風景写真は何が良いか説明すると...
僕がなぜ、写真を撮ることになったのか、最高の体験談は以下にまとめてあるのでご覧ください。
一眼レフをはじめて、かれこれ7年の歳月が流れました。
今でも、良い写真に出会えそうな機会があれば、一眼レフを持って出かけます。
今回はそんな写真撮影のどこが良いのか?
なんで好きなのかを好き勝手にお話しします。
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一眼レフを買おうと思ったのは、上の記事にあるように、富士山を登った時、絶景に出会って、この瞬間を持ち帰ることができたら良いなという気持ちが湧いたからです。
そして、実際に使ってみて、いろんな感動を味わえました。
まず、携帯のカメラで撮ると、ごく普通の記念写真になるけど、一眼レフで撮ると作品になります。
例えばこの写真。
ビルの側面に命綱を張りながら、とんでもなく高いところで清掃作業をしている方々。
富士山のような特別な場所でもなければ、日の出のような特別なタイミングでもない。
でも、一眼レフを通して映し出される画像は映像の一コマとして切り抜かれた感じがします。
ここに構図やレンズを組み合わせることで、いろんな描写ができます。
これは余呉湖という湖を早朝に撮ったものです。
レンズを広角といって、広い範囲を写せるものにしています。
右からの陽光と左にある、まだ少し残っている夜。
波一つ立っていない、静かな空気感はこの写真を見ると鮮明に思い出されます。
さらに撮影技法を学ぶとより作品性を増すことができます。
これはコロナ禍の中、夜に外出した時に撮った神戸大橋です。
この写真は右上から、左下に向かって橋が伸びていくように意図的に撮っています。
橋のダイナミックさを出しました。
そして、遠くの神戸の夜景もパキッと映るようにF値という、絞りの値を高めに設定しています。
この絞り値を逆に低くするとどうなるか。
ボケ感が強まります。
これはコロナ禍で外出できず、暇な時に宅配してもらったサンドです。
パンと具に焦点が合ってるのに対し、後ろのコーヒー豆はボケているのが分かると思います。
宣材写真のようなものが撮れないかと思い、サンドを際立たせる方法で撮っています。
ボケ感を作る方法には、遠くまで写すことのできる望遠レンズを使う手もあります。
春に撮ったメジロです。
10mほど離れたところから、望遠レンズで撮っています。
手前にあるボヤッとしたものは手前にある花で、あえて写真内に入るようにしています。
このようなボケを使うことで、写真全体が柔らかい印象になります。
一口に写真と言っても、たくさんの表現方法があって、同じものを撮っても、撮り方は無限に存在します。
また、撮り方の基本の型はあっても、正解はありません。
これが面白いところです。
どう撮っても良いですし、何を撮っても良い(ただし、法の範囲内)。
創造力をフルに発揮して目の前に映る瞬間を捉える。
なんか良いなと思う感性に従って、シャッターを押す。
その時はもう無心で撮っています。
その集中状態が心地良い。
心に残る一瞬をずっと記録として残したい。
そんな思いでカメラを持って出掛けています。
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