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イベント集客の前にやるべきこと

今回は、「イベント集客前にやるべきこと」というテーマで、イベントの集客で特に気をつけていることについて書きたいと思います。

1.イベントの企画から集客までの4ステップ

イベントを企画してから集客をするまでには、次のステップがあります。

  1. 【企画】企画に沿ってイベント案内文を作成

  2. 【集客】イベントを案内する
    →知人友人、媒体利用、コミュニティ利用

  3. 【対話】案内に対する反応返ってくる

  4. 【参加】イベントに参加してもらえる

2の「イベントの集客」については、
知人友人に声をかけて来てもらうか、
コミュニティのなかでイベントを立ち上げるか、
WEB媒体やチラシなどでターゲットとなる人に認知してもらうきっかけを作るか
しかありません。

ここを見誤って、「何か秘策があるはずだ」と駅前でチラシを配ったり、ポスティングしたり、SNS広告に頼ったりするのは、
一発逆転の博打を仕掛けるようなもので、得策ではありません。継続イベントの場合はなおさらやめた方がいいです。

さらに、3の「案内に対する反応が返ってくること(=反応率)」が極めて重要で、

知人や友人なら誘いやすい信頼関係を築くこと、
WEB媒体やチラシを利用するなら、見てもらう人に刺さるコンテンツを作成すること
コミュニティを利用するなら、そのコミュニティに所属する人の属性を把握した上で、案内文をカスタマイズすること
を考えなければなりません。


2.集客はイベントを企画する前から始まっている

反応が返ってくれば、あとはその人の趣味嗜好やスケジュールの問題となり、イベントに参加しない理由が明確になるので、「不参加」の回答もイベント運営にとって大切な判断材料になります。

なので反応が返ってくる関係を築くことが大切です。

そのためには
✔︎人に会いに行って、関係を深める
✔︎SNSの媒体ごとの特徴を分析し特性を理解する
✔︎コミュニティの特性を知り、
 コミュニティ内で関係を構築する
とかなり時間がかかる作業が必要です。

よく見ると、これらの行動ってイベントの企画とは関係のないことですよね。
つまり、イベントの集客はイベントを企画する前から始まっているということです。


3.集客の正解は「成功することではなく大敗しないこと」

「人生で一回だけビッグイベントをやりたい」
というのであれば、どんな集客方法でも、どんなやり方でも、人が集まればいいと思いますが、

「継続してイベントを開催したい」
「自分の仕事につなげたい」
というのであれば、たくさん集客して成功することよりも大失敗をしないことの方が大切です。

キングコング西野さんも2019年のオンラインサロンの記事で、次のように言っています。

戦における『弱さ』というのは、「博打をする」および「博打をせざるをえない環境」を指します。
#西野氏の兵法

CHIMNEYTOWNの若手スタッフに常々言っているのは、「確実に大負けしない環境を整えてから、誰もできないような大きな勝負をしようね」です。

つまり、「【大勝負】と【博打】は、まったく別物であり、【博打】だけは絶対にするな」です。

これが『強さ』です。

引用元:【2021.08.30】自分達の挑戦を絶対に死なせない(https://salon.jp/articles/nishino/s/nT1YJDpig8Z

西野亮廣エンタメ研究所|salon.jp

いきなり大規模なイベントを企画して、集客はビラ配りやポスティングに頼ってしまうと、コケたときのダメージが大きいので、

まずは人との交流を深めたり、SNSやコミュニティの特性を分析したりして、
大失敗しない状況を地道に作ってから、大きなイベントを仕掛けることがものすごく大事です。

イベントを企画しようと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです。

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