【マーケット考察】2023.10.5

米国株式相場は反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比127.17ドル高の3万3129.55ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は176.54ポイント高の1万3236.01で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比102万株減の9億2668万株。

FRBのタカ派姿勢が強まるとの見方が米国10年物国債利回りを5%に向かわせ、リスク資産に対する世界的な需要は引き続き低迷しています。そのような中で前日の予想外に強い雇用指標 ( #JOLT ) の数字を受け株式市場は大きく下落しました。
 
昨日のマクロ経済指標では、米民間雇用サービス会社ADPが発表した9月 #ADP雇用統計 は+8.9万人と、伸びは8月+18万人から予想 (+15万人 ) 以上に縮小しマイナスとなり、2021年1月来で最小となりました。これは前日の JOLT とは真反対な数字であり、労働市場の逼迫が緩和している数字でした。

米9月 #ISM非製造業景況指数 は53.6と、8月54.5から低下も予想(53.5) を上回りました。また、8月製造業受注は前月比+1.2%と、7月-2.1%から改善し、更に予想(+0.3%) を上回りました。

一方、米8月 #耐久財受注 改定値は前月比+0.1%と、予想(+0.2%) 外に速報値+0.2%から下方修正。それでも7月-5.6%からはプラスに改善。輸送用機器除く同月耐久財受注改定値は前月比+0.4%と、予想通り速報値から変わらず。国内総生産(GDP)算出に用いられる同月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値も前月比+0.7%で速報値から変わらず、1月来で最大の伸びとなり、7-9月期GDP成長にプラスに寄与することになります。

米9月 #サービス業PMI 改定値は50.1と、予想(50.2) 外に速報値50.2から下方修正され50を割り込み、1月来で最低となりました。9月総合PMI改定値は50.2と、予想(50.1) 外に速報値50.1から上方修正されました。

昨日は、労働市場が緩んでいる中でも景気が堅調なマクロ経済指標を受け、米金融引き締め長期化への警戒感が幾分和らぎ、米国債相場は反発。10年債利回りは4.726%まで低下しました。

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