日記2025.5.6 0歳からのコンサート、楽観主義の妻と悲観主義の僕

・今日はお出かけ。疲れた。

・午前中はラ・フォル・ジュルネの『0歳からのコンサート』というのに参加。

 その名の通り、子供が泣いてもOKという子連れ向けのイベント。

 別にうちは音楽の英才教育をしている訳ではない(むしろ奥さんはピアノの練習がトラウマになっている)が、単に面白そうという理由で参加。

 会場は東京駅の「東京国際フォーラム」。立派な会場。こういう所でクラシックを聴くのは本当に久しぶり。なんか高校の音楽鑑賞会とか、そういうのぶり。


・こういう会場に来ると、幼い頃に姉のピアノ発表会に連れていかれたこと
を想い出す。

 幼稚園児の僕にはやたら長く感じ、前の座席の座席番号をひたすら足したり、天井にある照明の数をひたすら数えていた(掛け算の概念を知らなかった)記憶がある。


・今回のテーマは『ベートーヴェン』とのことで、門外漢の僕でも知っている・聞いたことのある曲が多かった。

 構成も子供向けになっていて「皆さんにメトロノームになってもらいます」といってリズムをとる遊びを取り入れたり、30歳から耳が聞こえなくなったベートーヴェンの状況を体験するために無音で演奏(弾くフリ)してくれたりと、かなり凝っていた。
 子供向けのショーとしてもかなり面白かった。


・とはいえ、我が子は何故か朝から機嫌悪めで、コンサート中もほとんど泣いていて、仕方ないので会場横で抱っこしながら観ている時間が多かった。まあ1歳だしそんなものでしょう。

 来年もまた行って、成長度合いを確かめたいね、なんて話をした。


・お昼は『つるとんたん』(割と高めのうどん屋さん)へ。奥さんの希望。うどんが食べたいのと、娘に取り分けがしやすいからという理由。初の外食取り分け。


 ここで夫婦の性格の差が如実に出た。

 奥さんが楽観主義者で、「子連れでも美味しいもの食べたい!」という気持ちで突っ走る。

 僕は悲観主義者なので、「そりゃ美味しい物は食べたいけど、お店が混んでいたり、とりわけしていて料理が冷めたりするし、公園のベンチで市販の離乳食でも食べた方が良いんじゃない?」と思う。

 今回は正直ちょっと失敗したと思う。とりわけしたもののうどんを裁断するのに手間取ったし、娘の機嫌はずっと悪かったし、大人のうどんの伸びてしまった。


 でもまあ、失敗をしないと上手に出来るようにはならないし、次回に活かそうと思う(例えば食事を一品ずつ注文するとかね)。

 この結婚生活5年で、この性格の差でハラハラすることもあったけど、奥さんの楽観主義に合わせることで、新たな楽しみに沢山出会った。だからきっと良いコンビなんだと僕は思う。


・帰りは丸善で本(絵本)を見たり、新宿のニトリで家具(つっぱり棚)を見たり、ユニクロでベビーカーのひざ掛けをみたり(今年は生産してないっぽい?)。

 何故か娘はずっとグズグズ。運動不足か?


 帰宅後は疲れて二人ともばったりと倒れる。運動になった、かな。