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「伝える」ための学び

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noteで学ぶ「伝える」こと
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具体的些末的な問題から「普遍」を見出す

以前、哲学をやっているという人から「篠原さんももっと高尚で難解な形而上の問題に取り組めばいいのに」と勧められたことがある。あいにく私はそうしたことに関心がない。もちろん、そうしたところに突入していく人には敬意を持っている。私にはできない芸当だと認めている。他方。

私はそうした難しいことを考えるのが苦手。そもそも興味も湧かない。ほかの人が達成したことに「へえ!」と驚き、感心はする。面白いとも思う。

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SNS集客と拡散の見本とアイデアを6つ紹介します!どんな投稿がバズるの?

SNS集客と拡散の見本とアイデアを6つ紹介します!どんな投稿がバズるの?

最近ブログのSEO対策が難しくなってきたからかSNSに力を入れて集客す人が増えましたね!

SNSの素晴らしいところは初日から作品が多くの目に留まる可能性が高く、運が良ければ1ツイートが何度も拡散されて一気に知名度を獲得できることです。

SNSで集客するコツはコンセプトと非常識SNSで集客するためには「マインドシェア」が重要だと言われています。
つまり共感っすね。

正確な情報ではなくて感情を動

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マーケティングを理解する上で読んでおきたい記事3選とメモ vol.1

マーケティングを理解する上で読んでおきたい記事3選とメモ vol.1

SNSの発達で誰もが情報発信できるようになった現代社会。未だに良いコンテンツが作れれば売れると思っている人が多いと思います。実際に、面白い記事を書くライターさんを何人か知っていますが、コンテンツをどう認知させれば良いかがわからずに埋もれて終わってしまうパターンはとても多いと感じています。

これはライターに限らず編集者も同様です。少なくともWEB媒体に携わる編集者はマーケティングの理解なくして編集

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これからの世界でこそ、「弱い(そして広い)つながり」が大切になる

これからの世界でこそ、「弱い(そして広い)つながり」が大切になる

 「親友」がいてこその豊かな人生。あたり前のように言われるが、はたして本当だろうか? それは一部は合っているかもしれないが、決してそれだけではないはずだ。

 特に仕事やキャリアという観点では、少数の「強いつながり」の友人よりも、弱く広いつながりの知人が多いことが人生のチャンスを増やす可能性が高い、という研究は有名だ。今回はこの「弱く広いつながり」について、特にSNSでの交流関係を例にして考えて

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伝わる文章は、コミュニケーションの「高さ」に気をつけている。

伝わる文章は、コミュニケーションの「高さ」に気をつけている。

意外と忘れられがちなコミュニケーションの「高さ」指摘されると重要性を感じるのに、意外にちゃんと意識されていない文章作法のひとつに「コミュニケーションの高さ」がある。かんたんにいえば、書き手と読み手とのあいだでの「意識のうえでの上下関係」みたいなものだ。実際には文章だけでなく、会話を含めたコミュニケーション全般にあてはまることだが、そこへの配慮は、文章を「伝わる」「共感できる」ものにするうえで不可欠

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いいタイトルの研究〜シンプルな言葉と余韻と機能美

いいタイトルの研究〜シンプルな言葉と余韻と機能美

記事のタイトルをつけるのは、編集長の仕事だ。

読者のファースト・インプレッションを決めるタイトルは、言うまでもなく重要である。面白そうであれば、読む。つまらなそうであれば、スルーする。タイトルの良し悪しは、そのまま雑誌の売上に直結するからだ。

「タイトルをつける人」すなわち編集長は、その責任を負っている。

タイトルには編集長の編集者としての「美学」が如実に現れる。100人編集長がいれば、10

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息長く飯を食っている人がやっている3つのこと

息長く飯を食っている人がやっている3つのこと

一時期ものすごく元気に気を吐いていたのに、そのうち見なくなってしまう人と、仮に目立たなくても長い期間、飯を食い続けている人の違いとは何でしょうか。

業界や職種にもよると思いますが、少なくとも、フリーランスやコンサルっぽい仕事をしている人であれば、「書く」「話す」「実務をしている(実務ができる)」の3つのバランスが良い人だと思います。

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僕は26歳~27歳の2年間、マーケティング会社に勤め

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スポーツ万能になるために、特定のスポーツを始める前にやるべきこと。

スポーツ万能になるために、特定のスポーツを始める前にやるべきこと。

熱心に子どもの成長をサポートをしている保護者や指導者の方に向けて。
サポートは絶対に欠かせないからこそ、正しい努力の方向性を見つめ直す機会になれば幸いです。

下記は僕が尊敬してやまない武井壮さんの動画です。6分強なのでぜひ。
これ見るだけでも勉強になると思います。

動画見ていただけましたでしょうか。

動画内でも武井さんがおっしゃってるように、スポーツ万能になるには
「自分の身体を思った通りに

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考える技術が上がれば、仕事のパフォーマンスも上がる

考える技術が上がれば、仕事のパフォーマンスも上がる

いきなりだけど、考える技術が上がると、次のような効果がある。

1から3を繰り返していると、次第に自分自身にインプットされる情報の量と精度が上がり、自分自信がアウトプットする情報や表現の精度が上がる。僕はその繰り返しをブログやnoteといったインターネット上で7年以上続けてきた。

7年前はどこにでもいる普通の会社員だった僕は、今ではスポーツ関係者や大学の教員の皆様に混じって800名近く動員するス

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あるレジ打ちの女性

あるレジ打ちの女性

新型コロナの影響で未だチームの活動が再開出来ない中。
こんな時だからこそ毎日、本棚から読み返しています。
新書も良いですが何度も読む中からの新たな感じ方を楽しいんでいます。

スポーツ同様に書物も人の心にエネルギーをいただけますね。

今回も心に感じました。

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「あるレジ打ちの女性」

その女性は何をしても続かない人でした

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「速く・上手く」原稿を書くために必要なこと。

「速く・上手く」原稿を書くために必要なこと。

先輩編集者の「5つの教え」 文章を書くことを仕事にしている人にとって、大切なスキルのひとつが「速く書く」ことだ。じっくり時間をかけて大作を書き上げる仕事にも、もちろん意義はあるが、僕も含む「組織ライター」にとって、そういう仕事は稀である。というか、ほとんどない。なぜならば、大抵の書き仕事の場合、僕ら自身のクリエイティビティなど求められていないからだ。

 当たり前だが、創作性よりも、締め切りや納期

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文才の有無に関係なく、誰でもそれなりに整った文章を書くコツ

文才の有無に関係なく、誰でもそれなりに整った文章を書くコツ

 文章の書き方に正解はない。

 ただ、ちょっとした「コツ」みたいなものはあると思う。

 僕は会社に入ってから9年間、「週刊文春」と「文藝春秋」の編集部で、文章に携わる仕事をしてきた。

 たかだが10年足らずの経歴で何を偉そうに、と思われる方もいるかもしれないが、最近になってようやく、「文章を書くコツみたいなものがあるのではないか?」ということに気がつき始めた。

 もちろん一流作家のような芸

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