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日本経済新聞レビュー

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1週間で興味深く感じた5つの記事を取り上げていきます。
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記事一覧

労働契約を超えた人事移動は、これまで以上の丁寧な対応が必要

もう1週間前の日経記事ですが、4月27日の日経新聞朝刊1面「同意ない配置転換、職種限定では違…

100年以上成長し続けた企業グループの祖業とは

今週の日経新聞で私が一番目をひいたのは、セブン&アイ・ホールディングスが傘下のイトーヨー…

ディズニーは魔法を取り戻せるのか

4月5日の日本経済新聞の記事「ディズニー、総会委任状争奪に勝利 アクティビスト対策に5000億…

人を受け止め、歓迎できるようになるためには

本日(3/23)付けの日本経済新聞に「銀行変身(下)働き方アップデート「退職者カムバック」歓迎 …

高度専門人材が活用できるかどうかはリーダーシップ次第

2月17日の日本経済新聞4面に気になる記事がありました。それは、「博士採用ゼロ、大手の2割 …

在庫増大の原因が変わってきているのではないか

今週の12月5日(土)の日経新聞1面の「世界の製造業在庫、コロナ前比3割増 中国減速で削減に遅…

お客様第一のためには仕入先も第一であるべきでは

先月29日の日経新聞に「価格交渉拒否は独禁法違反 公取委が指針 中小の賃上げ促す」という記事がありました。公取委が企業が取引先(仕入先など)との交渉に応じず価格を据え置けば独占禁止法に違反するとの指針を出したとの記事でした。 特に中小企業が大企業に対して製品を供給する場合などにおいて、力関係から大企業が製品値上げの交渉自体に入らないことがあります。このような事が少なくないため、公取委がこのような指針を出したのでしょう。 この記事を読んだ時に感じたのは、「企業がお客様に

今月の「私の履歴書」

今月の日本経済新聞の「私の履歴書」は、住友信託銀行(現在の三井住友信託銀行)で社長を務めら…

2024年問題と各地方の物流機能の活用

本日10月7日の日経新聞3面にて「物流14万人不足 解消半ば」として、物流の2024年問題が取り上…

内閣改造・自民党役員人事から感じる、人事の基準はトップの権力を維持することなのか

今週の日本政治の最大のトピックは内閣改造・自民党役員人事でした。 私は、今回の経緯をみて…

昔のストライキと今のストライキ

中学生のころの話しです。少し家から遠くの私学の中学校だったので、バスで通っていました。広…

なぜ読めても書けないのか

自分自身で文章を書くのが苦手、と言われる大人は多いことです。苦手は苦手なのだから仕方ない…

言葉の言い換えにより、分かりやすく、楽しくすることの大切さ

今日の日経新聞朝刊12面の「奈良弁の「万葉集」10万部古き「恋バナ」今風ワードで」はとっても…

ビックモーターさんのノルマ設定を考える

世間を賑わせているビックモーターさんの件は色々と考えさせれますが、その中でもノルマの設定については考えさせれました。 日経新聞7月29日朝刊の社会2面「過大ノルマ、不正招く ビックモーター立ち入り」という記事の中に、次のようなくだりがありました。 「社内では車両1台あたりの修理のもうけを「@(アット)」と隠語で呼びあい、14万円前後がノルマとされた。(中略) 車の損傷状況によって変動するはずの修理のもうけに課された過大なノルマ。男性はプレッシャーから「不正をやるしかな