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「涙袋ヒアルロン酸」入っても「クマはとれる」


「涙袋にヒアルロン酸を入れているのですが、クマ取り(脱脂)はできますか?」

という質問を受けます。

結論は「全く問題なく手術可能」です。



涙袋(なみだぶくろ)とは笑ったりした時に目の下にできる幅2mm程度のふくらみのことです。

ここがあると目が大きく見えるようになるので若い方の間で涙袋を大きくするメイクなどが流行っています。

メイクでは面倒なのでいっそのことヒアルロン酸を注射して大きくしてしまおうということを美容でよくやるんですね。(ヒアルロン酸は別の注射で簡単に溶かすことができます)

下の写真はヒアルロン酸を両方で0.25cc足した症例

スクリーンショット (112)


涙袋にヒアルロン酸を入れていても、その下のクマの膨らみに埋もれてしまっている方いますよね。

涙袋が綺麗に見えるように脱脂をしたいと思っている方が多いと思います。

その場合はヒアルロン酸をわざわざ溶かす必要はないよ、というのが今回言いたかったことです。

ただし一点、注意すべきことがあります。

ヒアルロン酸で作った涙袋は時間の経過とともに減ってくる可能性があることです。

脱脂の手術はクマ、目の下のふくらみを取るための手術ですが、

上手くやると「涙袋がどのくらい大きく見えるようになるか」、の調整も可能です。(涙袋を大きくしているわけではないです、大きく見えるようにしています)

スクリーンショット (111)


実は僕はいつも一時間弱くらい時間をかけて、脱脂の手術をしております。

単にクマ、目の下の膨らみ(目袋)を取るだけなら20分程度で終わるのですが、

左右差をなくしたり、涙袋の出方などを細かく調整するとこのくらいかかってしまうわけです。

ヒアルロン酸が入ったままで脱脂をすると、

その時間をかけて調整した涙袋の形、大きさがヒアルロン酸のせいで時間経過とともに変化してきます。

一生涙袋にヒアルロン酸を入れて調整する人もいるでしょうし、

それが嫌ならヒアルロン酸をいったんとかして、脱脂だけで涙袋の大きさを調整しても良いと思います。




脱脂だけでも涙袋は大きく見えるようになります。

涙袋にヒアルロン酸入ったままでも脱脂はできます。

でもヒアルロン酸が減ってきたときどうするの?ということを考えておいてください。


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