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りんご娘が友人関係を歌う「KE・YA・GU」:一戸信哉の「のへメモ」 20240501

青森のご当地アイドル「りんご娘」が2024年3月27日に5th Album「Diamond」をリリース、これにあわせて「KE・YA・GU」という新曲のMVがYouTubeで公開されました。

歌詞のほとんどが共通語なので、だいたいの雰囲気でわかるとは思うのですが、友達との信頼関係を歌っているものです。タイトルにもなっている「KE・YA・GU」というのは、津軽弁で、地元の人ならばみんな知っている言葉「友達」という意味です(青森県でも、南部地方では使わない言葉かもしれません)。

繰り返し出てくる「わはなのけやぐ」。あえて、短い津軽弁の表現になっています。「わたしはあなたのともだち」という意味ですが、「わはなのけやぐ」というと、短くてテンポもよくなりますね。「わたしはあなたの友達」というのは、「友達だよね?」(けやぐだいな?)とか「ずっと友達だよ」(ずっとけやぐだね)とか、もう少しほかの要素が加わることが多いとは思いますが、あえて「わはなのけやぐ」とシンプルなフレーズにすることで、意味がわからない他県の人の耳にも残りやすくなっています。

「けやぐ」という、濃い目の方言を連発しながら、曲やMVは洗練されているというギャップ(?)に、青森関係者は心地よさを感じますよね(と、長く故郷を離れている私が代弁していいのかはわかりませんが)。

青森の曲や話題、ぜひ番組でもやってみたいのですが、なかなか機会がありません。企画の谷間の週にでも、青森特集でもやるといったら、協力してくれる学生MCはいるかな?

学校内でのロケは、弘前学院聖愛中学高等学校で行われたようですね。
(新潟でロケ地をお探しの方は、敬和学園大学のキャンパスもご検討ください。暖かい季節は、よく手入れされた花木が美しいです。)


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