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INFPの「優しさ」と「価値観」の在り方

僕はINFPタイプでnoteで何度かINFPについて、
自身の経験を含め様々な発信をしてきました。

今回はINFPの「優しさ」「価値観」の部分についてお話ししたいと思います。

MBTIだけで人を判断することは決してありませんが、
INFPに限らず色んな人にこの記事を共感してもらえたらなと思います。


自分のために「人に優しくしてる」


少し誤解を生んでしまうような見出しになっちゃいましたね。笑

まずここで知っておいて欲しい事は、
INFPは基本的に自分軸を大事にしていく人々だということです。

でも自分軸を大切にしながら世渡りを上手にする人が少ないので、このストレスに溢れた社会を「人に優しくすること」でなんとか平和に軸を保ちながら生き残ろうとしています。

INFPは自分の人生の理想像がはっきりしていることが多く、それに基づいた行動をする人が多いでしょう。

基本的に理想主義なので周囲の人から、
「やりたい事の現実味がない」なんてことを言われることもあります。

そのため自分の理想を否定されるのを恐れて、
本当の感情を隠して普段生活しています。

表向きでは優しくて周囲の意見を聞いてくれる姿を見せますが、本当は否定される事を恐れてトゲのない人を演じてるだけなのです。


周囲の人が変わってくれる事を期待してしまう


INFPは理想主義者ではありますが、
時々まわりの人にもその理想を当てはめようとすることがあります。

自分が信じている「理想」「価値観」「正義」を相手に期待し、共感と安心感を求めてしまうことがあります。

もちろんINFPの全員がそういうわけではないですが、
これを共感してくれる人は結構多いのかなって僕は思います。

人との深い心のつながりを求めてしまうINFPだからこそ、知らないうちに相手と自分の理想を比較してしまうのでしょう。

だからといってINFPは相手に価値観の合致を強要しません。価値観は十人十色だということを分かっていて、相手の価値観を否定したりすることは決してありません。

そして人間の価値観は簡単に変わるものではないので、それを第三者が無理に変えることはできないでしょう。

それでもINFPは心のどこかで相手に期待してしまうのですね。もちろん期待するのは悪いことではありません。

ただINFPの「期待してしまう気持ち」は、
人生の生きづらさを与えてしまうこともあるのです。


他者に価値観を押し付けられたら全力で嫌う


INFPは基本的に価値観や考えを押し付けられることが嫌いです。

人々の考え方を柔軟に受け止めることはできますが、
相手の考え方に共感を求められてしまうと拒絶反応が出てしまいます。

これはINFPの少し矛盾していて面白い特性なのですが、心の中で自分の価値観や理想像を相手に期待しているのに、いざ相手が自分にそれをすると不快感を覚えてしまうのです。

めちゃワガママやん!っておもいましたよね?
でも案外間違いではないかもしれません。

僕の場合相手に「相手が傷つかない言葉選び」を期待していて、それを無意識に周囲の人(特に職場の人)に求めてしまいます。もちろん表に出すことは一切なく心で思ってるだけです。

でもこの世界ではどんな環境にも、
「自分の価値観を周囲に分かってもらおうとする人」
という人たちがいますよね?

それは例えば「仕事のやり方」「人間関係の作り方」
「お金の使い方」「時間の使い方」「家族の関係のあり方」など。

この自分軸を相手に正面から求めようとする人たちをINFPは心から不快に思ってしまうのです。

同族嫌悪と近しいものを感じますが、あなたはどう思いますか?

こうして考えてみるとINFP自身が苦手な相手の特性を、自分の心の中に飼っているのかもしれませんよね?そう思うとINFPは本当に興味深いなと思います。


歪んだ正義感や信念を持ってしまうことがある


INFPは理想主義でもあり個人主義なので、
ひとりで目標に向けてコツコツ行動できるタイプです。

ですがひとりで突き進みすぎて周囲が見えなくなって、自分の正義感や信念が歪んでしまうことがあるのです。

周囲が見えなくなってしまうことで、
すべての判断基準が「自分の考え」だけになってしまうので、周りから見た時「この人ズレてるな」って、
思われてしまうこともあるのです。

個人主義で自分軸で生きるのは素敵なことではありますが、その自分軸が周りからどう見えてるかというように、たまには俯瞰してみることが大切ですよね。

物事の良し悪しを自分で決めることも大事ですが、
多くの人が助け合って生きてるこの世界では、
お互いの自分軸を受け止め合うことが最も大切なのです。


幸せの価値観の中に「孤独」がある


INFPは幸せの価値観の中に、孤独な時間を必要としています。孤独と聞くとネガティヴな印象になってしまいますが、「独り」ではなく「ひとり」のイメージです。

僕を含めINFPの人々は、ひとりの時間を死守します。
他者と心から深く繋がることを求めてはいるけど、
それは十分に「ひとりの時間」があってからこそなのです。

内省して答えを自分なりの導きだすのが得意で、
その時間がINFPの心の充電時間にもなります。

ひとりの時間を創作に使ったり、一人旅をしたり、
僕みたいにnoteでダラダラと自分語りをしてみたりと。この時間は心の余裕をつくるうえで必要不可欠になってきます。

ただ時々INFPが大切にしているひとり時間を、
「寂しく孤独だ」と定義してしまう人もいます。

例に僕は常に誰かと行動するのが好きな友人がいます。ご飯を食べに行ったり、ちょっとした買い物も誰かと行く。そしてSNSには常に誰かと一緒にいるのを見る。

もちろん僕はその友人を否定するつもりはないし、
そうやって心が満たされるのであればいいと思っています。

でもその友人は僕のひとりで過ごす時間に対して、
「ひとりだと悲しくない?」「その時間って寂しくないの?」という言葉をなげたことがあります。
相手の単なる疑問で、悪意があったわけではないと思います。

でも僕は価値観を否定されたようで落ち込んでしまいました。というより「ひとり」=「孤独で寂しいもの」と思われたことに対して、相手にすこし失望してしまったのです。

今ならそういう考え方をしてる人もいるんだと受け止められますが、以前の僕はそんな心の柔軟さなんてなかったので、ただただ落ち込んでしまっていたのです。

このようにINFPだけに限らず「ひとり時間」を、
とても大切にしている人達がいることを知ってもらいたいです。

「ひとり」は「孤独」とは違うのです。
これこそ価値観の押し付けになってしまうかもしれませんが、僕の信念のひとつなのです。






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