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Midjourneyでメディア系学生の集合写真を作ってみた:一戸信哉の「のへメモ」20230507

新年度に入って1ヶ月。ラジオ放送もようやく軌道に乗り始めたところで、GWに入りました。新しくゼミに参加するようになった2年生も、意欲的で元気のあるメンバーが多く、これからが楽しみです。

関係するメンバーが増えてくると、全員がそろった集合写真はなかなかとることができず、現在のMCが全員揃った写真は、まだ撮影できていません。また、番組のnoteでは、曲紹介記事では使う写真がなく、担当メンバーが「みんなのフォトギャラリー」から写真をお借りして記事を作成していることが多いようです。

曲のイメージを表す画像だけであれば、生成系AIを用いても、結構いい画像ができそうです。そもそもラジオ番組なので、実際には番組内容がわかるような画像があれば、番組告知の方でもAI画像で事足りるという考え方もあるかもしれません。

というわけで、最近話題のChatGPTではなく、画像生成のMidjourneyを使って、番組に使えそうな画像を作ってみることにしました。Midjourneyも最近バージョンアップがあり、とてもAIで生成したとは思えない、イラストや写真(風の画像)ができてくるというので、番組のイメージに近い画像を作ってみました(実際には無料アカウントでの実験なので、おそらく最新バージョンではないでしょう)。作成にあたっては、以下の記事を参考にして、discordの初心者向けのチャットで画像を作ってみています。

まず大学生たちが「取材」にいく感じの画像です。カメラやマイクを持った学生たちがキャンパスでとった集合写真を作ってもらいました(英語で「呪文」を書いてやる必要があります)。最初に出てきたのがこちら。

若者たちがカメラやマイクを持って、どこかに取材に行くという雰囲気が、非常によく描き出されています。「smile」と入れておくと全員笑顔です。

ちょっと「都会感」(?)がありすぎるので、敬和学園大学の風景に近い感じで、山を背景に入れてみました。大学のある新発田市の周りには、飯豊連峰という山脈が走っていて、春先でも雪が見えて、そのイメージを追加してみます。

写真が一部白黒になり、さらに全体の雰囲気も「昭和」になりました。雪山を入れたので服装が厚着になり、服のデザインが少し古くなったのでしょうか。「都会」っぽさもなくなった感じがします。

次にラジオ収録の風景も作ってみました。敬和キャンパスレポは、普通の教室で制作しているのですが、今回は見栄を張って(?)、豪華なキャンパス内でのスタジオ収録という感じで作ってみました。イラストっぽく作ることもできるのかと思い、cinematicとかrealisticとか、書き加えました。

一部がマンガ風(?)のイラストになって出てきました。立派なスタジオで爽やかに微笑んでいる姿が出てきました。Midjourneyでは、4枚ずつ候補が出てきて、その中から一枚だけ拡大したり、その一枚をベースに派生作品を作ったりすることができます。いくつか作ってみました。まずマンガ風の亜種をいくつか。

いろいろ表情が変えてきましたが、すべてメガネをかけた2人になっています。もうひとつ、右下の(Midjourneyのナンバリングで)4番もいろいろ試してみます。

同じ雰囲気の2人ですが、少しずつ表情が違っていますね。discordで他の人が作っている画像を見ると、有名人の名前を入れて作画したものが結構あり、少なくともタレント・政治家などの有名人については、写真の捏造ができてしまいそうな感じもあります(イラストも多いようで、実写の画像をどこまで再現できるのかはわかりません)。どんどん出来上がっていく「虚像」、大変面白いのですが、どこまで使っていいものか、いろいろ考えさせられます。

敬和学園大学については、キリスト教系の大学のキャンパス、桜の季節、後ろに雪山、というような設定で、学生たちがキャンパスを歩いている姿を作ってみました。写真は連峰で設定するのを忘れたので、ちょっと形が違います。



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