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親友と起業するということ。

高校時代の親友と23歳で立ち上げたデザインブランドの話。クラファン総支援額8,200万円達成。そして「友達との起業は不仲になって終わる。」と言われた当時無名のデザインブランドが、… もっと読む
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「そのパッケージ、何円で作ってるの?」

「そのパッケージ、何円で作ってるの?」

goyemonは商品だけではなく、商品を包むパッケージにもこだわる。

それは、購入してくれたお客さんに商品以外の体験にも満足してもらいたいから。デザインできる余白があるなら、積極的にそこにも本気になるのがデザイナーの本質だと思う。

商品の体験価値を向上させるためには、パッケージデザインの存在は必要不可欠なのである。
(正直、僕自身がパッケージデザインが好きだからっていうのもあるけど。笑)

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友人と起業、不仲説。

友人と起業、不仲説。

「goyemonって、喧嘩したことあるの?」
goyemonを立ち上げてから7年、これが最も多い質問である。
周囲から聞かれることもあるが、インタビューや取材でもこの手の質問は必ずと言っていいほど出てくる。

23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げてから7年、自分たちのアイデアを商品化し続けることで、クラファン総支援額8,200万を達成

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運がいいデザイナーがしていること。

運がいいデザイナーがしていること。

ブランドを立ち上げて7年、goyemonがここまで来れたのは僕たちの実力だけではない。
周りの方々からのサポートや、取引先、取材など、数多くの恩恵を受けることができたからである。
振り返ってみると、本当に “運” が良かったと思う。

はたして、このような “運” は、どのように舞い込んでくるのか。

「運がいい」は、◯◯と◯◯が重なった時。

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ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

僕たちgoyemonはプロダクトデザインブランドであるため、生み出す商品の見た目や使いやすさを考慮してデザインを整えることは当たり前だと思って商品開発をしている。

狙っているターゲット層に対して、その層が求めている機能や見た目が網羅されている商品は「良いデザイン」である理由の一つだが、「良いデザイン」=「売れる商品」とは限らない。

良い商品なのに、売れない理由。

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リピート率80%超えの熱狂的なファンはここにいた

リピート率80%超えの熱狂的なファンはここにいた

goyemonは約5年間、自分たちで商品を作り販売している以上、お客さんからクレームをいただくことがある。

中にはあまりにも酷い言葉使いの内容もあるが、それでも僕たちは基本的に凹むことはしない。なぜなら、凹むよりもまず先にお客さんの対応を急がなくてはならないからである。

いただいたお問い合わせに対して、土日関係なく早急に返信し、状況を把握する。そして、必要に応じて工場や倉庫と連携し、解決策を探

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遊びに本気になると、それが仕事になる。

遊びに本気になると、それが仕事になる。

goyemonを大西藍と立ち上げてから7年、いまでもプライベートで遊ぶことが多い。
買い物に付き合ってもらったり、日を跨ぐまで居酒屋で飲んだり。お互いの家族を招いて家で料理を作ったりもする。

高校時代も朝から晩まで一緒に遊んでいたが、いまもそれと同じくらいの時間を共に過ごしており、2人でいると「ホントに楽しそうだよね」と言ってもらえることが多い。

「仲が良いから」この一言に尽きる話だが、実はプ

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SNSのフォロワーよりも、◯◯を集めた話。

SNSのフォロワーよりも、◯◯を集めた話。

goyemonでは、雪駄スニーカー「unda-雲駄-」などの商品を販売する際、ほぼ毎回SNSでの告知をする。

だいたい販売する一週間くらい前から、告知を始めて、販売日に向けての集客をおこなう。
告知をしないよりも、事前に告知をすることでお客さんに商品を買ってもらいやすくなる。

商品販売はインスタのアルゴリズムに不向きではないか?「unda-雲駄-」を販売し始めた当初、インスタの投稿やプロフィー

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雪駄×スニーカーを考えた人。

雪駄×スニーカーを考えた人。

こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。
このマガジンに訪れていただき、ありがとうございます。
自身に関する生い立ちや、「goyemon」の紹介に関してはプロフィール記事を無料公開していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

僕は、とある企業のプロダクトデザイナーとして商品企画を経験したのち、23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「g

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goyemon 〈エピソード0〉

goyemon 〈エピソード0〉

こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。
まずは、このマガジンに訪れていただき、ありがとうございます。
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僕は、とある企業のプロダクトデザイナーとして商品企画を経験したのち、23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブラ

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