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カーネーション40年目のライブに行ってきましたよ♪


明け方のうつらうつらで、なぜかこの曲が思い出されて…そうだこれは中学に上がった頃の、わたしが目撃していた、いじめの光景に被さる BGM なんですよ(クラシックの美しい音楽とかをシリアスな現実と対比させる演出、映画や演劇、ドラマとかでありそうなやつだけれど、実際個人に生じる心象風景なんですよね)

毎年4月のクラス替えでは、あーゆーのがいなければいいなぁ、野蛮なのがいないクラスだったらなぁって願ったけれど、でも当時からそれはやっぱり有り得ない夢想だった。


普通なら誰だって、理不尽な暴力(そう当時はまだいじめって言わなかったですよね)見てるのとか耐えられないじゃないですか。でもそのくせ小っちゃなプライド=脆弱な自我がちょこっと揺らいだ程度で、実は暴力的な衝動がソッコー生まれちゃったりもする矛盾を抱えたのが人間なわけだけれども。本能が壊れてる、から(なのでいじめはなくならない、多分)


でもそんなのはチョロイ話だと、甘いものだと、当時は自分に思い込ませようとしてた、かもしれない。だってそのさらに昔は本当の人殺し(戦争)があったんだから。いま思えばそこからたった30年前のおなじ国で…というふうに、ツライ現実を合理化しようとしてた(かもしれない)繰り返すが、いじめって言葉も、実はまだなかった、んだ。


時代の風潮(と現実も)が、良くも悪くも、いやたぶん良く(と信じたい)変わってきた(変わっていく)ようなところもあるので、、、50年前のいじめ被害(傍観者だったとして)についても、あれはどう位置付ければいいのだろうと、思いをめぐらせてしまうのです。矮小化したいのでもなく、相対化したいのでもなく、ですよ。

何で思い出したのかというと、松本人志さんのことを考えていて。ダウンタウンって特に好きでもないのだけれど(って前置きが目立つよね。他意はなく)性加害のことは別として、例えば「笑い」のことでいえば(それも笑いの本質とか時代がどうとかは別として)「暴力」があったのは事実なので(音楽が好きなので『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』はよく見ていた)浜ちゃんがゲストの頭をハタくってのがあったじゃないですか。それは芸とかコミュニケーションとかいうこともできるけれど、今ではアウトなものですよね。人間の場合は作用と反作用という物理的な法則(叩く→痛い)がそのまま解釈されるわけではないけれど、それでもつまり「痛くなかった人」と「痛かった人」がいた(いる)ということ(である以上、痛かった人の思いは消えないだろうし、批判されても仕方がない、と思うのです)

そんな話にはなっていないかもだけど。

わたしみたいな弱々な劣等生でも、とりあえず社会(会社。なんだかんだ言って基本は学校の延長か)でやってかなきゃなんで、手っ取り早く、趣味である本(つまりサブカル!)に知恵を探した。何かいいこと書いてないかなぁ~と。で、わたしが20代のその時代って『宝島』を出してた JICC出版局が宝島社に社名変更した頃で(1993年ですね)、『別冊宝島』シリーズ(宝島本誌と並行して出してたムック)で、いわゆる「気(功)」をよく取り上げていて(それは多分いまでいうリベラルの流れ。自己解放としてのボディワークとかの。そういえば創業者の蓮見清一さん、昨年の暮れに亡くなってしまいましたね)興味をもった。


20~30代だった頃のバイブル



人間の自我は、とてもやっかい。
(とかいってまだフトンの中さなんてね♪)

『冬へと走り出そう』



ついでに町田康グループ♪


わたし「後ろ向きでもオーケーよ!」とか言ってる時点でコーチ(コーチング)としてはぶっちゃけその時点でおそらくアウト!な自分なのですが…

今週久しぶりに読んでいたのが、日本が誇るトップコーチ、
鈴木義幸さん(コーチエィ社長)の名著!
『セルフトーク・マネジメントのすすめ』(日本実業出版社)で…


セルフトークとは、日々半ば自動的に浮かんでくるひとり言、というより『人間の感情や行動を左右する「特別なひとり言」です』として、それを「セルフトークA」(反応)と、「セルフトークB」(対応)に分けて考え、AをBに変えて(あるいは減らして)いく…というものなんですが、これはコーチングの本質でもあり、さらに具体的に考え、実践する際のポイントを説明されているとても優れた本なのです。


「現代最高のバッターの一人であるイチローが、打席において、結果に結びつかないことをするはずなく、あの動作は、セルフトークAを減らし、集中力を上げるために行なっていると考えられます。おそらく、バットをセンター方向に向けることそのものに大きな効果があるわけではないでしょう。打席において「決まった動作をとる」こと、つまりルーチン(routine)を守ることに意味があります(中略)この動作に失敗はありえません。そうした、「絶対に失敗しないこと」を粛々と行なうことで、自分の中のセルフトークAを減らしていき、また、生まれないようにしていきます」(※太字部分は筆者によるもの)


人間関係ってつまり心理学でしょ?と短絡的に考えるのは青年期あるあるかもだけど、そうでなくても例えば株式投資は心理学だとか言われたりもするわけで、などという遠回りをわざわざせずとも、カウンセリングもコーチングも、当たり前にベースは心理学なわけです。鈴木義幸さんも慶応義塾大学の文学部を出て渡米し、ミドルテネシー州立大学院で臨床心理学を学ばれたとのことだけど、劣等生コーチのわたしも、ここにきて現実の幻想性?が若い頃とは別の感覚で浮上してきたわけです(現実ってどうあがいても動かすことのできない現実だけれども、自分にとっては死んでしまったら、つまり自我の消滅とともにディレートされてしまうのなら、それはもうマボロシ?なのでは)

『セルフトーク・マネジメント』を再読し、やはり心理学を学んでこられた上で圧倒的な実践を積み重ねてこられた鈴木義幸さんならではの凄い本だと思うのと同時に、サブカル経由の劣等生コーチである自分にしても、若い頃、ご多分に漏れずかもだけど少なくとも心理学や精神分析などに興味を持ち、岸田秀さんの『ものぐさ精神分析』なんかを自分なりに熱心に読んだ経験が、わりと役に立っているなぁと思った次第、という話でした。



最近は休日に出かけるのも以前よりおっくうになってきて…というか毎週更新の、この『note』を書かなければなので、その時間がもったいなくもあったり(そうルーチン中毒というか、強迫神経症チックな面がありまして…なので先述した鈴木義幸さんのイチローさん部分がヒットしたというわけなんです😂)するのですが…

昨日、カーネーション(というバンド)の40周年記念ライブがありまして、喉の手術をされ発声を控えていた超歌手・大森靖子さんもゲスト出演されるということで、大森ファン仲間の名前は、まだ無いさんにお誘いいただき出かけてきました。

開演前の☕️タイムには、聴き上手な名前はさんに甘えてしまい、好きなはずの音楽さえ「聴くことの意味って何?」みたくオッサンついついニヒリズム丸出しのゲンナリするような会話を垂れ流してしまうのですが…こういうネクラ(まさに根が暗い。んだと、自分でも思ってるよ)なわけだけど…そんなわたしに「kenziさん、気ってどう思いますか?」的な質問を投げかけてくれたり(それが先述の、若い頃の回想に繋がってる)ここでしてるような糖尿病体験を真摯に聴いててくださったり…


編集カセットテープ♪
カーネーションの!
(誕プレ✨🎁✨頂いてしまった)

名前はさん、いつもありがとう✨
そんな「名前は、まだ無い」さんが誘ってくれたカーネーションのライブが…



直枝政広さんをはじめ、
カーネーションのメンバー、
ゲストの方々(お客さんも)
そして我らが大森靖子さん!
(エネルギーを貰いました✨)




白内障の次は「緑内障」だった。身近なところになってた人がいた、のだけれど、眼科医に「原因は遺伝」と言われたとか。無知なのでまた調べてみると、白内障よりも糖尿病(性網膜症)寄り、な感じだった。神経障害的なやつ。この一年で学んだ経験からちょっと調べただけで、そのくらいは分かる、わけです。時間なくてすごいラフな言いかたしてますが、割り引いてくださいね😂 たとえば「ストレスが良くない」と言ったときに、それはやはり何も言ってないに等しいが、例えばここ『note』で、やはり糖尿病(1型)体験を、とても解像度高く記録されてる、もんぶらん様が可視可してくださったおかげで、精神的ストレスの問題のひとつは「血糖値スパイク」であることが明らかではないか、それが問題の本質なのだなと気づくことができたわけです(もんぶらん様、ありがとうございます🐱)


それと最近は、やはり「腸」のことも視野に入ってきて…

生島ヒロシのおはよう定食・一直線 TBSラジオ 2024/1/17(水) 05:00-06:30 https://radiko.jp/share/?t=20240117061449&sid=TBS #radiko #生島ヒロシ #健康 #檀れい

「便の材料となる食物繊維を取ることが不足しないようにすること」

先週の朝、通勤中に聴いてた生島さんのラジオ、服部学園・鈴木あきら先生のお話しで、いわゆる「極端な糖質制限」のリスクとして、「便の材料!」(が不足する)という理由を腑に落とすことができました(言葉のインパクトもともなって😂)

ロカボに分があるって補完できた感じ。


「“感動“ということの話をしよう。人間は何に感動するのかというと、ネゲントロピーのエネルギーの流れに感動する。ネゲントロピーとは、宇宙の本質を科学者たちがつきとめた時に…(中略)でも人間は無から有のエネルギーを持っている。これがネゲントロピー。だから人間は局所的なネゲントロピーの現象を見ると、理屈も何もなく、ただ、感動してしまう。音楽や芸術はネゲントロピーの産物。無秩序なモノの中から秩序だてて物を作り上げてゆく作業」
(細野晴臣『ETHNIC SOUND SELECTION』日本音楽教育センター より引用)


最後に細野晴臣さん
(自分殿堂入り文章✨)


最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!
(また長くなってしまった~)

お忙しいなか、
心より感謝申し上げます🐱




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