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なぜ、好意のケーキは拒否されるのか?

#27  ブログ、再再開しました(笑)

再々開は、再々開に相応しい本の紹介を持って、再々開とします(笑)

その本は

『坂の上の坂』

リクルート出身で民間初の中学校長になった藤原和博さんの著書。

定年を60歳として、それが一つの坂だとすると、坂を登ったらそのまた先に坂があるという話です。
この本は「LIFESHIFT」(1)が出る五年前に出版されているのも興味深いです。

また、LIFESHIFTの内容とも共通していて、これからの具体的な生き方の選択肢を提示します。

この本の大きな三つのポイントを紹介します。

一つは、従来まで定年と言われていた60歳。
みなそこを過ぎると、下り坂に向かっていく向かっていくと考えます。
いやいや、今の時代ではあり得ない!その坂を越えたらもっと大きな坂がある!
そんな人生が当たり前になるということです。

二つ目は、今までの常識の呪縛から逃れること。
年金や会社、医療、これまであてにできたことがまったく当てにならないということ。みんな一緒の正解主義から抜け出すことです。

三つ目は、会社、仕事そして家庭、それに加えて第3のコミュニティが大事になるということ。
会社の肩書きという信用はゼロになる、自分の信用を自分で気づく、そのために学び続け、人に与え続ける...。

家庭以外のコミュニティづくり。そして、家族への感謝、友人への感謝、自分が信用される、お金
、資産...全てを見直し、私(自分)を見つめることが重要だと書かれています。

さて、タイトルのケーキ。

あとがきにこう書かれていました。

311の東日本大震災の時、東京のケーキ屋さんが被災地に届けようとつくったロールケーキを藤原さん達が届けます。

持ってきたロールケーキは700個。

避難所には800人。

さて、700個のロールケーキを800人でどうやって分けようか?
私立○○中学校の受験問題から(笑)

そこで、避難所を指揮していた学校の教頭に言われます。

「公平に分けることができないから持って帰ってくれ」

今日の問い    「沈黙」(笑)

さて、今日も一日感謝の気持ちを忘れずにやりきりましょう。

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