執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜地図〜
こんにちは。ゼロから文フリを目指す執筆素人サラリーマンです。
前回の記事が思いの外、レビューされてて、成功させなきゃと意気込んでいます。
前回記事はこちらからご覧ください。
イントロ
さて、今回は文フリ出店に向けての全体計画の記事です。
まず、全体像を把握しようと文フリ出店までの流れをザクっと調べてみました。
いろんなサイトや先人のブログ、SNS等を見てみましたが、出店に関する情報は文フリさんのHPが一番よくまとまっていました。
とっても出品者フレンドリーです。
計画を立てる
ここからは文フリ出店の全体像を把握するための重要なポイントをまとめ、
サラリーマンの強みを生かし、このプロジェクトの基本計画を立てていきます。笑
まず、出店までの大まかなステップは以下のとおりです。
本づくりの計画
文学フリマに申し込む
執筆・データづくり
印刷・製本する
文学フリマに出店する
2と5はやるだけなので、一番工数がかかりそうなのは1, 3, 4となりそうです。
特に発想と根気がいる1と3は鬼門ですね。
スケジュールを把握する
次に企画から当日までのスケジュール感を考えていきます。
出店予定の文フリは25年1月の京都開催。
そこから逆算していきます。申し込みの締め切りは2〜3ヶ月前を目安にしました。
<逆算スケジュール>
文フリ :25年1月上旬
Webオープン情報登録:12月上旬
発行 :11月下旬
印刷 :2週間〜1ヶ月程度
印刷所へ入稿 :10月下旬
文フリ申込 :10月下旬
校正 :10月中旬
テスト印刷 :10月上旬
校正 :9月
デザイン :8月
原稿作成 :2〜8月
企画 :1,2月
ガントチャートに落とし込むとこんな感じになりました。
余裕を持って本ができるようなスケジュール感にしましたが、こうやって見える形にすると、原稿完成まで思ったより時間がないなと震えています。笑
それがわかっただけでも調べた甲斐がありました。
いくらかかりそうか
次はこのプロジェクトにかかる予算を試算します。
<概算費用内訳>
ソフト利用費 word3ヶ月 :3,600円
印刷費用 :15,000〜18,000円(本単価300-400円)
(条件)標準的上質紙、A5, 150pages,50部
申込費用(出店料) :5,600円
当日準備費 :2000円
(内容)
会場までの交通費
出店案内、値札、POP作成費
その他備品
予算総計:約25,000〜30,000円
まだどんな本にするか検討中なので、印刷の部分で変動ありそうです。
また、校正は外注した方が良い作品に仕上がるという情報もあったので、外注費用が発生する可能性はありますが、概ねこんな感じになるでしょう。
販売価格と収支
次に販売価格と収支見積もりを考えます。
<販売価格>
調べると相場は1,000円以内。
さらに購入者にとって、無名の作家に1,000円を払うのはハードルが高いという情報もあったため、700-800円が妥当な売価と判断しました。
<収支予測>
では、その値段で何部売れるのか?
これはすでに出店した先人のブログ等から全くの初めての場合30部売れたら合格点、50部で非常に売れた。といった目安になりそうなので、50部(ポジティブ)、30部(ニュートラル)、15部(ネガティブ)で売上と収支を検討します。
想定販売価格:700円
想定経費 :30,000円
想定売上/収支:
50部売れた場合 35,000円/+5,000円
30部売れた場合 21,000円/ー9,000円
15部売れた場合 10,500円/ー19,500円
先程の経費30,000円を考えると43部売れてやっとトントン。
ということがわかりました。
ここは本の内容の構成が固まったら、値段設定や告知の方法を検討して、よくよく考える必要がありそうです。
今回は”自分の本を少しでも多くの人に届けること”を一番の目的としているので、大きな利益を得ることを目指してはいませんが、あまりにマイナスになるのも苦しいところ...
リアルな数字と向き合いつつ、今後価格は決めていきたいと思います。
このほかにも色々と考えること、やることはありますが、おいおい検討したいと思います。
<検討リスト>
ページ数
表紙
判型
用紙とインキ色
印刷方法
搬入方法
執筆に使用するソフト
告知、集客戦略
売り場づくり etc…
歩みを進める
だいぶ全体像がはっきりと見えてきました。
地図は手に入れたので、あとは進むのみです。
ちゃんとした本が作れるのか、作れたとして、買ってもらえるのか...という不安はかなりありますが、次は本の設計に向かいたいと思います。
では。
終
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