見出し画像

偶然の出会い。無駄を愛する。

今回のテーマ

タイパで考えすぎるのは、どうかなという話です。

よろしくお願いします。



図書館、本屋には、いろいろな本があります。

自分に刺さる良い本もあれば、興味を持てない本、
様々な本があるので、あたりはずれがあります。
そもそもお目当てを見つけることができない場合もあります。

ネットで本が買える現代ですから、
本屋、図書館は無駄に思えるかもしれません。
自分に最適化された選択肢に出会えず、探すのは手間ですから。

本を普段読まない人からしたら、強くそう感じるかもしれません。

しかし、
その無駄が、後の人生にどう影響するかわからないわけです。

何かのきっかけで、たまたま出会った本、得られる知識が
新しい可能性を広げることがあるかもしれません。


最近は、タイパが重視されており、
時間がかかって無駄になりそうなことが
大変嫌われています。

時間当たりに得られるものを
最大化することに、多くの人が熱心なようです。

しかし、無駄をそぎ落としていくことで、
予想もしない経験や、可能性に
出会えなくなっていくのではないでしょうか。

アップルのスティーブジョブスが言ったように、
点と点をつなぐことの大切さを考えてみてほしいなと思います。
今の経験が点となって、未来では他の点と繋がり、
線となるかもしれません。

「あの時の経験がいま意味のあるものになった・・・」
こうした経験を今後するかもしれません。

ですが、昨今のタイパの考え方ですと、
つなぐための点(経験)が少なくなってしまいます。

ですから、無駄を嫌いすぎるのもどうかと思ってしまいます。
経験が少ない、ペラペラな人生になってしまうのではないでしょうか。

今後の自分のために、
偶然や少しの無駄も楽しみ、経験とする方がよい。

私はそう思えてなりません。


まとめ

無駄だと思ったことが、後でどう転ぶかわからない。
タイパで考えるのもいいが、行き過ぎると問題かもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?