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皮肉過程理論から学ぶ、「禁止すること」のデメリット



「禁止」することの逆効果


あなたも経験があるはずでしょう。
「禁止」されたものが逆に頭から離れずに、
考えてしまったりやりたくなってしまう。

皮肉過程理論(シロクマ理論)
人間は何かを考えないように努力すればするほど、
かえってそのことが頭から離れなくなってしまいます。

例えば想像しやす簡単な例だと、
「タバコをやめなきゃ」→ 普段以上にタバコの事を考えてしまう
「ヘルシーな物をを食べなきゃ」→ ハイカロリーな物に目がいく

このように否定語を使ってしまうと、
逆にそれが自分の中で強く想起されてしまいます。


思考を避けるのではなく、別の思考をぶつける


例えば「ダイエット」に例にしてみましょう。
当たり前ですが適度な運動を習慣にし、
ヘルシーで低カロリーな食事を摂るのがベストです。
なのでハイカロリーな食事を沢山摂るのはもちろんNGですね。

しかしここでハイカロリーな食事を「禁止」するとどうでしょう。
お伝えした通り、かえってハイカロリーな食事を考えてしまい、
禁止されている事によって大きな負担になってしまいます。
そしてそのストレスに耐えられず食べてしまう…。
こうなってはダイエットの意味がありませんね。

なのでこの場合するべき事としては、
「ハイカロリーな食事を辞めなきゃ」と考えるのではなく
「ヘルシーな食事を心がけよう」と思うようにする事です。

大事なのは思考を避けるのではなく別の思考をぶつける。
たったこれだけで結果は変わってくるでしょう。


皮肉過程理論を活用しメンタルを死守


僕が思うにこの皮肉過程理論は、
メンタルヘルスに良い影響を与えると考えています。
実際僕自身も自分の思考のクセに気づき、
以前と比べてポジティブ思考が染み付いてきました。

もしあなたの心が傷ついてしまった時。
まず傷ついたメンタルを癒すには、
ネガティブ思考を頭から切り離すことが重要になります。
ここで無理に「ネガティブになるのを辞めないと!」と
考えるのではなく「ポジティブになろう」と考えましょう。

実際言葉で言ってみるのが良いでしょう。
大事なのは否定語ではなく実行語で。
「私はポジティブ思考になる」
「私は考えすぎないようになる」
「私のメンタルは回復していってる」
なんか馬鹿みたいに思われるかもしれないけど、
これが意外とめちゃくちゃ効くんです。

僕は本からこの理論について学びましたが、
正直最初はうさんくさいなぁとしか考えていなかったです。
でもメンタルヘルスや心理学の本を積極的に読み、
この考え方の大切さや絶大な効果を学びました。



自分の脳を欺いた者勝ち


人間は自身の思考をコントロールすることが
とても難しくほとんどの人は不可能でしょう。
でも少しくらいなら自分の脳を欺くことはできます。

今回紹介した皮肉過程理論は、
自分の思考のクセを利用し脳を欺く事で、
今後の人生に少しだけ良い結果をもたらしてくれます。

「仕事」「資格勉強」「受験」「ダイエット」などなど
もしあなたがこの皮肉過程理論を自分の人生に
上手に落とし込むことが出来たら、
確実にあなたは成功に近づくことができるでしょう☺︎

今日はこの辺でおしまいにします。
ではみなさま良い1日を☺︎








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