分類と推論をした結果から、あるものを創造(クリエイティブ)します。それは文字列であったり、画像であったり、音楽であったり。
そして、それは人類がこれまで「自分の能力に見合うこと」しかできなかったところが、この生成AIを活用することで、自分の能力以上のことを生成できるようになったことで、一気に火がついたのではないかと思うのです。

クリエイティブな仕事をされている方には、非常に便利ものだと思うのですが、一般事務や工場の現場で作業されている方にとっては、どうなのでしょうか?

自分は、そこに関しては、3次ブームの分類と推論が役立つと考えています。
AIも所詮統計学の発展形なので、過去どんなときに、どんなことが起き、どうなったのかを、過去のデータと現在のデータを見比べ、予測します。
(ちなみに、それをするために知恵は必要ないので、AIは知識量勝負です)

つまり、工場における過去データ、事務作業における基幹システムなどに蓄積されたデータなど、これらを使って、現在を分析し、未来を予測・推論する。未来がわかれば、次にとる行動もわかるわけです。
→ カタクリの見聞色の覇気みたいなもんですね(伝わる?!笑)

が、どーも、生成AIに押されて、ここがすっとんでしまっているんですよね。。。
生成AIでメール作ったとか、パワポ資料作ったとか、確かに便利かもしれないけど、それが便利だと感じる人間の裏には、それと同じくらいの人数の人が、幸せになれるかもしれないんです。
(ってか、現場も事務も、AIをこーいう風に使えるんだ!ってことがわかってないんでしょうね。。)

でもまぁ、生成AIも結局は分類と推論の発展形ですので、分類と推論をプロンプトでやらせてしまえばいいんですけどね。

そーいう意味で、ChatGPTからJSONでデータを取得する、自分のYoutube動画は素晴らしいと自画自賛(笑)

ということで、世の中、生成AIブームではありますが、その裏では、分類と推論を待ち望んでいる人達がいることも、覚えててほしいな、と思った次第でした。

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