自己紹介

Ken@子連れ海外生活のKenです。はじめまして。40歳を越えた今年、妻がイギリスへ海外留学することになりました。
家族一緒にということで、妻と子供二人と私とで、初めて家族で海外生活をしています。
女性がこれまで以上に活躍する時代において、妻が研究者としてのキャリアを積むことは家族として応援したい。
子供たちには、日本ではみれない世界を見せてあげたい。
私にとっては、自分ひとりではできなかったであろう海外生活を通して、物書きのネタを経験として集めていきたい。
申し遅れましたが、私は10年と少しの間、医療者として働き、今後は作家になりたいと思っています。

すでに思い通りにならない不便さの中で、様々な困難にぶち当たっております。
それと同時に、妻は「レベル高いわあ」と早くも海外研究のレベルの高さを実感し、子供たちは食べる喜びみたいなのを感じ、いい経験になってるのかなと思います。
もちろん三食きちんと食べていますが、いくらでもお菓子があるみたいな甘い状況からはかけ離れています。
私はといえば、自分の中に根付く価値観を引っこ抜かれる日々です。

一つには、ある程度思い通りにできていた日本での自分の在り方は通用しないということ。
潔癖症、完璧主義な自分は消していかなければ生きていけない。
二つには、子供たちを信じるしかないということ。
物を買うには、どこかに行くにも制限がある中では、子供たちの自主性に期待し任せる部分が出てきます。
親が何でも手を貸すにも、親にとっても初めての海外生活で、言葉も十分には通じません。
三つには、妻を支えるパートナーとしての主夫的なあり方への自分自身による自分への卑下です。
多くの人と同じく私も、「男は外で仕事をして」みたいな価値観の中で生きてきました。
なので、働きに出ることがない日常は思ったよりもストレスでした。
しかし、ITはインフラを変え何でもネットでできるようになり、AIが多くの単純労働の代替を担うのは、何年か後にはくるでしょう。
その時に、今までの仕事を通じて自分の社会的な価値を実感するという在り方だけでは生きていけないはずです。

これらの自分の価値観を、変えていかないといけないと思います。
自分を見失いながらも、それでも助けてくれる人に支えられて、このイギリス生活は進んでいくでしょう。
何かしら生きる指針のようなものを、得ることができればいいなと思って、発信を続けていこうと思います。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?