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「モモ」感想シェア会の話

3月17日

児童文学「モモ」の感想シェア会に参加しました😊

「モモ」は時間どろぼうから町を守る女の子のお話です。
シェア会では、主に、「時間について」や「効率化」そして「良い時間の使い方」について話し合いました。

それとは別に、僕の中で気になったこととして

・「時間ははかっても意味がない、時間は生きることそのもの、人の命は心を住処としている」のくだり→じっくり意味を考えたい
・聴く能力:本当に聴くことができるとはどういうことか?→素晴らしい才能、聴くことで相手の本当の力を引き出す→教育のあり方
・ビビガール:声は聞こえても心が聞こえない、噛み合わないモモとビビガール→この噛み合わなさは何?
・モモは実態のない鏡?→無色透明?→自分が映っている?
・カシオペア「オソイホドハヤイ」→「ゆっくり、いそげ」を連想
・カシオペア「私にとって時間は私の中にある」→意味を考えたい、自分自身の捉え方次第ということ?
・マイスター・ホラのなぞなぞ、「過去・未来・現在」→今ここが大切ということ?→中今の思想「過去を負い未来に責任を持ち今を精一杯生きる」

などなど。

帰宅後、奥さんとシェア会のことを話していると、奥さんは子どものころに読んだ「モモ」はあまり好きではなかったらしく、それについて話を聴いていると、モモの冷たさ、ロボ的な、綾波的な、無感情なところに違和感があるということで共感しましたが、そうすると、モモはやっぱり鏡のような気がして、モモは本当には聴いていないんじゃないだろうかと思えてきて、本当の聴く力とは何だろうというところがまた気になってしまいます。

と、いろいろ考えることは尽きませんが、初めて物語の感想シェア会というものに参加させていただいて、物語をただ読むだけでなく、あらすじをまとめたり、気になるところや感じたことを書き出してみたりすることは、理解を深める助けになり、ありがたいと思いまして、今後も感想シェア会や読書会などに積極的に参加させていただきたいと思いました😊

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