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【007】ジェームズ・ボンドが好きすぎてロンドンに行った話#001

はじめまして。「けん」と申します。読んでいただきありがとうございます。これから、旅に関することを中心に書いていきたいと思っています。

初回から少々マニアックですが、007が好きすぎて急にロンドンに行くことを思い立ち、007のロケ地を見に行った旅について書きます。
今回は自己紹介も兼ねて007ファンになった経緯やロンドンに行くことになった経緯と、少しジェームズ・ボンド紹介をします。あまり007に詳しくない方でも興味を持っていただけると嬉しいです。


ジェームズ・ボンド、007

007、ご存知でしょうか?有名な映画なのでご存知の方も多いと思いますが、ざっくり言うと以下のような映画です。

・イギリスのスパイ映画(元々は小説)
・主人公のボンドは、イギリスのエース諜報員で、コードネームが007
・敵を倒し、平和を守る

いわゆる、正義のヒーローですね。笑

シリーズ映画で、2023年時点で25作あります。
(厳密にはもう1作ありますが、プロダクションが違うのでシリーズに含めないことがほとんどです)

一番古いのは1962年の Dr. No (ドクター・ノオ)です。
ショーン・コネリーがボンド役を演じました。
ショーン・コネリーは少し前に、亡くなってしまいました。

2023年時点での最新は、No Time To Die (2021年)です。
ダニエル・クレイグがボンド役を引退した作品ですね。

シリーズ物だと人物や関係性などの説明はなく、知っていて当然のように話が進んでいくことが多いですよね。
007についてあまり詳しくないよという方のために、人物等について少し記載します。知っておくだけで、映画が理解しやすいと思います。

【007の登場人物】

・ジェームズ・ボンド(007)
イギリスの秘密情報部(MI6: Military Intelligence 6、正式にはSIS: Secret Intelligence Service)に所属するエース諜報員。
世界を股にかけ、危険な任務もスマートにこなす。
好きなカクテルは「ウォッカ・マティーニ」。
愛車は「アストンマーティン DB5」。
日本では007のことを「ゼロゼロセブン」と言うことが多いが、英語圏では「ダブルオーセブン」と言われる。
ダニエル・クレイグで設定がリセットされ、カジノロワイヤル(2006)で新米の00エージェントとしてスタートした。

・M
MI6の長官。ボンドの上司にあたる

・マネーペニー
Mの秘書。

・Q
ボンドに秘密兵器などを支給する。
QはQuartermaster(軍需品係将校)を意味する。
ボンドとのやり取りが面白い。
以前はおじいちゃん(←失礼)だったが、ダニエル・クレイグに変わってから設定がリセットされ、Qは若くなった。

・タナー
幕僚主任。Mの補佐的な役割をしている

・ブロフェルド
ボンドの宿敵。ダニエル主演の007では2作しか出てこないが、昔のボンド映画では何回も出てくる。結構しぶとい。白のペルシャ猫を撫でている。

【定番シーンなど】

シリーズものということもあり、定番のシーン等があります。

・「ボンド、ジェームズ・ボンド」
ボンドが名乗る時のお決まりの言い方。

・「Vodka Martini. Shaken, not stirred」(ウォッカマティーニをシェイクではなくステアで)
ボンドがカクテルを注文するときのお決まりの言い方。

・ボンドガール
作中に登場するヒロイン的な存在の女性がそう言われることが多いですが、明確な定義はないです。(映画の中でそう呼ばれるわけではないです)

007にハマったきっかけ

007ファン歴は約20年、現在30代です。

始まりはゲームでした。小学校5年生くらいです。
当時、Nintendo64のゲーム「ゴールデンアイ」が流行っていて、放課後は毎日友達の家で対戦をしていました。

その時は、『銃などの武器で敵を倒す、めっちゃ面白い対戦ゲーム』というだけの認識でした。
これが007を知ったきっかけです。
もしかしたら30〜40代の方には、同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか。

対戦だけでなく一人用ゲームもあって、シナリオに沿って任務をこなすゲームでした。
これがまさに1995年の映画「ゴールデンアイ」そのものなのですが、当時は全く知らず。。。

そして中学3年生の頃、ゴールデンアイは元々映画だったことを知りました。
DVDを借りきて見た感想は「ゲームと一緒だ!」(←映画をゲーム化したんだから当たり前)。

「化学工場の作りがゲームと映画で同じだ!」
「セヴェルナヤの基地が同じだ!」
「軍用書庫が、市街地が、軍用列車が、アンテナが...(略)」

初めて映画を見たときはこんな感じでした。
さらに「あれ、アステカは?エジプトは?出てこないの?」という疑問が残りました。

今となっては分かりますが、アステカは「ムーンレイカー」、エジプトは「死ぬのは奴らだ」「黄金銃を持つ男」「私を愛したスパイ」の要素をゲーム化したのだと思います。

。。。すみません。
ゲームをやったことがない方は何のことなのか分からないですね。。。笑

ただ、初めてゴールデンアイを見たときはシリーズものだとは気付かず、数年後にダイアナザーデイを見てようやくシリーズものだと理解しました。

それから映画がたくさんあることを知り、昔の作品は中古DVDを探して全シリーズ揃えていきました。
こんな感じで、いつの間にか007ファンになっていました。

一応、映画を見てから007ファンになったと自分では思っています。
(ファン歴約20年なので、いま30代半ばです)

全作好きですが、特に好きなのは以下です。
・スカイフォール(2012)
・カジノロワイヤル(2006)
・ゴールデンアイ(1995)

また、昔の作品は時代背景が今と違うので(冷戦時代とか)、ストーリー、街の様子、設備などに注目しながら見るのも面白いです。
ボンドを演じる俳優によっても雰囲気が変わります。

ロンドンへ行く決意

DVDを集め始めてからは、暇さえあればDVDを観ていました。
全部で25作(2023年時点)もあるのでなかなか飽きません。

社会人になり、正月休みにいつものようにDVDを見終わったときのことです。
ふと、
「これだけ007が好きなんだから、死ぬまでに自分の目でMI6の本部を見てみたい」
と思いました。
ロンドンへ行こうと思った理由はこれだけです。

MI6本部はロンドンに実在します。
昔はイギリス政府がMI6の存在を正式に認めていなかったみたいですが今は認めていて、MI6本部はロンドンに堂々と建っています。

ゴールデンアイ(1995年)以降、実際の本部が作中に描写されています。
これです。

スカイフォール(2012年)ではテロにより建物が爆破されてしまいました。
(もちろん実物は爆破されていません)

当時は社会人一年目の正月休み。
急な思い付きでしたが、次のゴールデンウィークで行こうと決意し、休み明けに上司に言って連休を確保しました。
(カレンダー通りの会社なので、飛び石で出勤日があった)

仲の良い会社の同期を誘ってみましたが、やんわりと断られました。笑
まぁ、そんなに興味のない映画のロケ地を見るためにわざわざロンドンには行きませんよね。笑

ということで、1人でジェームズボンドのロケ地を見るためにロンドンへ行きました。
次回から、実際の旅の様子を書いていこうと思います。

ロンドンで参加した現地ツアーの様子はこちらに書いています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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