卒業研究「エビ中とは?」制作委員会

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卒業研究「エビ中とは?」制作委員会

非公式文章です エンドロールもあるので是非 Xアカウント→卒業研究「エビ中とは?」期間限定アカウント【非公式】 @kenkyu_ebc2 https://x.com/kenkyu_ebc2?t=AqahsW3NUhhYME2QFsWGNA&s=06

最近の記事

卒業研究「エビ中とは?」⑦

7人で見た夢の先 2021年5月に桜木心菜、小久保柚乃、風見和香の3人。 2022年10月に桜井えま、仲村悠菜の2人。 低学年メンバーと言われる5人が加入した私立恵比寿中学は10人体制として活動を続けている。 新たな若い力が加わったことで「昔の曲も歌いやすくなった」とメンバーも言うように、どこかかつてのエビ中が戻ってきたような感覚が、メンバーにもファミリーにもあるのではないだろうか。 一度離れたファミリーの出戻りもあると聞く。 そうして昔の曲も歌いながら昔のファン

    • 卒業研究「エビ中とは?」⑥

      7人で見た夢 2018年1月5日、日本武道館。 『シンガロン・シンガソン』で始まった6人の挑戦。 欠けてしまった大きなピースを補うように藤井校長は新メンバーの加入を急いだ。 ところがそれに反対した柏木ひなたの意見を踏まえて、新メンバー加入は見送られた。 その4年後、その柏木ひなたの卒業発表で再び新メンバー加入を迫られたエビ中は桜井えま、仲村悠菜という即戦力を迎え入れることとなる。 その前年に加入し、柏木ひなたを筆頭にグループが育て上げた桜木心菜、小久保柚乃、風見和

      • 卒業研究「エビ中とは?」⑤

        100%ebism メジャーデビュー10周年記念イヤーとなった2022年。「ライブを多くやっていく」と宣言した校長の言葉通りに春ツアー、対バンライブシリーズ『放課後ロッケンロール』とエビ中は多忙だった。 同時にファミリーは嬉しい悲鳴を上げていたことだろう。3月には『playlist』以来となる久しぶりのアルバム『私立恵比寿中学』がリリースされ、各種イベントに前述のライブづくしだ。 そんな中1番の関心事は5月5日の春ツアー大阪公演で発表された新メンバーオーディション開催だ

        • 卒業研究「エビ中とは?」④

          いそきんと子分達 低学年メンバーが加入し育って行く中で、エビ中を去ったのがかつては「末っ子」だった柏木ひなただ。 ココユノノカの主にパフォーマンス面の教育係だった柏木。 時にはグループのため、ココユノノカのために強く言うこともあった。「BOSS」と呼ばれたのはある意味必然で、柏木自身が「誰かが強く言わなければいけない」という部分を担ったからだ。 そして柏木がかつてから担っていた二代目ダンス部長という地位は元メンバー瑞季から受け継いだ役割であり、パフォーマンスを大事にす

          卒業研究「エビ中とは?」③

          歌姫と青 2021年11月末。 9月のライブ『ちゅうおん』を最後に休養期間に入っていた柏木ひなたが久々の生配信を行った。 内容は年末の大学芸会での復帰の発表だったが、配信開始からファンのコメントでは「こわい」というものがあった。それを見た柏木が「こわくないよ」と言って復帰を発表したのだが、当時違和感を覚えたのを忘れられない。 実際に数ヶ月後に柏木はグループ卒業を発表することとなり、実はファンの不安は的中していたのだった。 柏木はこの配信の数日後にはメンバーに卒業を伝え

          卒業研究「エビ中とは?」②

          無双 2021年夏。 前年から続く世界的な新型コロナウイルス感染症の影響は未だ大きく、何かと不自由な世の中は続いていた。 この夏はデルタ株の影響で日本も欧米諸国に違わぬ流行が起こり、いわゆる″コロナ禍″の夏だったと言って差し支えないだろう。 エンタメ業界、特に問題となったのはライブやフェスなどのイベントだ。予定されていたものが次々と中止になり、開催されたものも感染対策にそぐわないものが批判の的となった。 逆風。 アイドルグループであるエビ中にとって苦しい時代だったのは

          卒業研究「エビ中とは?」①

          1996年12月16日。 この世に生を受けた女児は当然出席番号も持たなければ、紫を纏ってもいなかった。 それから約13年後 目的をレッスンとしたグループが誕生した。 集められたのは5人の少女。 この世にはありとあらゆる生命が生まれては消えていく。個体だけでなく集団もまたそうだ。 時代の流れとともに淘汰され朽ちていくものもあれば、形を変えて生き続けるものもある。 しかし後者には『テセウスの船』に例えられるように、部品が全て変わっても果たしてそれをそれと呼べるのかと

          まえがき(酔って書いたver.)

          2021年夏に『THE FIRST TAKE』で歌うあるアーティストを見て興味を持った。 アイドル好きな人達には申し訳ないが 歌番組に出てはやたらと時間を使い、生で歌いもしないアイドルがあまり好きではなかった。 そんなイメージを持っていたので、あの歌を聴いた時にはかなり衝撃を受けた。 それまでほぼ名前くらいしか知らないグループだったので、それを知るところから始めた。 知れば知るほどにまた不思議な魅力のあるこのグループ。調べた記録を書いて残しておきたかったのと、おそら