子どもを褒める
『生贄探し 暴走する脳』著 中野信子 ヤマザキマリ という本を読んでいる、健康オタク主婦です。
よくそんなタイトルの本選んだね…と思われそうですが、興味のある話が書かれたあったので、つい読んでしまいました^^;
興味のある話とは、「子どもを褒める」ということ。
私たちは、普段、子どもの「努力」もしくは「過程(やっている段階、途中)」を褒めているのか。
それとも「能力」を褒めているのか。
本によると、頭がいい、などの「能力」だけをずっと褒めると、自信がかえって失われたり、嘘をつくようになったりするそうです。
そして、褒めてもらうために、難しい問題よりも簡単な問題を選ぶようになったり、低い点数を取ると、隠したり改ざんしたりしがちだそうです。
この話を読んで、思い出したことが…。
私は、小学生の頃、水泳の成績を嘘ついて(良い成績にして)親に報告したことがあります。
その嘘の成績を伝えた時は、とても褒めてもらいましたが、その後、成績表が配られたことで、嘘がバレて、両親から延々と怒られ、夜中、外に捨てられそうになりました(゚∀゚;)
その他にも、嘘をついたり、誤魔化したりしながら、母親に(褒めてもらうために)話をすることが多かったです。
私がよく嘘をついていたことから、母は、私の「能力」を褒めていたのだろう、と思いました。
そして、今は、私が母親です。
この本を読んで、私は、息子たちの何を褒めているのだろうか、と考えてしまいました。
思い返すと、「能力」を褒めてることが多いような…。
そして、何も考えずに過ごしていると、どうしても「努力」や「過程」よりも、子どもの「能力」の方が気づきやすいような…。
私は、母から、どんな状態の自分も受け入れてほしかったな、とずっと思っていました。
母親の前では、常に、良い(母親が良しとする)娘でいないと怒られたり、無理に改善させられたりしていました。
そして、私の母のように「能力」の部分ばかり褒めていると、息子も嘘ついたり自信失ったりするようになるかも、と。
この本を読んでからは、なるべく、頑張っているところや取り組み方を褒めるようにして、息子の「努力」や「過程」に目を向けるようにしています。
世の中には、いろいろな子育てがあります。
どれが正しい、とは一概には言えないので、母親自身ができそうなことや、やってあげたいと思うことをやっていけばいいのかな、と思っています。
私は、子どもの「努力」や「過程」を見るようになってから、子どもの良いところが見えてくるようになりました。
子どもの良いところが見え出すと、私も何だか明るい気持ちになり、子どもと一緒にいて、気分良く過ごせることが増えています(*^^*)
意識すれば、無理なく楽しくできそうな褒め方なので、これからも続けていきたいと思っています^_^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?