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いろいろこじらせてる人に向けて、YouTubeでインタビューを受けたので、その動画を紹介。

はじめに

去年末にyoutubeチャンネル「こじらせコントラバス」さんからの依頼でアレコレ話しました。その動画を紹介しまっス。
このインタビューのシリーズのテーマは「コントラバスとの関わり方の多様性をプレゼンテーションする」というものみたいで、プロアマ問わず紹介していくみたいです。で、その第二回目にお声がかかりました。
なんでもオイラがやってるyoutubeチャンネルえを見て、興味を持ってもらったみたいで、音楽以外のメディアとのコラボレーションが割と多いってのが気になったみたい。

(以下、オイラのチャンネルへのリンクです。是非ご視聴ください&登録よろしくおねがいします。)

本編の紹介

前編

第一回目の前編は「なぜパリ?」という話で、「知らない世界を覗いてみたかった…」的な話。

楽器を演奏する事を通して未知の世界と繋がりたい。それが真面目に音楽を始めた十代の頃の夢だったなぁ…。そういえば子供の頃からヒッピー世代の伯父に、彼が若い頃のヨーロッパやアメリカへの放浪話を聴いてて、それで憧れがあったのかなぁ…。そういえば母も家出同然(本人談)で兵庫から単身東京へ…。(当時は居住地方を変えるってのは、まだまだ今で言う国外移住と同じ位のスケール感覚だったと思う。)そういえばウチの爺様も静岡県浜松から東京に(歩いて)移住、またまたそういえば、ご先祖様もどっかから静岡に移住…。まぁ、つまるところ、そういう事なのかな…。

中編

第二回目の中編は他の媒体のアーチストとかと共演する時の話。

共感覚的な世界の存在って気づいたのは十代の頃で、そういうのって面白いなぁ…と思って、音楽以外をインスピレーションの源泉としてどうやってコントラバスの演奏に変換するか?というのを日々の課題としてやってました。

そういえば、特に印象に残ってる案件で、ワインの展示会で即興ってのがあったなぁ。フランスのワインメーカーさんのワインを試飲して、その製品の為に即興ってヤツ。メーカーさんは自分で選べるって仕組み。
「そちらのでやりま〜す」って行くと、ワインメーカーさんは喜んでくれて「さぁ、呑みねぇ!!呑みねぇ!!!」ってやってくれるんだけど、演奏前にヘベレケになるワケにもいかないのでそこはグッと我慢、味が分かる程度に少しだけ頂きました。メーカーさんは自分自身の作品(だよね)が音になって喜んでくれたねぇ。
「味」を「絵」として見て、それを「音」にするって感じでやってた。面白かったのは、見える「絵」が各メーカーさんごとに全く違っていて、なんか本人の人格まで見える感じだった事。実際、その「人となり&物腰」と「味」がシンクロしていて面白かったな。
そうこうしてお土産にしこたま良いワインを頂き、暫くの間、高級ワイン持ちでしたとさ。

後編

第三回目の後編は楽器の自作話。オイラの現在のコンサート用のメイン楽器は自作なのよね。その辺の「なぜ自作?」とかそういう話。
楽器を実際に作ってみると、色々理解が深まって面白いっス。演奏にも反映されると思うのでオススメ。

そういえば、このインタビューで一つ話し忘れたけどキッカケがもう一つあった。
以前、ベンガルから来たバウルの歌手と演奏してた時の事、彼はちょくちょく、「コレ見て!オレが作ったんだゼ!!」と言いながら自慢気に彼の楽器(名前忘れた。ギターみたいなヤツ)を見せてきてた。そういえば他のそれ系の音楽家の楽器の映像なんかを見てみると、構造は統一されてるっぽいけど、人によって大きさがまちまちで大きなモノから小さな物まで有るワケ。そして結構大々的に装飾がついていて、なんだかアジア家具な雰囲気。それも自分でやるみたい。

それより数年前、まだまだ日本でカポエイラの認知度が低かった時に、とある団体さんとご一緒する機会があって会員さんに、「この会に入った時にまずやる事は、まず川べりにいってビリンバウとかの材料を探して自分用の楽器を作る事です。」という話を聞いたんだ。

ベンガルの人とカポエイラの人の話がシンクロして、「そういえば楽器ってもともと弾く本人が自作してたってのはあるんだろうなぁ…」と思ったんだよね。それが細分化して、現在の様な「奏者は弾くのが専門、職人は作るのが専門」になったのだろうな、と。
そう考えると、楽器の自作って普通じゃんね。

そういえば、オンラインレッスン始めます。

マンツーマンでのレッスンはもう20年以上に渡ってやってるのですが、この度オンラインでも始めます。

高いレベルでの演奏がどうとか、そういう事って実は個人的にはどうでも良く、それよりも音楽を愛する者として、それから今まで沢山受け取って来た「ポジティブな何か」、をより多くの人と共有できたら嬉しいな、と思っています。そういう時間を過ごす為のガイド役が私の役目だと思っています。
この様な書き方はいささ語弊が有るような気もしますが、大雑把に言って根本はこんな感じです。
演奏レベル、年齢は問いません。
宜しくお願い致します。

コントラバスの音楽…それを開拓し、更に遠くを目指す為の音楽的な旅をしています。その為に重要なのは皆様からのご支援です。それを通して一緒に旅に出かけませんか? 宜しくお願い致します。