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未来のために「今」を動かす

5月からの半期における組織目標を立てました。デザイナーの事業貢献を示すためには、どのような行動が必要なのでしょうか。




1. 事業貢献とは

我々デザイナーは最高のクリエイティブを創造するプロ集団です。しかし、今まで同様にデザインを生み出し続けていった先に「社内MVP受賞」の未来はあるだろうか。そう考えました。

現在何らかの賞を獲得している社員たちは、共通して「事業貢献との距離が近い職種」である。それが大きな特徴です。では、事業貢献との距離が遠いデザイナーが、どうすれば評価されるのか。

我々はまず「顧客が何を求めているのか」それを理解するべきだと考えました。貢献手段を変える必要があります。


2. 経験する

私が最も大切にしているのが「経験」です。行動し、経験すること。経験によって事実を掴み、気付きを得る。

私はnoteで週2投稿を続けています。自分の経験をただ書き綴るスタイルです。言語化とは何か、文章の特徴について理解できてきました。

経験が自分の言葉を強くする。経験が自分の意思決定を揺るぎないものにする。経験さえあれば、自分が感じた想い・情熱で突き進んでいける。では、我々は業務で「何を」経験すべきだろうか?


3. 現場を体感する

ここで一つの答えに辿り着きました。我々のビジネスモデルにおいて最も重要なこと、それはカスタマーサクセスです。

ユーザーに「使ってもらう」ことで初めて収益を得ます。どうすれば使ってもらえるのか。使い続けてもらうには何が必要なのか。それらを探索するため、現場に行き、現場を体感します。

現場では何が起こっているのか。業務構造はどのようになっていて、そのどこかに「課題」はあるだろうか。課題を掴みに行きます。


4. 笑顔から逆算する

「顧客の現場課題を解決する」という目標を掲げました。デザイナーがカスタマーサクセスの領域に足を踏み入れ、伴走していきます。

難しく考える必要はありません。「顧客が求めていることを創造する」とてもシンプルです。潜在的課題を顧客よりも先に掴みに行く。そしてそれは、あらゆる職種に共通しています。

顧客の笑顔から逆算し、まずGiveすること。顧客が困る前に、困り事を解決しに行く。これを実行します。


5. まず、やってみる

必ず事業貢献になる。価値があると確信している。しかし、デザイナーがやるのか?できるのか?それは最善手段なのか?失敗したらどうする?

一旦、全ての解釈を排除しましょう。まず、やってみる。まず、前進してみる。進みながら軌道修正していきます。

新しい取組みの是非は誰にも分かりません。だからこそ価値がある。分かることだけやっていても、成長はない。結果は半年後に出る。最高の結果を手にするために、今の自分を動かしていきます。


まとめ

未来のために、今何をすべきかを考え、自分を動かしていく。

デザイナーの事業貢献を示したい。現場に行くという経験によって、課題を掴み、強い意思のもと推進していきます。

そして、最も重要なことは「何を得るか」ではなく、「どのような自分で在りたいか」それに尽きるでしょう。




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