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第11回 サクラ・オートヒストリーフォーラム

2011年から続くこのイベント、今年も多くの名車が集合した

「現在(いま)も歴史を刻む名車たち」とサブタイトルがあるように
車両展示参加の条件が、
車両は1994年以前に生産され、オリジナルを保ち、自走で参加可能なこと
バイクは、1972年以前に生産され、オリジナルを保っているバイク、自走は問わない

もちろん見学参加は、この条件は関係ない
そんな訳で、今回は電気で走る日産サクラで参加

サクラでサクラ・オートヒストリーフォーラムに行く😀

電気自動車は、ガソリン車と違って、満タン(満充電)で走ることができる距離は少ない
とくにこのサクラは軽自動車ゆえにバッテリーも小さく、近距離向け
それでも、先日栃木県までの往復で、すっかり自信をつけたサクラさん

あのときは、往復約300km

今回は、往復約180kmなので余裕である
おそらく途中充電1回で済みそうだ

今回のようにちょっとした距離のドライブ、電気自動車の場合、前日からの準備が重要となる

おいおい、クルマのイベントの話は、どうなった?
という声も聞こえてきそうだが、実はこの記事、紙媒体にも書いていて、そちらとは記事内容や掲載写真もバッティングしないように書いている

紙媒体の場合、ページ数の関係で、当然、文字数や写真枚数にも制限がある

その点、noteの場合はその辺は自由

そんな訳で、突然の脱線もあったりしますので、ご了解を
電気自動車の話なんかどうでも良いという方は、スクロールして下の方へどうぞ

さてさて、話は前日準備に戻ります

なぜ、前日準備が重要かというと、充電ポイントの確認が重要だから

例えば、満充電で充分目的地まで行かれる今回のようなケースでも
さて、その近辺に充電設備があるかを確認しなくてはいけない
行ったのは良いが、帰れないなんてシャレにもならない
だから、事前調査が大切

今は便利な時代で、スマホで全部確認できる

まずiPhoneのmapアプリでルート検索
次に充電スポットの調査
高速道路を使う場合、高速道路上のSA,PA上の充電スポットを検索
高速道路を降りてからの目的地近くの充電スポットを検索

「高速充電ナビ」と「gogoev」というアプリをiPhoneに入れている
どちらも無料で、便利に使っている

以上の検索結果をもとに、どこで充電するかを決定
この際、候補スポットをいくつか用意する
なぜなら、その充電スポットで先客が充電していたら、その先を考える必要があったり
ときには故障中なんて事もある
今回も、3箇所ほど充電スポットを候補にした

当日は、朝6時に出発

自宅出発
夜のうちに自動的に満充電
100%で160km走行可能


土曜日だが早朝ということもあり、それでも多少の渋滞があったが、ほぼ順調に東関東自動車道、湾岸幕張PAに到着

自宅から、約1時間で63km走行
バッテリー残量69%、走行可能距離119km

ここで朝飯を食べながら、充電

陽の光が強いので
充電器の液晶パネルが見難い
充電前のメーターパネル
63km走ってあと119km走行可
ということは満充電で182km走れる
ほぼカタログ値の180kmと同じ
充電中にかき揚げそば
美味しゅうございました
30分の充電で69%→95%

東関道を佐倉ICで降りて、会場へ向かう

途中セブンイレブンに寄って、充電スポットの確認
最近はコンビニやガソリンスタンドの充電器設置も増えている

充電量は十分だったので、ここは確認だけで充電せず

そこからは20分程度で目的地の佐倉草ぶえの丘に到着

目的地到着
自宅から93.4km
バッテリー残量78%
走行可能距離132km
自宅まで余裕で帰れる

開場前から行列の大盛況

現地無事に到着

さてここからは、いよいよサクラ・オートヒストリーフォーラムの会場の様子をお伝えする

会場の佐倉草ぶえの丘は、広大な敷地にバラ園も備える公園
入場には410円かかるが、入場券売り場が9:00からオープンということで、大行列
開会式が9:30からというのに、熱心なファンが多い

開場前から長蛇の列

そして、いよいよ会場に入る

赤いクルマは MG TD(1952年式)
黒い方は MG-YA(1948年式)
MG TDと並ぶのは
シボレー スタイルラインDX(1949年式)

パレードランのスタート

9:30からの開会式に続いて、事前に選定された20台が付近の沿道をパレード

旧いクルマでも、自走できることが参加条件なので、続々と元気にスタート

参加者の中で一番旧いと思われる
ロールスロイス ファンタム(1925年式)
なんと約100年前のクルマ
優雅にスタートして行った
こちらも約100年前のクルマ
フォード モデルT(1926年式)
元気にスタートして行った

日本の旧いクルマも元気
スバル R2(1971年式)と
後方は、ダイハツ ハイゼット(1974年式)
おっ!ダルマセリカ
最初の愛車でした
トヨタ セリカ(1973年式)
いすゞ ジェミニ(1980年式)
バモス ホンダ(1971年式)
今年は晴れて良かった
「帰ってきたウルトラマン」
懐かしいですね
マツダ コスモスポーツ(1970年式)
後方は、三菱 デボネア(1981年式)
VW ワーゲンバス(1964年式)

愛車自慢トーク&トーク『ここが好き!』

パレードのクルマたちも無事に帰ったところで
11:00からは恒例のお楽しみ企画「愛車自慢トーク&トーク『ここが好き』」
毎回お馴染みのモータージャーナリストの飯田裕子さんが会場内を練り歩き
気になったクルマのオーナーにインタビュー

昨年は雨の中大変でしたが、今年は晴れて良かった

そして、ランチタイム
佐倉草ぶえの丘内にも食堂もあるが、キッチンカーも複数出店

セミナーで“お勉強“


さて、ここでクイズです
舞台上に特別されたクルマの共通点は?

トヨタ MR2(1989年式)
ホンダ NSX NA1(1992年式)
フェラーリ 308GTB(1979年式)

もう、おわかりですね
エンジンを運転席後方に積んだミッドシップカーです

ということで、午後からの第7回 オートヒストリーセミナー
テーマは「スタイリッシュで、ふだん使いのミッドシップが良い!」
講師は元トヨタ自動車デザイナー、鹿児島大学大学院教授、現 梅田晴郎事務所主宰の梅田晴郎氏
梅田氏はトヨタのデザイン開発部署で「マーク2」「スターレット」「セリカ」「MR2」「コロナ」などの外装デザインに関わった

今回、MR2が登場した背景、開発秘話など興味深いお話を聴くことができた

毎年、このようにテーマを決めてゲストのお話で“お勉強“して、クルマへの理解を深めることができるのも、このサクラ・オートヒストリーフォーラムの良いところ

右 講師の梅田晴郎さん
中央 司会進行の飯田裕子さん
左 サクラモータークラブの坂田会長

敷地内にはバラ園もあり、ちょうど見頃



講演の後は、主催のサクラモータークラブをはじめ各賞の発表


サクラモータークラブ賞は
なんとCG CLUBのIさん
シトロエンSM(1975年式)
写真中央がシトロエンSM
手前は、シトロエンCX

同じく受賞のトヨタ MR2
今回、セミナーのテーマとなった車両

SMC 賞バイク部門受賞
ホンダ スーパーカブC100T Rally
こちらも受賞車
日産ブルーバード
エステートワゴン(1966年式)
こちらも受賞車
トヨタ スポーツ800(1965年式)


他にも、ソアラ、ブルーバードSSSターボなども受賞されていましたが、写真撮っていなかったので、ごめんなさい

最後に会場をもう少しブラブラ


展示車だけで124台の車両と4台のバイク
とても掲載しきれないので、何枚かピックアップ

個人的に大好物
ダッジ・チャレンジャー
コンビニ段差 車止め注意デスネ
MR2
NSX
308GTB
VFR800の白バイと
ゼロクラウンのパトカー
グロリア 6 ワゴン

いやはや、本当に楽しい一日でした

それにしても、みなさん旧いクルマを大切に所有されていますね
大変なご苦労があると思います

そして、自分のサクラを含めて今どきの電気自動車が、果たして40年後50年後にこのようなイベントに並ぶのだろうか?
なんて考えると、寂しくなる

帰りに駐車場で見かけた
シトロエン 2CV
こういったクルマなら100年後も残るだろう
また、乗りたいな

そして電気自動車サクラは無事に帰れたか

それで、サクラさん、無事に電欠にならずに帰れたの?
はい、ギリギリでしたが、無事に帰宅できました

バッテリー残量が20%を切ると
このような警告が出ます
無事帰宅
往復183km
バッテリー残量17%
まだ29km走れる😆

今日も、最後までお付き合い、ありがとうございました

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