見出し画像

#3.5 拾った石の紹介

全くアクアリウムらしくない内容________。

に思えるかもしれません!

しかし!!
アクアリウムは魚だけでなく水槽内の環境(風景)も大事な要素の一つです。石組みが構成要素の大半をしめる渓流水槽において、石は最も重要な存在の一つと言えます。
 見た目の良さだけでなく、魚の隠れ場所にもなる石は魚がのびのびと暮らすためにも必要不可欠な要素なのです。他にも自然界では、川底が削れて行くのを守り、水の流れをコントロールしているなど、石は自然界の中でも重要な役割を担っています。🪨




そんな大切な役割を担っている石。🪨
先日拾った石たちがとてもよかったので紹介させてください。(^^)

大きめの石たち


今回は渓流水槽はどこに行ったと言わんばかりに、淡々とお気に入りの石を紹介していく内容となっております。

あげている石の名前は、図にのった自分が考えたものです。見せたい石が多くなってしまったので、気になる名前の石があれば目次から見ることもできます。

石の紹介

1.サドル石

まず一つはサドル石
自転車のサドルのような形状をしているところから名付けられました。
大きさは15センチくらいです。

サドル石

この石の一番の特徴は、そこの面が真っ平であるということ。
それは、水槽の壁面にぴったりあてはまるということを意味します。それにより、水槽の外に繋がっていくような自然から切り取ったような石組みを作ることができるかもしれないと期待しています!!(^^)

また、独特な突起が影を作り、魚が安心できる場所になるといいかなという狙いもありこの石を選びました。

2.網石

この石の模様がとても気に入っています。(^^)
個人的に白い模様が渓流の流れを表しているようで、今回目指す渓流水槽がもつ涼しげな印象にピッタリではないでしょうか。

網石

かつて岩の割れ目に石英の成分を多く含んだマグマが流れ込んで固まってこの模様になったみたいです。
本当にかっこいい。

この石のゴツゴツ具合も気に入っていて、どの向きで配置するか悩みます。ベストです。

他にも模様入りの石。(^^)

こういった石は模様がないシンプルな石組のなかのアクセントとして使えそうです。

3.獅子石

ライオンみたいな色をしているので獅子石と名づけました。

戦い抜いたかのような茶色い荒い筋や、ところどころ青い色が入っていたりと、見れば見るほ複雑な模様があります。

上面と底面は平たく別の石を載せやすく。
側面の凹凸は角ばっており、威厳があります。

青系統の色の石が多いなかでこの獅子石もまた、アクセントになるかと思います。

4.耳石

右側に耳のような突起があるため耳石。(少々無理やりかも)

こちらの石は表面の青みがかった灰色がとても綺麗。耳の下でドジョウが隠れたりできるといですね。

5.鯨石

鯨みたいな色味と、拾った中で一番長い石なので鯨石。面の広さを生かしてダイナミックさを演出できそうです。
川原で行った仮組では、鯨石を水槽の奥の方に置いて、サブ主役みたいな役割をになってました。

他の石はどこか真っ平らな面があるのに対して、鯨石は真っ平な面がない点を気に入っています。


上面のくぼみでヒナハゼに休憩して欲しい。

上面の波打つような形状や、左下の欠け具合も絶妙。
立てて、壁にするのも良さそう。

6.龍石

龍を思わせる険しい表情。
色彩も豊かで濃い灰色からベージュまでさまざまな色味で構成されたダイナミックな形状を持つ石。

水槽の主役になるのではないかと考えています。

鱗のようです。

8.波石

波のような模様が特徴的。
この石は水槽内のどこかに単体で配置したい

9.版画石

画像だとよく見えないかもしれませんが、
右にある石は、
表面にガラスの細かいひびのような黒い線がびっしり入っています。
不思議な模様の石です。
他の石も全体的に角ばっており、丸い石が多い中でのアクセントになってくれると思います。

表面がスベスベしている。

その他の石

ここからはテンポよく特徴的な石を紹介していきます。

断面の模様がかっこいい【滝石】
左側面の凹凸具合がいい。
中心に茶色い「く」の字がある
【く石】
【肉石】上面の切り込みがいい感じ。
こういう渋みのある石もまた水槽内の石組に
バリエーションを与えます。
【大たまご石】
ウズラのたまごのような
マダラ模様があるのはこの石だけ。
【ひよこ石】
色味がひよこみたい。
【層石】【夏目層石】
層のように見える。


長くなりました。。
いかがでしょうか。。

川原の中で無数にある石。
同じような石でも一つ一つ表情が全く異なります。私は、普段ミクロな目線で普段水槽を見ています。ですから、石の細かい模様の差にもこだわって選びました。

 今あげた石たちは、石のコレクションと違って、一つ一つ箱に保管して飾るのではなく、実際に水槽内の他の石と組むかたちで配置されます。他の石との相性や組みやすさ(他の石の乗せやすさ)、魚の隠れ家になるような窪みなどにも意識して集めています。

アクアリウムショップであまり扱われていない石で石組みを組むのもなかなかいいものだと思います。

水槽の中での石の見え方

最後にこれらの石は乾いた状態のものなので、実際に水の中に入れてどのような見え方をするのか確かめてみました。
ご参考までに

以下の写真は、バランスを見ながらおいたのではなくテストなので、適当に水槽内に放り込んだだけのものです。

カッコ良すぎる


水に入れてみると思っていた何倍もかっこいい、、、、

理想としていたものに限りなく近いです!!

苔が生えたら掃除が大変そう、、、
苔管理には十分注意したいものです。



右の黄色い石がひよこ石や肉石に近い色の石。
その他の灰色の石は鯨石やサドル石などの灰色の石近い色の石です。

中央の石は滝石。かっこいい。水中で見た方が照明もあってか、より一層石の凹凸が強調され迫力が出ます。右の版画石の模様もはっきり。 

どの石も水中で見た方が魅力的に見えます。


素晴らしいです。✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?