14202

これは、2022年10月23日に奈良クラブが出した観客数の記録。
この数字は、私が奈良クラブを現地で見て来た中では見たことがなかった。
多くても2000人程度だと思う。
少ない時は3桁しかいなかった。

J3へJFLから参入、昇格するにあたり、必要な要件の一つに観客数と言うものがある。
ホーム開催で平均2000人は超えており、3000人以上を目指せる事。
こちらの数字に気を取られ、かつて水増し不正が行われた。

濵田社長になり、数字は地域との関わりで積み上げていく事が明確になり、選手やスタッフ、ボランティア、サポーター、スポンサーが一体となり、奈良をスポーツで盛り上げていく動きが見えて来た様に感じた。

私自身についても、小学生の時に奈良でサッカーをはじめた。決して上手いとは言えないが、楽しくて好きになった。
社会人になってもまだまだボールは蹴っていたい。
Jリーグが始まった時に、奈良からJリーグチームがあれば見に行きたいって中学時代には感じた。

だから、奈良クラブの存在を知った時にはこれだ!って感じた。
まだまだ観客数が少ない関西リーグの試合を観に行った。
メインスタンドしか開かないし、それでもまだまだ席には余裕がある。
周りからしたら、そんな試合見に行ってるの?なんて言われた事も。

関西リーグからJFLになり、知名度も上がって来た。それでも観客数は劇的には増えていない様に感じていた。
その中で水増し不正が明るみになり、離れた方も少なからずおられたのは事実であろう。

しかしそこからの変化を感じています。
コロナ禍で観客数は伸び悩みがち、更に天候や日程にも悩まされつつ、それでも言い訳にはしない。
結果的にリセット再試合となったFC大阪戦、観客数はリセット前より減ってしまった。
残り試合では平均4000人以上と言う目標となっても諦めなかったチーム、選手、スタッフ。

残された試合での最大のヤマは、キングカズのいる鈴鹿ポイントゲッターズ戦。
SNSで試合前からすごかった。
濵田社長のチケット売れ行き速報と来場者数予想、明らかに今までとは違うって感じた。
各所からアナウンスされる奈良市の大渋滞予想に、奈良交通による臨時バスの発表。
akippaによる臨時駐車場の開設。
イベント企画もですが、スタジアムグルメがいつもより数が多いと言う案内。
そして都並選手の事を取り上げたテレビ。

試合当日のSNSもすごかった。
試合会場のロートF鴻池へ向かう人、
駐車場満車の案内、ドンドン増える入場者数、
スタジアムグルメへの列や完売したお店。
そして、14202の数字。

最近サッカーに興味を持ち始めた姪っ子ファミリーが観戦に訪れた様で写真とともに連絡きました。
それにしてもゴール裏にも人がいっぱい。
その前に出てるピッチ看板広告は私の会社のです。

入場者数は無事に要件をクリアできたので、
後は成績を確実に残していきたい。
JFL優勝を目指せるチームってとこ、見せてほしいです。

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