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BRING ME THE HORIZONを見ました


こんにちは。いちけんです。
最近「勝利の女神:NIKKE」というソシャゲを始めました。今までソシャゲは読み物メインでゲーム要素のあまり大きくないもの(Fateやブルアカのようなボタンポチポチ系)しかやってこなかったし、STGは昔シージでボロクソに負けまくってからやってなくて若干の不安があったのですが、始めて見ると重厚なストーリーと高い難易度、オート操作のみでは勝てない場面でかなり本格的にSTGができるとあってどハマリしています。推しはアニスです。水着復刻しろ


今回は11/3にNEX_FESTに行ってきたよ〜って話です。しかし他バンドは一旦置いておいて、今回はBRING ME THE HORIZONのみを扱おうと思います。
4年越しの来日とあって楽しみにしてた人も多かった人も多いと思います。筆者は初めてのBRING ME THE HORIZONでしたがバチバチに狂いました。その様子を少しでもお伝え出来たらなと思います。
相変わらず文章柔らかめ本質情報ヌキ自分語りマシマシですが、良かったら読んで欲しいす。




BRING ME THE HORIZONとは

正直知らん人おらんと思いますが軽く説明を。

BRING ME THE HORIZON(以下BMTH)は2004年結成、イギリス・シェフィールド出身のメタルコアバンドです。しかしその音楽性はメタルコアという単語のみでは括れないほど多岐に渡ります。
初期のEPではThe Dillinger Escape Planを彷彿とさせるカオティックなバンドでしたが、2006年リリース「Count Your Blessings」より所謂デスコアへと変化。その後2枚デスコア・メタルコア的な作風のアルバムをリリースし、今年10周年の4th「Sempiternal」より電子音を取り入れたモダンな作風に。
続く5th「That's The Spirit」で更にモダンさを拡張させ、6th「amo」ではGrimesやRahzelといった著名なアーティストとコラボ。
日本ではBABYMETALとの対バンやSUMMER SONICへの出演、スマートフォンXperiaのCMへの楽曲「Medicine」の提供などで着実に知名度を獲得。
2020年にはEP「Post Human:Survival Horror」をリリース。先述のBABYMETALやYUNGBLUD、EvanescenceのAmy Leeとのコラボで話題を呼びました。
更に近日中にはEP「Post Human:NeX GEn」の発売も告知されており、今後さらにブレイクの予感がするバンドです。




NEX_FEST(2023/11/3)

で、そのBMTHが日本の幕張メッセにて開催したのがNEX_FESTです。
前後に「NEX_FEST EXTRA」と題して東名阪ツアーを行っています。(東京は11/4)
出演アーティストはこんな感じ。

休む暇なくてすごかったす

なんと筆者はこの日バチバチに寝坊をかましたためI Prevailからの参戦。しかし前3組の反響は凄まじく、この目で見たアクトに関しても一切隙がなく本当に凄まじいイベントでした。

初来日のI Prevail、スゴすぎでした

海外アクトに目が行きがちですが、国内アクトはやはり日本語が通じるというのもあってか、MCで伝わる気迫やライブパフォーマンスの気合の入りっぷりが凄まじく、BMTH見るまでもなく「いいイベントだったな…」と思わせられる一日でした。
しかし、その感想はBMTHのライブ開始と共に粉々に打ち砕かれることになります。



BMTHのライブについて

セットリストは以下の通り。

Can You Feel My Heart
AmEN!
Teardrops
Happy Song
The House of Wolves
MANTRA
Dear Diary,
Parasite Eve
Shadow Moses
Obey(w/YUNGBLUD)
DiE4u
DArkSide
Follow You
Sleepwalking
Chelsea Smile
LosT

En.
Itch for the Cure (When Will We Be Free?)
Kingslayer(w/BABYMETAL)
Drown
Throne

YouTubeで見ていた通りのショーでした

まず演出面が本当に素晴らしかったです。スクリーンを活用した、ゲームやアトラクションのような引き込まれる演出と照明によって没入感のあるライブでした。
セットリストについても本当に申し分のないものでした。昨今海外を中心にネットミーム化した「Can You Feel My Heart」を皮切りに、「AmEN!」「Happy Song」ではVo. Oliがモッシュピットを煽ります。「The House of Wolves」では特大のサークルピットがいくつも形作られていたようです。
「Post Human:Survival Horror」からは「Dear Diary,」「Parasite Eve」を連続で披露。名曲「Shadow Moses」を挟んでYUNGBLUDとのコラボ「Obey」、新曲である「DiE4u」「DArkSide」が続々と投下され、古参はもちろん若いファンもそこかしこでシンガロングする光景が見られました。
「Follow You」はアコースティックVer. を披露。エモーショナルな雰囲気と共にOliによるリフトの煽りで多数の肩車が見られました。
「Sleepwalking」では私事ながら見事に号泣。本当に溢れ出る涙が抑えられませんでした。
その後の「Chelsea Smile」は2nd「Suicide Season」収録の名曲。「本当はやりたくない(意訳)」なんていいつつプレイされたこの曲は今も色褪せぬ暴力性で、筆者もバカデカモッシュピットを開いてしまいましたね(照)。
本編の締めは「LosT」。直近のシングルだけあって盛り上がりが凄かったです。コチラもブレイクダウンではモッシャー多数。

アンコールはEP収録通りSEからの「Kingslayer」スタート。ステージ上でのBABYMETALのパフォーマンスは勿論、曲の終了時にBABYMETALのメンバー全員がOliとハグする姿も見られ、念願の完全版披露だけあって凄まじい盛り上がりでした。
その後は「Drown」「Throne」と名曲2曲で締め。常にフロアが灼熱状態で一切の余裕なく盛り上がっていました。

終演後「Steal Something.」が流れてたのも良かったです。


先程一日の感想見事に打ち砕かれた話しましたがBMTHライブ良すぎです。誰も勝てないって。





念願ってハナシ

BMTHと私が出会ったのは高校時代でした。
私は過去回でも述べている通り暗黒の高校留年時代があったのですが、精神的に本当に終わっている時期にこのバンドに出会いました。
きっかけは友達の紹介。「That's The Spirit」を最初に聴いたと思います。
最初はあんまヘヴィーじゃないなぁとあまりノれていなかったのですが、「Sempiternal」を聴いて全く印象が変わりました。
切れ味鋭めのモダンメタルコアサウンドに浮遊感のある電子音、そしてOliの独特なしゃがれ声のようなスクリーム…瞬く間にこのバンドに取り憑かれていきました。
インタビューなどを読むと「昔は薬物乱用で命を絶とうと思っていた」という言葉があったのも自分と重なって見えていたのを覚えています。
「Sleepwalking」で涙が出たのは、その頃のことを思い出したからだと思います。辛い記憶ではなく、BMTHや、他のヘヴィーなバンド達に助けられてきた、良い記憶として。
暗鬱とした、青春とも呼べないような時代にメタルコアと出会って、助けられて。そんな記憶が巡ってきて、今目の前でBMTHを見れている。その事実に感謝したいです。




おわりに

というわけでBMTHを見たよ〜って話でした。
高校時代の下り抜きにしても、私の音楽的趣向ドンピシャのバンドなのでめちゃくちゃ楽しめましたね。
執筆時点(11/4 1時頃)で明日もBMTHを見るのですが、逆に見ない方が良くね?1回のプレシャス大事にした方が良くね?になっています。
ちなみにNEX_FEST本編にも出演したKRUELTYのGt.ズマ氏主催フェス「Rotting Noise Tokyo 2023」にも参加する予定なので、新木場から幕張回して本当に屍になってしまう可能性あります。楽しみ。
2023年も大詰めですが、Bullet For My ValentineやWhile She Sleepsなどの来日公演も控えているので皆さんも色々ライブ行って、楽しかったで今年を終えましょう。

んじゃまた。


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