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HiManagerを活用し、OKRを基にしたチャレンジ文化を醸成する人事制度の運用を実現【コネクテッドロボティクス株式会社様】

「食産業をロボティクスで革新する」を合言葉に、お惣菜の盛付ロボット等の食産業向けのロボットシステムの開発や販売などを行うコネクテッドロボティクス様。
 
OKRを人事制度に組み込んだ上でHiManagerの活用を行われてきたこれまでの取り組みについてインタビューいたしました。


【背景・当時の課題:MBOの運用に疑問を感じ、OKRをベースにした高い目標設定と人事評価制度の必要性を実感】

-【HiManagerをご利用いただく前は、どのような組織づくりやマネジメントにおける課題・期待がありましたか?】

もともと、MBOで四半期に一度評価していたのですが、どちらかといえば減点方式に近く、一定うまくやれたら100パーセント達成できるような状態でした。その状況においては、100%達成がしやすいように目標設定をするといった置きにいった目標設定がされがちになるという課題がありました。
 
上記の中で、ツールの導入以前に「目標設定はどうやるべきか」という議論が社内で活発に行われており、その中で「できなくても良いから高い目標を掲げてほしい」、「アウトプットを大量にやった人が評価されるのではなく、アウトカムが出た人を評価するべき」という方針に決まっていきました。
 
そのため、目標設定のフォーマットをMBOからOKRに変更していくこととなりました。
 
また、MBOを運用している時はExcelを活用していたのですが、Excelでまとめることにも限界があって、目標に対しての行動やその結果をしっかり見ていくには、ツリー状で見られる方がと良いと考えていました。
 
MBOだと、5~6個と目標が多くなって何が主たる目標か分からなくなってしまったり、Excelで運用していると全社・部署・個人といった目標の紐づけもしづらくなっていたので、OKR導入と共にツールが必要と考えていました。

コネクテッドロボティクス株式会社 取締役 COO 佐藤 泰樹様

【選定理由:人事制度で重要なOKRの閲覧性が高く、制度の実現ができると実感できた】

-【なぜ、その中でHiManagerの導入を決められましたか?】

OKRのツリー構造が一番見やすかったことが決定打になりました。他社のものと比べても閲覧性やツリーの移動性の高さは勝っていたように感じました。
 
具体的には、ツリーを1ページで展開していけるようになっていたのと、オブジェクティブ・キーリザルトの見分けがつきやすく直感的に目標内容を把握できる点が良かったです。
 
他社のツールだと、自分の部署の目標は見えても全社目標など見えないといったことがあり、とにかく、一覧で見えることが選定には大きく影響しました。
 
また、見やすさに加えて、1on1やサーベイが取れるなど、使いたいと思う機能の多さも魅力でした。
 
OKRの導入に際して、基本に忠実に実施しようとチェックインやウィンセッションといった会議体も新たに運用することを決めていたので、コアバリュー浸透のための称賛機能なども含めて、チェックイン・ウィンセッションでも皆に発表してもらって褒め合うなど、導入時点から運用イメージをもつことができました。
 
まとめると、ツールありきではなく、OKRに取り組んでいく中で、まずは教科書通りにやっていきたい、その教科書通りの運用ができるツールとしてHiManagerを選定しました。

HiManager導入効果:OKRを用いた制度のスムーズな運用の実現と評価工数の削減に貢献】

-【HiManagerを導入してから、どのような効果を感じていますか?】

選定理由でも挙げましたが、なんといっても一覧で見やすいことで、進捗の確認などいろいろスムーズになっています。

目標機能イメージ

柔軟性が高いのも良い点です。目標設定も、当初は四半期ごとに目標設定をしていたのが、今は半期に一度の評価に変えて定着していますが、期間を簡単に変更することができています。
 
また、1on1機能はかなり活用ができていて、1on1のテンプレートを複数用意して用途に合わせて使うことで型に則って実施できます。
 
記録も簡単に溜めていくことができるので、私は全社員と年に2回面談するんですが、半年前はこんなことを言っていたよねと、メモの記録を元に話すことでスムーズな面談ができています。
 
Excel等では1on1での面談の記録をストックしていく機能はないので、とても頼りになっています。導入してから3年分ストックしていますが、もう辞められないですね(笑)

1on1機能イメージ

人事評価機能については、カスタマイズ性が良いですね。弊社では3つの評価項目で記載してもらっていますが、それを軸別に簡単に作成ができますし、CSVでも簡単に出力できるのも便利です。社内的でHiManagerを用いて評価をするのもすっかり慣れてきました。
 
評価においてはExcelで実施していた時、各シートどれが最新なのか、誰が記載完了していて、誰が未完了なのかが簡単に分からず、運用工数が多くかかっていました。
クラウド化したことで、進捗も一目で分かりますし、自分が誰を評価すれば良いかも分かりやすくなったので、工数は軽くなったと思います。

評価機能イメージ

称賛についても、会社として大きく旗を振っている訳ではありませんが、ふと思った時に自然と称賛が送られるような状況となっていきました。

称賛機能イメージ

【運用・カスタマーサクセスについて:スピーディーな対応により運用がスムーズに】

-【HiManagerをどのように社内に浸透させていきましたか?】

OKRの導入も一緒だったので、まずは教科書通りにきちんとやろうと、社長含むマネージャー陣にOKRの本を読んでもらいその内容徹底してHiManagerで実施していました。
 
一方で、一時期エンジニア部門においては、可能範囲で運用しようとなってしまい、オペレーションが疎かになることがありました。
 
その中では、半年に1回くらいのペースで「会社にとって重要で、やると決めたのだからちゃんとやっていこう」としっかりトップから説明し運用を促していました。
やはり、トップがオペレーションをちゃんとやらないと廃れていくので、トップが粘り強くやっていくのが重要です。

-【運用を進める上や貴社の課題を解決していく上で、ハイマネージャーのサポートとして助かったこと・効果を感じたことはありますか?】

導入時の疑問や適宜運用をしていく中での実現方法の相談などスピーディーに対応頂けたのが良かったです。
 
しっかりと自社の運用体制があり、ブレずに実施していくことが前提ですが、そのような支援があるので、より伴走的に定着に向けて動くことができると思います。

【最後に】

-【ハイマネージャーの魅力は何ですか?また、どのような会社に薦めたいですか?】

個人的には1on1機能は愛してやみません。やはり1on1を蓄積し振り返りができるのは適切なフィードバックや納得度の高い評価を行う上でも重要です。
 
会社全体としては、OKRの一覧性とOKRの設定・運用から評価までの一連のプロセスをしっかりと回すことができる点が魅力的と思っています。
 
お薦めしたい会社としては、高い目標を設定したい会社にはおすすめです。たとえば、150%ぐらいストレッチの目標設定した上で、70%達成していたら十分だよねという考えの会社にとっては、OKRの仕組みがマッチすると思うので必然的にHiManagerも適すると思います。
 
そういった意味では、スタートアップに特に向いているかもしれません。スタートアップだとムーンショット的な目標を立てるところが多いためです。
その上で、導入する際に心がけた方が良いのは、「目標設定や評価をしっかりやり切る覚悟があるか」です。あくまでもHiManager含めツールは手助けをしてくれるものなので、会社としての考えとしっかり推進していく姿勢が必要と思います。

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ハイマネージャー
OKR1on1フィードバック人事評価などハイブリッドワークのマネジメントに必要な機能が全て揃ったピープルマネジメント・プラットフォーム「HiManager」の提供、及びマネジメント人事評価に関するコンサルティングを行っています。
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