記事一覧
執筆素人サラリーマン 文フリへの道 〜航海図〜
この記事は執筆ということをほぼやったことのない一会社員が文学フリマ出品を目指す奮闘記です。
第一話はこちらから
3月後半から、本(ZINE)作りに関するレッスンを受けていました。
レッスン前はどんな本を作ろうか、かなり迷ってましたが、今は"こんな本にしよう"というイメージが固まり、やることがはっきりしたので良かったです。
にっちもさっちもいかない時はプロに聞くのが1番ということが改めてよく分か
執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜航海士現る〜
とりあえず、船出をした。
良い風が吹き、良いスピードで航路を進んでいた。
羅針盤が示す方向に向けて進み、全てが順調かに思えた。
ところが、潮風にいやな湿気が混じってきた。
暗い雲のかけらが見えたと思ったら、あっという間に視界一面に広がっていた。
海は荒れ、マストが軋む音が聞こえる。
だんだんと雨水がデッキを打つ音も加わってきた。
まずい……
急いで帆を納める。
舵を切って船首を風上に向
執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜時化〜
この前、ナルトという忍者のアニメを見ていて、主人公の得意技である"影分身の術"がとても羨ましくなった。
ナルトは影分身の術を使って、自分の分身を数十、数百をつくり、あらゆる方向から敵に攻撃を仕掛ける。
これを応用して、男にしか通用しない、お色気の術というのもあるけど、それはまた別の話。
あれだけ自分が分身できて、それぞれが別の動きができるのがとても羨ましい。
***
前回記事の後、どんなコ
カタカナを使いたがるエイコン族
この世には、やたらとカタカナを使いたがる会社人がいる。
「次の会議で事業部と"コンセンサス"を得ないとな」
「これくらいの事業規模であれば"ペイ"できるな」
「今日の会議の内容は"エスカレーション"しないと」
僕はこう言った人たちのことを心の中でASAPなコンセンサス族(以下、エイコン族)と読んでいる。
彼らはカタカナを使うことで、できる感を出したがる。
それを使うことで、スムーズな会話を阻
執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜航海〜
執筆経験ゼロのサラリーマンが文フリ出店を目指す記録です。
始まりの章はこちらから↓
ここ最近は本のアイデアを出しては、少し書いてみたり、行き詰まり、またアイデアを出しては、少し書いてみたり…
どこに向かうべきか、模索しながら進んでいます。
こんなに自分が思ったよりも作業が進まないのは、久々の感覚で新鮮です。
会社で数年同じ職についていると、なかなか味わえない経験。
こういう創作をしている
執筆素人サラリーマン 文フリへの道~出航〜
書くことに素人なサラリーマンが文学フリマで本を出そうとしている記事です。
第一回はこちらをどうぞ。
今週はどんな本を作ろうかひたすらアイデア出しをやっていました。
ビジネスライクにいえば、ブレスト的に頭の中であれこれ考えていました、
考えた切り口は3つです。
・その本を通して何を伝えたいのか
・内容はどんな知識、経験がネタになるか
・どういう形式の本を作るか
本を通して何を伝えたいのか
こ
執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜文フリ京都に行ってきた〜
楽しみにしていた2024年1発目のイベント、文学フリマ京都に行ってきましたので、レポートします。
来年出店のための参考情報もたくさん仕入れることができましたので、その辺もまとめています。
出店したいと思った経緯はこちらへ↓↓
1年ぶりの文学フリマへ文学フリマ自体は去年にその存在を知り、初めて参加しました。
その時は会場の熱気に圧倒されました。
今回は単純に購入者として、そして来年の出展の下見
執筆素人サラリーマン 文フリへの道〜地図〜
こんにちは。ゼロから文フリを目指す執筆素人サラリーマンです。
前回の記事が思いの外、レビューされてて、成功させなきゃと意気込んでいます。
前回記事はこちらからご覧ください。
イントロさて、今回は文フリ出店に向けての全体計画の記事です。
まず、全体像を把握しようと文フリ出店までの流れをザクっと調べてみました。
いろんなサイトや先人のブログ、SNS等を見てみましたが、出店に関する情報は文フリさ
執筆素人サラリーマン 文フリへの道~羅針盤~
「健さんの作品も楽しみにしています。」
長いことお世話になっている本屋さんで店主さんといろいろ話しながら、そう言ってもらえた。
なんだか背中を押された気がした。
* * * * *
年末年始に時間があったので、昨年の振り返りと今年の目標を考えていた。
何か新しいことをやりたい。
そう考えた時にふと、文学フリマに出店することが思い浮かんだ。
文学フリマとは、作り手が自らの手で作品を販