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コマ撮りしてみた【カービィダンス】

コマ撮りアニメーターの篠原健太です。

YouTubeに市販のアクションフィギュアをコマ撮りした動画をアップしています。チャンネルを開設して約5か月が経ち、登録者数が27万人を超えました。ありがとうございます。

今回は星のカービィをコマ撮りしてみました。フィギュアの種類はねんどろいどです。

複数のフィギュアをコマ撮り

カービィの手足はボディに磁石でくっついているので、自由に位置を変えられます。

今回はカービィを同時に3体動かしました。

フィギュアはタンクと呼ばれる支え台を使って立たせています。フィギュアだけではバランスが取れずに倒れてしまうからです。

タンクは画面に写ったら後で編集で消します。(バレ消しという)しかし、消すからといってどこにでもタンクを置いてよいわけではありません。フィギュアになるべく干渉しないように置かなくてはいけません。フィギュアに被ったり、フィギュアやタンクの影が被ったりすると、きれいに編集できなくなるのです。つまり仕上がりの画が悪くなります。コマ撮りアニメーターは人形だけでなく、このタンクさばきも身につけなくてはなりません。(まずタンクを使わなくて良いやり方を考えるけど、、、)

今回はカービィが3体並んでいるのでタンクも3つ使いたいところです。しかし真ん中のカービィにはタンクではなく、上から突き出して支えるやり方にしました。真ん中のカービィまでタンクを使うと、どうしてもスペースが狭くなってフィギュアへの影響が大きくなってしまうのです。

ステージの上に木の角棒を渡し、その角棒支えるためのアームを引っ掛けて吊るします。

タンクの置けるスペースが足りないときに、こういった吊るしで人形を支えます。しかし、移動の範囲が木のレール上に限られてしまうので、あらかじめ動かす範囲を考えておく必要があります。

タンクで支える必要がなければ、なるべく使わないようにします。ところが今回はカービィに磁石が仕込まれているため、お互いが引きつけ合い大変でした…。

細かいメイキングの様子はこちらで見れますのでぜひ!↓

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