だれでもAIメーカーサービスを使って「オススメのカメラ機材メーカー」を作ってみた!
こんにちは棚橋です。
「だれでもAIメーカー」という、文字通り誰でも気軽にAIサービスを作って、シェアできるサービスを教えてもらったのでご紹介します。
OpenAI APIを使って動いているみたいなので、おそらくGPT-3.5か4がベースになっているのだと思います(詳細は書いてなかったので分かりません)。
オススメのカメラ機材メーカー
私が作成したのがこちら↓↓
与えられた質問に対してユーザーが入力した内容を元にオススメのカメラを紹介してくれます。
という単純なものです。
2023年5月3日時点で366回プレイされています。
使い方
めちゃくちゃ簡単です。
1.自分の撮影ジャンルを入力する。
2.好きなカメラメーカーを入力する。
3.普段からカメラを持ち歩くか「はい、いいえ」で答える。
4.カメラのレベルを「初心者、中級者、上級者」から選ぶ。
5.「AIで回答を生成する」をタップ!
6.あとは待つだけ。
実際に使用した例
1.ジャンル→ストリート
2.カメラメーカー→FUJIFILM
3.カメラを持ち歩くか→はい
4.カメラのレベル→中級者
5.生成するをポチッと
するとAIとの交信が始まります。だいたい15〜20秒程度待てば結果が表示されます。
結果は下記の画像のようになりました。同じ内容を入力しても毎回同じ結果にはならず、微妙に違った回答が生成してくれるので、ジャンルのニュアンスやメーカーを変えたり増やしたりして何回か試してみると良いと思います。
個人的にはなんとなく的を得た回答が得られたなという感想ですが、入力するパラメータが少ないため、物足りない方もいるかもしれません。
あくまで簡易的なAIメーカーサービスなので、参考程度にしてみてください。
AIメーカー作成にチャレンジしてみたい方へ
ここからが本題なのですが、実際に「だれでもAIメーカー」を使ってAIメーカーを作成してみたい方向けに、今回作成した「オススメのカメラ機材メーカー」の中身をお見せして解説してみようと思います。
「ふ〜ん、こんな感じでできてるんだ〜」っていうのが分かると思います。
オススメのカメラ機材メーカー作成にトライ!
「だれでもAIメーカー」はChatGPTとそのプロンプトを使った経験がある方なら誰でもAIツールが作れると思います。
だれでもAIメーカーにログイン後、右上に表示される「サービスを作る」ボタンをタップします。
タップすると下記のような画面に飛びます。まずはAIサービスのタイトルと、説明を入力しましょう。
AIサービスのタイトル:オススメのカメラ機材メーカーひとこと説明:あなたに合うカメラをオススメするよ!面白いと思ったら是非Twitterでシェアしてね!
と入力しました。
次にプロンプトの組み立てです。
ChatGPTにおけるプロンプトとは、ユーザーがChatGPTに対して入力する最初の文やキーワードのことです。
ChatGPTはこのプロンプトを基に、それに関連した回答を生成することができます。
例えば、「オススメのカメラは?」と入力すると、ChatGPTはオススメのカメラに関する情報を回答として生成することができます。
だれでもAIメーカーでは下記の4つの部品を組み合わせることでAIへの命令を与える仕組みになっています。
カメラ機材メーカーでは自由入力欄2つ、選択ボックス2つ、固定の文章1つの組み合わせでできています。
プロンプトの組み立て
このサービスでは、ユーザーの入力や選択に応じて、プロンプトが切り替わるように組み立てることができます。また、AIからの回答は300字以内になるよう自動調整されているようです。
1つ目の部品は自由入力欄です。
ユーザーに撮影ジャンルを入力させるように設定しました。分かりやすように解答例も設定することができます。
2つ目の部品も自由入力欄です。
好きなカメラメーカーを入力させるように設定しています。
3つ目は選択ボックスで切替です。
個人的に軽いカメラと重いカメラのどちらを選ぶかで、撮影スタイルや、カメラ選びが変わると思っているので、「普段からカメラを持ち歩くか?」という質問で、軽いカメラを勧めるか、それ以外も勧めても良いかを分けています。
4つ目も選択ボックスです。
カメラ経験によってお勧めカメラも違ってくると思うのでこの選択ボックスを追加しました。
最後に固定プロンプトです。詳しい説明はしませんが、ここに細かい条件を追加します。プロンプトの作成に慣れていない方はここで少し苦労するかもです。
日本語で入力するとボリューミーで文字数の制限を超えてしまったので、英語に翻訳して、さらに文字数を減らすためにChatGPTを使って圧縮してもらってます。
まとめ
以前ChatGPTを使ったカメラアドバイザーチャットボットを作ったのですが、想像以上に利用者が少なかったです。まだまだChatGPTを日常的に使っている人は少ないのかなあと感じました。
しかし今回「だれでもAIメーカー」を利用して、サービス化することで利用してくれる人がかなり増えました。実際はカメラアドバイザーチャットボットの方がパラメータが多くて優秀なのですが、ユーザーにとって何が本当に使いやすい形なのか考えるきっかけになりました。
私は非エンジニアで1行もコードを書けませんし、サービスの立ち上げや開発にも一切携わったことがない人間なので、このような素晴らしいサービスを作れるのは本当に尊敬しかないです。
これをきっかけにプログラミングやサービス開発にとても興味が湧きました。私もできることから少しずつ学習してみようと思います。
以上です。皆さんもぜひ試してみてください!
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