こんにちは棚橋です。
先ほどX(Twitter)でこんな投稿が流れてきました。
これは画期的ですね!
ChatGPT Plusの機能に、自分独自のChat botが作れる「My GPTs」というものがあります。
この機能を使ってフォトグラファーのMASAさんが素晴らしいGPTsを作成してくれました。
写真やデザインに関する洋書をスマホで撮影して、その写真をアップロードするだけで、英文の翻訳、抽出、要約、解説をしてくれるというものです。
とても便利ですよね。
私も実際に使ってみたのですが、テキストを正確に抽出して翻訳してくれたのでとても感動しました。
しかしこのGPTsは現状ではChatGPT Plus課金者しか利用できないのがネックです。
そこで無料ユーザー向けにChatGPTの代替として「Google Bard」をお勧めします。
Google BardはGoogle社が提供している生成AIチャットで、Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用することがあります。
今回Bardで使用することができる洋書翻訳プロンプトを作成したのでご利用ください。
記事の最後に置いておきますので、是非最後までご覧ください。
使い方は簡単です。
プロンプトを入力して、翻訳したい画像をアップロードするだけ。
今回はこちらの本を使いました。
Ernst Haas 「New York in Color 1952-1962」の表紙の織り込み部分に書いてある、プロフィール文で試してみます。
Google Bardに飛んだら、画像をアップロードします。
こんな感じで入力します。
出力結果
いかがでしょう?とても便利ですよね。
DeepLの翻訳と比較してみます。
翻訳ツールとして有名なDeepLの日本語訳と比較しても、Bardの英文テキスト抽出、翻訳はかなり精度が高いと思います。
皆さんも是非活用してみてください。
※出力が途中で切れてしまう場合は次の会話で「続きをお願いします」と入力すると、続きから出力してくれます。
{
"prompt": {
"Step1": "アップロードした画像から英文をテキストとして抽出してください。",
"Step2": "抽出したテキストを日本語訳してください。",
"Step3": "日本語訳をさらに要約してください。"
}
}
追記(2024年1月4日)
ChatGPT、Bardの他にMicrosoftのCopilot(Bingチャット)でもテキスト抽出が可能でした。
CopilotはChatGPT Plusと同様にGPT-4が使えて、無料で誰でも使えるので是非活用してみてください。
Copilot(Bing)の出力
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