記事一覧
「心のふれあいと音楽」
イスラム教の開祖ムハンマドが、あるとき信者に「天国は母の足元にある」と言ったそうです。
一体どういう意味だろう?と長年不思議に思っていたのですが、この間、あるお医者さんが「どんな家庭にも地獄はある…」とつぶやいたという話を聴いて、なんとなく分かった気がしました。
家庭という、お互いに心の深い部分がふれあう場においては、愛情も憎しみも心の奥まで届きますので、その喜びや苦しみは天国や地獄のようなも
同じ出来事でも「どう解釈したか」によって傷つくこともあれば、癒されることもあるということを利用した幸せになる方法
昭和の子ども達が、教育的指導と称した暴力を受けることがよくあったにもかかわらず、ほとんどが何も問題なく育っているのは、人は暴力そのものよりも、その暴力が意味するものによって傷つくからです(もちろん暴力の程度にもよりますが…)。
例えば、自分で希望して参加した格闘技の試合で殴られたり蹴られたりしても、ほとんどトラウマになることはありませんが、ちょっと押されたりしただけでも、それが信頼している養育者
Philosophy and Music
If I assume that something that can be recognized as an object is not "I" because it can be erased or exchanged, then "I" am the subject who recognizes objects, and cannot be an object to be recognize
もっとみる「『おばけなんてないさ』の本当の怖さ」
誰でも一度は歌ったことのある『おばけなんてないさ』ですが、この曲で表現されているのは、
①おばけ(怖がるべきもの)の存在を否定して安心しようとする心理
例;歌詞の『おばけなんてないさ おばけなんてうそさ』
②おばけ(怖がるべきもの)の存在を認めたとしても、それを実際よりも怖くないとみなすことで安心しようとする心理
例;歌詞の『ともだちになろう』(おばけを友だちになれる存在とみなすことで
『自分自身を大切にすると同時に、自分以外も自分と同じように大切にする』ための芸術活動
人工知能やロボットがどんどん発達し、あたかも自我があるかのようなふるまいをするのを観察すると、ほとんどの人が自然に抱く疑問に
「自我が生まれたのではないか?」
「どうなったら『自我がある』と分かるのだろう?」
というものがあります。
しかしながら、自我があるかどうかは、本人(本ロボット?)にしか分かりません。他者には絶対に確定不可能です。
自我があるようにみえる人工知能やロボットをどれほど
「人生で何を一番大切にするかは、その人の自由」ということと音楽
ハンセンというキャリア研究家によると、人生には四つの大事な要素があります。
Labor (働くことによって、この世界をより良いものにする喜び)
Love(家族や仲間と信頼し合い支え合う喜び)
Leisure(余暇等で自分が楽しいと思うことを行う喜び)
Learning(学ぶことや自己鍛錬で、理想の自分に近づく喜び)
四つとも頭文字が「L」なので、これらを「ハンセンの四つのL」と言ったりし
「人生はドレミファソラシドの八段階」
エリクソンという心理学者が、
『人の一生には八個の課題があり、それらは、お互いに関連し合いながら、何度も何度も私達の前に現れる。また、そのうちの一つが特に意識される時期がそれぞれの課題にあり、それによって人生を八個の段階に分けることができる』
と述べています。
(※ここから先に書く年齢は目安です。文化差や個人差が大きいので、当てはまらない人もたくさんいます)
Ⅰ、人生最初の一年くらいは
「思い出ソムリエと音楽」
ソムリエがお客様に合わせてワインを選ぶように、無意識の領域で働いている記憶の管理係は『今、直面している悩みの解決のヒントとなるのは、この思い出だろう』と選び出したものを、心の中の、私達が意識できる領域にそっと差し出したりします。
従って、ふとよみがえってきた記憶「あれ?今何故こんな子供の頃のこと思い出したんだろう…?」と感じるような思い出には、今直面している問題を解決するヒントが含まれていること
『音楽が犯罪抑止につながる理由』
ニュースを観ていると、ある重大な刑事事件の容疑者が『馬鹿にされたと思った』からやったと述べていました。
『なぜ、馬鹿にされたと思ったくらいで、あんなにひどいことが出来るのか?理解できない』
と一般的には思われるような事件でしたが、心理学的には割と簡単に説明がつきます(まぁこの説明がこの容疑者に当てはまらない可能性もありますが…)。
乳児や幼児は、育ててくれる人に愛されなければ生きていけません