「流れに従って生きる」ー仙台スタート編ーACT56:HAさま、突然の・・・
Ho建材三浦部長さんから 早朝、 突然の電話
三浦部長 「もしもし! 大変だ! HAさまが亡くなられた...」
HAさんが亡くなった?・・・。
・・・・
朝の突然の電話に、私たち3人はどうしたらいいのか呆然としました。
何をすればいいのか・・どう動けばいいのか・・あまりにも突然すぎる内容の電話と、社会人としての未熟さも重なって・・まったく動きが取れませんでした。
HAさんの知人で今回の工事で木工事をなどをしていただく業者さんからも電話が入りました。
「大変だ!HAさんが死んじゃった・・・」
頭の中は真っ白になりました。
虚脱感、動揺と・・とにかく何をしたらいいのか分からず混乱していました。
ご法事の話もありましたが、会社がつぶれる可能性の話もありました。
その時点で、HAさんの工事の規模が大きかったため次の物件は探しておらず、この現場のためだけに詳細図作成や発注業務・工事の段取りなどに全員のパワーを注ぎ込んでいたのです。
海外からの材料も発注済みだったりと・・キャンセルできない多くの資材もあり、資金繰りの危険性も同時に頭をよぎっていました。
何から手をつけたらいいのか迷いました。
とにかくそわそわして、3人であーだこーだ・・と意見は出すものの、
脳みそ と 体 がフリーズして、動けない時間が続きました。
Ho建材の三浦部長さんが事務所に来て、落ち着きを取り戻したのは
2時間後だったと思います。
三浦部長さんのアドバイスで、とりあえず、一番お世話になっていた牧田と社長E氏の2人は線香あげに向かう。
私は会社に残って、何かの連絡待ちと海外に発注した建材関係のストップ、各業者さんへの工事中止の連絡をすることで手分けして動くことになりました。
三浦部長さんのアドバイスが無ければ、1日中、何をしたらいいのか迷い続けたほど、私たち3人は社会人としてヒヨコなのだと感じさせられました・・・
考えられない展開
私は、「なんでこんな流れになってしまったのだろう・・。俺に守護神がいるのなら、何のためにこんな巡り合わせにしたのだろうか・・」と、混乱した自分を納得させるような答えを探しつつ、各業者さんに電話を掛け始めました。
そして、電話を掛け始めて2~3件経ったくらいだったと思います・・。
突然、会社の電話が鳴りました。
その電話に私はさらに驚くことになるのです。
事実は小説よりも奇なり。
お天道様は見ています。
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