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【損益計算書とは?💴】入社1年目で知っておきたかった会計の基礎(3):エッセンシャル会計学 No.67

損益計算書は「P/L(Profit and Loss Statement)」とも呼ばれ
当該事業年度における収益から費用を
差し引き、事業年度の利益を把握するため
の決算書類となっています。

また、損益計算書からは、利益や損失
の原因を読み解くこともできますので
どのような区分から見た損益について考えて
いくのかという見方をマスターしましょう!

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての
基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソン
にとって重要であると感じています。

私が今後、定期的に投稿していく
【エッセンシャル会計学シリーズ】では
会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすく
アウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や
財務業務の目的、簿記の種類と特徴に
ついても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な
目標として
勉強していきたいと思います!

ビジネスにおける財務情報の管理や
経営判断の基盤となる知識を身につけるため
最後まで、ご一読いただけますと幸いです💖

前回のお復習い📑

日経新聞を難なく読めるようになりたい📰

今回の参考文献は、以下のサイトになります🔖

こちらを適切に引用させていただくと共に
会計の基礎について、整理していきます。

日経新聞を読むと「決算」や「最高益」「ROE」といった言葉がよく目に入ります。
なんとなくわかる気もするけれど、実はよく分からない方も多いのではないでしょうか。

会計の知識はビジネスパーソンに必須のツールとなっています。
数字がわかるとわからないでは働き方に大きな差がでます。

まずは決算書を理解するところから始めましょう。
「読む」「生かす」だけならば難しい知識はいりません

決算書を読めるようになれば、営業や生産、企画といったみなさんの日々の働きの裏にある数字の動きがもっとわかるようになります。

出所:日本経済新聞

PLを見れば「稼ぐ力」がわかる🌈

損益計算書(Profit and Loss Statement、P/L)は
企業の特定期間内(通常は1年間)における
収入と費用をまとめた文書です。

P/Lは、企業の業績や収益性を理解する上で
非常に重要な役割を果たしていると言えます。

以下では、P/Lが示す6つの利益段階と
各利益が企業の状態を測る指標であること
そして純利益率が企業の利益の効率性を示す
指標であることについて具体的に説明します。

  1. 売上高:

    • P&Lの最初のステップは売上高です。これは、企業が特定期間内に商品やサービスの販売から得た収入を示します。売上高は企業の収益の基礎となります。

  2. 粗利益:

    • 次のステップは粗利益です。粗利益は売上高から売上原価(商品の仕入れや製造にかかった費用)を差し引いた金額であり、営業活動によって生じた利益を示します。粗利益率は、企業が商品やサービスの販売から得た収益のうち、いかにして原材料や製造費用をカバーし、利益を生み出しているかを示す重要な指標です。

  3. 営業利益:

    • 次に、営業利益が計算されます。営業利益は粗利益から営業費用(営業活動に関連する経費)を差し引いた金額であり、企業が営業活動から実際に得た利益を示します。営業利益は、企業の営業活動の効率性を測る指標となります。

  4. 経常利益:

    • 次に、経常利益が計算されます。経常利益は営業利益から営業外の収益と費用(例:金利収入や損失など)を加えた金額であり、企業が通常の事業活動以外で得た利益や費用を示します。

  5. 税引き前利益:

    • 次に、税引き前利益が計算されます。税引き前利益は経常利益から税金(法人税など)を差し引いた金額であり、企業が税金を支払う前の利益を示します。

  6. 当期純利益:

    • 最後に、当期純利益が計算されます。当期純利益は税引き前利益から税金を差し引いた金額であり、企業が特定期間内に実際に得た純利益を示します。

これらのステップを通じて、P/Lは
企業の収益と費用を透明に示し、その効率性や
収益性を測るための重要な指標となります。

特に、純利益率は企業の利益の効率性を
判断する上で重要であり、業種や市場の平均値
と比較することで、企業の業績を評価するのに
役立つ情報となることがわかりますね。


出所:日本経済新聞

重要な勘定科目

  • 売上高…会社の本業による収益

  • 売上原価…売上を上げるためにかかった費用

  • 販売費及び一般管理費…従業員の給与、光熱費など営業活動をする上でかかった費用

  • 営業外収益…不動産収入や株の配当など、本業以外の継続的な収益

  • 営業外費用…株の売却損、利息など本業以外において生じる費用

  • 特別利益…本業以外の突発的な収益

  • 特別損失…本業以外の突発的な損失

損益計算書では、上記の勘定科目をもとに
業績を「売上総利益」「営業利益」
「経常利益」「税引前当期純利益」
「当期純利益」の5つの利益で表します。


出所:三井住友銀行

総じて、損益計算書(P/L)は
ビジネスにおいて利益の状況を把握し
経営判断に役立つ情報が満載ですね👍

収益と費用の明確な分析を通じて
収益性や効率性を把握し、経営方針の修正
や戦略の立案に活用できるでしょう。
また、投資家や銀行などのステークホルダー
への情報提供にも利用され、企業の業績や
収益性を示す重要な指標となっていること
をお伝えすることができたら幸いですね!

私が考える会計学を学ぶ意義💖

会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば
いいというわけではありません🔥

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけ
ではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に
所属している全て人にとって必須の知識である
と考えているからです!

おそらく、ほとんどすべての会社は
営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し
事業活動を行い、会社は成長していくことを
本質的な目的にしていること
でしょう。

私も株式会社に就職を予定している以上
利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解
しておく必要があることを自覚しています。

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や
予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も
全て会計が関係しているのです。

また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益が
いくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどの
インパクトをもたらしているのかを把握でき
予算の作成においても精緻に行えるようになる
と言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく
思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。

そして、会計の知識を洗練していけば
将来的に経営者の視点を手に入れることができる
と思いますので、新規プロジェクトに
アサインされたり、昇格のきっかけにも
なり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」
を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを
考えていきたいですよね!

この知識があるのとないとでは、今後の仕事が
大きく変わることに間違いはないでしょう。

これからの時代はグローバルに活躍できる人材と
いうのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば
英語も交えて知識をつけると、今後ますます
活躍できるフィールドが広がっていくと
考えていますので、グローバルスタンダードにも
挑戦していくことにしましょう🔥

なお、参考資料は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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