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無責任な人を見分ける簡単な方法

見分けるシリーズ第2弾。
前回はこちら。

いざというとき、本来は責任ある立場のはずなのに音信不通になったり、率先して保身に走ったり、被害者ぶったり、逆ギレしたり、全部を放り出して何もしない人っていますよね。
できればそういう人とは関わり合いたくないし、そんな人だと先に分かっておきたい……
ということで、僕が考える無責任(いざというときそうなる)な人の見分け方を書いておきます。
もちろん私見、偏見の範疇は出ないので参考程度にしてください。

無責任な人は…

結論から言うと、やたらとイベントを打つ人は無責任である可能性が高いです。
飲み会、旅行、コンパ、○○大会等々、なにかとイベントを企画・主催するのが好きな人っていますよね?
こういう人って世間的には責任感があるように見えますが、実は真逆です。

そもそも、イベントを企画・主催すると必ず何らかの責任が発生しますよね?
だから何かとイベントを打つ人はその責任をちゃんと把握し、いざというとき自分がそれを背負う覚悟を持っているものだと外野は勝手に錯覚してしまいます。
実はこれが真逆なんです。
やたらとイベントを打てる人は、いざというときの責任なんぞほとんど考えていないからできるのです。
考えてみれば当たり前ですよね?
採算が合わなかったら?何かトラブルがあったら?誰か怪我したら?手違いがあったら?不満が出たら……
そんなことを考え出したらイベントなんてやってられません。
もちろん全く何も考えないこともないでしょうが、「責任」というものを、イベントを遂行する足かせにならない程度に考えていることは間違いありません。
だからあれやこれやと、次々にイベントが打てるんです。

一方で自分主導でイベントをやりたがらない人は、無責任だからではなく、その責任をしっかりと把握し、いざというときは自分がどうにかしないといけないということを重々把握している=責任感があるからやりたがらないのです。
トラブル対応、不満への配慮、もし誰か怪我したら、採算が合わなかったら……それらへの責任ある対応を真面目に考えれば考えるほど、イベントを進める気がしなくなってきます。
だから責任感のある人はイベントを打つことに躊躇してしまうのです。

そうして責任感もないのにノリだけでイベントを打ちまくっている人は、成功している(致命的な失敗をまだしていない)うちは周りから頼られ、どんどん扱うイベントの規模や動く金額、関わる人物が増えていきます。
しかし、いざ何らかのトラブルが発生したとき、メッキがはがれて本性が剥き出しとなり、たいていの場合は無責任ぶりが露呈することになります。
それに周りは「そんな人だと思わなかった」とがっかりするのですが、それはそれで<イベントめっちゃやってる人=責任感のある人>という一方的な思い込みの産物でもあります。
本来責任感がないからイベントを打てるということを知っておけば、その人にある程度警戒心を持って接することができます。

一方、普段仲間内の飲み会の幹事すらやりたがらない人が何かのきっかけでイベントを手がけたとき、周りの不安や予想を遥かに超えて、隅々まで配慮の行き届いた気持ちのいいイベントを実行できたという例もあったりします。
まあこういった場合、すぐに無責任なイベント好きが嗅ぎつけてきて簡単に乗っ取り、その結果無茶苦茶になったりすることが多いのですが…

最後に一応言っておくと、イベントを打ち、なおかつ責任感もある人はいることはいます。
ただめちゃくちゃ少ないと思いますが。
これはプロのイベンターや企画会社運営でも同じです。
イベントでトラブルが発生し、代表が飛んだなどというニュースは珍しくありません。
やはり<イベントを打つ=本質的には無責任>だと考えておいて損はないと思います。
興味を持った方は身近に存在するイベント好きの人を密かに観察してみましょう。
何かのトラブルがあったとき、その人の本質が見えてくるはずです。

八幡謙介の小説

八幡謙介ギター教室in横浜HP


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