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戦国時代のドラッカー先生だったリーダー

6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
 
第1回目は、北条氏綱(1487年~1541年)です。戦国時代の武将で、小田原を拠点とした北条氏の2代目です。創業者である北条早雲と比べると知名度が低いですが、早雲の時代から確実に領地を拡大しており、名君と評価されている人になります。
 
私が本書で北条氏綱を取り上げた理由は、リーダーは競争に勝ち、目標を達成しようと本気に思うなら、人の長所を活かし、短所には目をつむるべきことを伝えたかったからです。
 
現代に生きていても、自分を基準としてメンバーのことをみてしまい、自分ができることをメンバーが出来ないとイライラすることもあるでしょう。しかし、それでは組織としての総力を引き出せず、目標を達成することができないのです。リーダーはメンバーの短所には目をつぶり、長所を活かさないといけないのです。これは、経営学者として有名なドラッカー先生が「強みを活かす」と言っていたことと同じです。
そして、強みを活かすためには、リーダーの心構えや、強みの見つけ方、活かし方について学ぶ必要があります。
 
本書では、北条氏綱が後継者のために残した遺訓を紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「部下の長所を活かしてこそ、名リーダーというものだ 北条氏綱」をぜひお読みください。

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北条氏綱

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