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2014年映画ランキング

2014年に足下研が観た映画をランキングで発表いたします。

観た映画なので、その年公開じゃないものも含まれます。

※順位は好き嫌い。点数は映画自体の出来。

思考を震わせる名作、枠
1. 6才のボクが、大人になるまで。(98)
2. ショート・ターム(97)
3. 誰よりも狙われた男(95)
4. エンド・オブ・ウォッチ(91)
5. それでも夜は明ける(92)
6. ダラス・バイヤーズクラブ(90)
7. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(90)
8. インターステラー(90)
9. キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー(91)
10. インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(90)
11. グランド・ブダペスト・ホテル(90)
12. ゴーン・ガール(92)
13. her/世界でひとつの彼女(88)
14. 愛の渦(90)
15. (500)日のサマー(89)
16. LIFE!(82)
17. パシフィック・リム(87)
18. ウルフ・オブ・ウォールストリート(88)
19. ヒックとドラゴン(88)
20. LEGO ムービー(90)

感情を揺らす佳作、枠
21. 舟を編む(88)
22. チョコレートドーナッツ(85)
23. ホット・ファズ
-俺たちスーパーポリスメン!-(85)
24. あなたを抱きしめる日まで(88)
25. フルートベール駅で(87)
26. WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(84)
27. アタック・ザ・ブロック(86)
28. ブルージャスミン (85)
29. アメリカン・ハッスル(83)
30. プリズナーズ(85)
31. ヒックとドラゴン2(82)
32. エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(80)
33. ブロークン・フラワーズ(80)
34. オール・イズ・ロスト(81)
35. ヤングアダルト(80)
36. 21ジャンプストリート(80)
37. オール・ユー・ニード・イズ・キル(80)
38. アメイジング・スパイダーマン2(78)
39. もらとりあむタマ子(80)
40. 第9地区(77)

面白かった良作、枠
41. X-MEN:フューチャー&パスト(78)
42. 物語る私たち(78)
43. ラブ・アゲイン(76)
44. キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(75)
45. ネブラスカ(75)

まあまあ、枠
46. サイドウェイ(75)
47. バチェロレッテ(75)
48. マラヴィータ(74)
49. トランセンデンス(73)
50. 思い出のマーニー(75)
51. エージェント・マロリー(70)
52. 大脱出(72)
53. ローラーガールズ・ダイアリー(69)
54. Mr.&Mrs.スミス(70)
55. シュガーマン 奇跡に愛された男(70)
56. サボタージュ(69)
57. 攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(68)
58. ハンナ・アーレント(65)
59. R.E.D.リターンズ(62)
60. オンリー・ゴッド(65)

正直これはちょっと、、、枠
61. 攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(65)
62. STAND BY MEドラえもん(61)
63. ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(2014)(60)
64. スティーブ・ジョブス(60)
65. イブサンローラン(55)
66. キューティーアンドボクサー(50)

ゴミ、枠
67. 相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ(45)
68. 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-(40)

主演男優
マシュー・マコノヒー
今年はマシューマコノヒーの年と言っても過言では無い年でした。 ダラス・バイヤーズクラブのカウボーイ! インターステラーの宇宙飛行士! そしてウルフ・オブ・ウォールストリートのアイツ! もうキャラ立ち過ぎ!ですが、全部凄いんだからしょうがない。 今後も楽しみです。

主演女優
ロザムンド・パイク
正直舞台女優感漂う007のボンドガールイメージから抜け出せなかったんですが、アウトロー、そしてゴーン・ガールで「遂に本性出しやがったな!(笑)」くらいの豹変振り。 ゴーン・ガール観た後色々恐怖症になりそうな位のインパクトを残したのはやはり彼女の実力です。

助演男優
ジェイク・ジレンホール
お恥ずかしながらミッション: 8ミニッツで初めて知った俳優さんですがエンド・オブ・ウォッチ、プリズナーズと出演作での半端ない存在感で忘れられない俳優さんとなりました。 お姉さんのマギー・ジレンホールも好き。

助演女優
ブリー・ラーソン
ショート・タームでの素敵なお姉さん、からのとても影のある表現から、21ジャンプストリートでのはっちゃけたバカ表現まで嫌味なくこなせるのはこの人の素っぽい感じの成せる技だと思います。 いいよね、ああいう感じ。

監督
リチャード・リンクレイター
やっぱりこんな題材をこんな風に撮っちゃったっていうのがひとつの醍醐味としてあると思いますが、「6才のボクが、大人になるまで。」は思いついても普通出来ないよ!ということをやってしまったのだからこれは拍手するしかない。

作品
LIFE!
今年個人的にちょっと特別な映画になってしまい、色々な行動への後押しになったり、へこんだ時にポジティブになったりとかなり助けられた映画でした。 この映画の素晴らしいところはラスト。 主人公とヒロインは具体的には実はなにも良い方向へ向かっていないのです。 それなのになんなんでしょう、あの清々しい感じ。 色々なことを乗り越えた末になにも残らなかったとしても、これまで色々乗り越えられたんだからこれからも大丈夫だよね、と。 それが個人的には刺さりまくり、私にとってはとても特別な映画になってしまいました。 そして私はスリランカに旅立ちました(笑)

今年は本当に良い作品の多さが際立っていて、トップ45くらいまでだったら見る人によっては1位になりえるようなものばかりでした。 その中で他の人が褒めなさそうな作品を私は褒めたいと思います(笑)

まずはショート・ターム。 訳ありの子供たちが18歳まで滞在するグループホームのお話ですが、実在感が高過ぎる。 特に主演二人は本当に居そうというか、そしてそれをそう撮った監督は本当に素晴らしいです。

私はジョン・ル・カレ作品が大好物なのですが、「誰よりも狙われた男」も御多分に洩れずランクイン。 特に主演で先日亡くなってしまったフィリップ・シーモア・ホフマンの熱演っぷりは異様というか、丁度ヒース・レジャーのジョーカー(亡くなる直前に演じ切った役)を彷彿とさせるレベルの鬼気迫るものでした。 本当に素晴らしい役者さんでした。

チョコレートドーナツ、あなたを抱きしめる日まで、フルートベール駅で、は今年の良い話三部作です。 泣きたい時にどうぞ。

最後に今年は絵面や設定で避けられてしまいそうな良作が多かったのですが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー、ヒックとドラゴン、LEGO ムービー、オール・ユー・ニード・イズ・キルらへんは観る前のまでのイメージより相当良かったので、観ず嫌いはオススメしません! 観て!

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