見出し画像

天下一品を目指して駅降りたら、天下一だった。

 今日は、「天下一品」のラーメンを食べに行こうと思ったが、ちゃんと調べたはずだったのに、「天下一」ってラーメン屋だった。情緒が死にました。
 だって、そんなに名前が似ているなんて、想像できるわけがないじゃんか。天下一がさあ、何個も何個もあっちゃあ困るわけじゃんかさ。「この中に、天下一のラーメンはあるか。それを示せ」と言ったときに、いくつもいくつもいくつもラーメンが出てきたらさあ、天下一武闘会じゃんか。

 ぼくは天下一武闘会が嫌いだ。
 漫画で、天下一武闘会システムが現れたら、極力もう先を見ないようにしようと決めている。トーナメントがあって、新キャラがたくさん出てきて、ぼくはもうたくさんだ。
 なんか、心情をもっと深掘りして欲しいというか。例外はハンターハンター。あれは本当めっちゃおもしろい。毎回おもしろい。心情の深掘りがすごい。戦いに哲学があると思う。

 やっぱ、雑草的な漫画がいい。みんながみんな、天下一を名乗って、適当なラーメンを作ればいい。みんながみんな天下一だしな。基準なんかない。
 結局、天下一ラーメンは食べなかったが、今度食べようかなあと思う。おいしい可能性がある。まずい可能性もある。まあ、なんでもいいわ。とりあえず、食べてみる、これが大事なんだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?