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[無料]超小型バーナーヘッドBRS-3000Tの良いとこと悪いところ

中国のBRSというブランドが小さなガスバーナーを出していまして、私は2016年8月に購入しました。当時の値段が1,700円。一時期はAliExpressで500円くらいで売られてたりもしましたが、現在は円安の影響もあるのか、だいたい2,000円くらいで売られているようです。

現行の型番としてはBRS-3000Tで、私が買ったものもパッケージにBRS-3000Tと書かれているので、型番的には同じ製品のようです。

当時のパッケージ。大黄蜂はスズメバチのことで、最近のパッケージにはHornetと書かれているようです

現行品は下記のリンク先から買えます。

大きさや重さ

こんな感じのサイズ感になります。五徳を畳んだ状態で長さ48mmくらい。

五徳を展開すると直径78mmくらいになります。

五徳展開時の直径が小さく3本しか出てないので安定性には欠ける

重さはバーナーヘッドだけで25g。

スタッフバッグ込みで27gです。

参考までに、EPIのREVO-3700はバーナーヘッドだけで99gです。

2つ並べるとこんな感じになります。

左がEPI REVO-3700、右がBRS-3000T

炎はこういう感じ

BRS-3000Tで着火するとこんな感じ。着火装置は無いので、着火するには別途ライターなどが必要です。

強火
中火
弱火にするとロウソクの様な赤い炎になります。

良いところ

  • なにしろ小さくて軽い。

  • 小さなコッヘルとの相性は良い。

  • ハードに使うよりは、予備やお湯をちょっと沸かせればいいなど、限定的な使い方を想定するのなら並ぶものは無い。

悪いところ

  • 五徳が小さいので大きなコッヘルなどを乗せると不安定になる。

  • 炎の直径が小さいので、フライパンなど底が広いものとは相性が悪い。

  • 火力を強くすると、まぁまぁうるさい。

  • 弱火で使うとコッヘルの底に煤が付いてしまう。

下の画像の様に、青い炎がコッヘルの底に当たる様な火力なら問題ありません。

BRS-3000Tの強火

しかし、火力を絞って赤い炎が底に当たる状態だと、底に黒い煤が付いてしまいます。おそらく不完全燃焼をしているものと思われます。

BRS-3000Tの弱火

こんな感じになります。

指でこすると指が黒くなります。

REVO-3700はどんなに弱火にしても煤は付きません。私は弱火で長時間使うことが多いので、弱火での安定性を重要視しています。

肉や野菜を焼きながらのテント泊が好きで、強火だと焦げ付いてしまうため弱火で焼く。
REVO-3700の強火(最高火力ではないけど)。
弱火。常に安定した炎を出してくれる。

REVO-3700は1万円くらいするバーナーヘッドなので比較するものではないのかも知れないけど。

私は信頼性と携帯性を高く評価していて、メインのバーナーヘッドとしては
REVO-3700を使っています。買ってから18年経つけど全然壊れないので耐久性もすごい。着火装置も真冬以外は使えます。真冬はガスの気化が弱いので着火装置が使えないことがあります。なのでライターは必須です(電子式は不可)。

BRS-3000Tを上手く使うコツ

  • 弱火では赤い炎が出てコッヘルに煤が付くので、火力を上げて炎が青い状態で使うとよい。

  • 早朝や深夜は、音がうるさいので強火にしすぎないように。

  • メインのバーナーヘッドの予備として持つのもよい。

  • 小さいコッヘルやシングルウォールカップを使うとよい。超軽量湯沸かしセットを組めます。


わぁい、サポート、あかりサポートだい好きー。