慶運寺

三重県鈴鹿市にある浄土宗寺院です。

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マガジン

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    浄土宗慶運寺がお届けするお念仏情報誌。毎週金曜日更新!

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最近の記事

《お念仏だより#148》転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)

法然上人の御法語を 御存じでしょうか? 法然上人が残されたお言葉を 31の章に分けて表したもので 前編と後編があり、 毎日1章ずつ読むと 二か月で読み終えられます。 その御法語の後編第27章に 転重軽受という 話が出てきます。 転重軽受とは、 重いものを転じて 軽く受け取る という意味です。 例えば、重い病気も 阿弥陀如来の力で 軽く受け取らせていただく ということです。 悪いことをした 覚えもないのに なぜ、自分だけが 病気に苦しまなければならないのか と、嘆く人

    • 《お念仏だより#147》10年日記

      10年日記というアプリを 昨年から使っています。 アプリというのは 便利なもので、 スマホで書いたものが パソコンで読めます。 パソコンで書いたものは スマホでも読めます。 書きたいときに書いて 読みたいときに読める わけです。 今日の日記を書くとき 昨年の今日の日記が 表示されます。 1年前はこんな日だった。 と、思い出します。 ずいぶん前の ことのように 感じることもあれば、 つい最近のことだと 感じることもあります。 時間の経つのは、 誰にも平等だとい

      • 《お念仏だより#146》山のお寺の鐘が鳴る

        祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 平家物語の冒頭です。 祇園精舎とは お釈迦様の住まいです。 お釈迦様の時代から お寺には鐘の音が よく似合います。 お寺の鐘と言えば 除夜の鐘が 思い浮かびますが、 夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る おててつないで皆帰ろ カラスと一緒に帰りましょ と、童謡にもあるように 時計の無い時代には、 お寺の鐘が 時計代わりだったのです。 今でも、 夕方には、 入相の鐘を撞き それを合図に 遊び疲れた子供たちが 家路に

        • 陰陽師0を見ました。山崎賢人のアクション3部作というところでしょうか。アクションシーンは見ごたえがあります。伊勢の斎宮と出てくると、地元のことで、気になります。呪術廻戦の実写版という雰囲気でした。

        《お念仏だより#148》転重軽受(てんじゅうきょうじゅ)

        • 《お念仏だより#147》10年日記

        • 《お念仏だより#146》山のお寺の鐘が鳴る

        • 陰陽師0を見ました。山崎賢人のアクション3部作というところでしょうか。アクションシーンは見ごたえがあります。伊勢の斎宮と出てくると、地元のことで、気になります。呪術廻戦の実写版という雰囲気でした。

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        記事

          《お念仏だより#145》山口ラッキー旅

          友人3人と 山口県を旅しました。 最近は、2回続けて 直前にキャンセルしていたので 久しぶりの旅行です。 新岩国まで新幹線、 そこからはレンタカーで 回ります。 まず、錦帯橋。 そして、岩国城へ。 お昼は、岩国寿司を 食べました。 予定していた食堂が 休みだったのですが、 その店の岩国寿司が 近くの売店で 売られていました。 ラッキー。 少し車を走らせて、 秋芳洞へ。 途中で雨が降り出しましたが、 駐車場で傘を 借りられたので、 濡れずにすみました。 ラッキー。

          《お念仏だより#145》山口ラッキー旅

          《お念仏だより#144》改葬について考える

          最近、改葬について 相談を受けることが 増えました。 「改葬」とは、 すでにあるお墓から 新しいお墓に 遺骨を移し替えることです。 現在のお墓が 遠方だったり 不便な場所にあると お墓参りが難しいので、 いつでもお参りできる 自宅近くに移すことを 希望されます。 また、今あるお墓を 今まで通りに管理できるか 不安を感じる方は、 負担の少ない お墓を探して、 改葬される方も いらっしゃいます。 改葬には、 改装許可証が必要です。 新しいお墓を 確保したうえで 市役

          《お念仏だより#144》改葬について考える

          《お念仏だより#143》ありがたい話

          ありがたい話を お願いします。 と、言われることがあります。 ありがたい話と言われても・・・ と思ったので、話題の Chat GPT に お願いしてみました。 まず、 ありがたい話をお願いします。 と入力すると、 冬山で命拾いした話を 教えてくれました。 さらに、 春らしい話題で と頼むと、 桜の話題が 示されました。 仏教と結びつけて と依頼したら、 下の文章が 表示されました。 いかがでしょうか。 AIを利用すると、 こんな文章も 簡単に作れま

          《お念仏だより#143》ありがたい話

          《お念仏だより#142》釈尊は善き哉

          4月8日は花まつり、 お釈迦様の誕生日です。 お釈迦様は、 今から2500年前、 インド北部の 釈迦族の王子として 誕生しました。 生まれてすぐに、 7歩歩いて、 天と地を指さし、 「天上天下唯我独尊」と 言ったと伝わっています。 お釈迦様が生まれたのは、 ルンビニー園とよばれる 花の咲き乱れる花園でした。 この時、天の竜が 甘く清らかな雨を 降らしたという伝説から、 花まつりには、 花で飾った 花御堂にお祀りした 誕生仏に、 甘茶をかけて お参りするのです。

          《お念仏だより#142》釈尊は善き哉

          映画「オッペンハイマー」を見ました。予告編を見て想像していたのとは違って、かなり難解な映画でした。

          映画「オッペンハイマー」を見ました。予告編を見て想像していたのとは違って、かなり難解な映画でした。

          《お念仏だより#141》ライブイベント終了しました

          寺小屋はるらいぶ 「ささやくがごとく」が 3月24日(日)盛況のうちに 無事終了しました。 一か月前には チケットが完売するという 予想外の展開で、 チケットの購入を お断りしなければ ならないことに なってしまいました。 出演いただいた パントマイムの清水さん 11弦ギターの辻さんには 素晴らしいステージを 展開していただき、 時間の経つのを 忘れました。 お寺に足を運ぶのが 初めてという方も 普段から、よく来て いただく方も、 いつもとちょっと違う 慶運寺を

          《お念仏だより#141》ライブイベント終了しました

          《お念仏だより#140》錯視ということ

          「明朝体の教室」 という本を読んでいます。 明朝体というのは、 活字のデザイン名です。 パソコンで、 文字の種類(フォント)を 選ぶとき 目にすることが あるのでは ないでしょうか。 最近のパソコンに よく使われている 「游明朝」をデザインした 鳥海修さんが 書いた本が 明朝体の教室です。 人間の目は、 正確に見ていると思っても、 実は、 錯覚していることがある。 と、書かれています。 これが錯視。 試しに、 正方形の紙の 中央だと思う場所に 点を打ち、 その

          《お念仏だより#140》錯視ということ

          《お念仏だより#139》数独に学ぶ

          数独というのは 1列9コマの枠に 1~9の数字を 重ならないように 並べるパズルです。 ご存じですか? 縦にも横にも 3×3に区切られた それぞれのパーツにも 重ならないように 入れるのは 結構難しいものです。 新聞に掲載される 数独を毎日解いています。 月曜日が一番やさしくて だんだん難しくなって 土曜日が一番 難しい問題です。 最初のころは、 水曜日くらいから 苦戦して、 木、金、土曜の問題は 解けないことが 多かったのですが、 毎日やっていると だんだん、

          《お念仏だより#139》数独に学ぶ

          《お念仏だより#138》線香の明かり

          線香は良い香りで 周囲を清める 効果があります。 また、極楽は、 良い香りがしているので、 その再現として、 仏壇などで 使います。 しかし、線香には、 もう一つの 働きがあります。 道に迷ったとき、 進む方向を示してくれる 道しるべとしての 働きです。 真っ暗な道では 前方に何があるか わからず、 不安を覚えます。 足がすくんで、 前に進めないかも しれません。 そんな時に、 前方に見える 小さな光は、 たとえ線香の光であっても、 進むべき道を示してくれる 道

          《お念仏だより#138》線香の明かり

          《お念仏だより#137》昭和は遠くなりにけり

          スマホのボタンを タッチしただけで、 好きな音楽を 聞くことができます。 便利な時代に なったものです。 スピーカーとは 無線で繋げますから、 お風呂で音楽を聴くことも 気軽にできます。 最近、よく聴くのは 演歌です。 演歌のボタンを タッチすれば、 次々に流れてきます。 中には、 演歌歌手が歌うジャズや、 ムード歌謡も含まれていて、 懐かしい気持ちに なります。 最近、昭和が 見直されています。 SHOW-WAという コーラスグループを 知っていますか?

          《お念仏だより#137》昭和は遠くなりにけり

          《お念仏だより#136》中道(ちゅうどう)とはどんな道?

          仏教の教えに 中道ということが ございます。 道とは人の生きる道で 偏りのない生き方を 示しています。 人は皆、先入観を持ち 物事をあるがままに 見ることができません。 それが原因で、 正しい判断が 出来なくなって しまいます。 そして、小さなことにも 腹を立て、苛立ち、 悪循環に陥ります。 そこで必要なのが 偏りのない心 中道なのです。 昔、お釈迦様は、 国王の息子として生まれ、 何不自由のない生活を していましたが、 ある時、城外の様子を見て、 自分の知らな

          《お念仏だより#136》中道(ちゅうどう)とはどんな道?

          《お念仏だより#135》本当はどうなのか?

          本当はどうなんでしょう? と、よく聞かれます。 葬儀やその他、 寺にまつわることは、 普段馴染みがないので、 不安に感じるのでしょう。 すごく詳しい親戚などが いると、なおさら 気になります。 しかし、何が本当かなど 誰にもわかりません。 お釈迦様まで遡っても 釈尊亡き後、お弟子たちは 教えについて、意見が分かれ 多くの派閥が生まれました。 それらが現在まで伝わって いろいろな宗派となりました。 本当はどうなのか? と、たずねている人は すでに、自分の中に 答えを

          《お念仏だより#135》本当はどうなのか?