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探偵・癸生川凌介事件譚『白鷺に紅の羽』vol.2

体が動くようになり、伊綱と共に記憶を取り戻しに出歩くことに。道中、村のことを聞きます。

  • 村は百白村。人口は 2000人程度。

  • 村は大名につかえていた領主が開拓。それが大鳳院。

  • 大鳳院はその後、昭和になりオオトリ製薬を起業。大会社となり、村のみんなは逆らえない状況。

  • 白鷺洲は明治後期に大鳳院から独立。重機や鉄道を中心としたシラサギグループに発展。村はこの2つで成り立っている。

という、村にありがちなパターンになっていることがわかります。両家は仲が悪かったものの、この不景気で和解に向けて進んでいるそうです。

その話を聞いた、楓さん。

▲あまりにもイビツな村

それだけの企業があるのに寂れた村に違和感を感じ得ませんでした。

さて、記憶を取り戻すために駅に向かうと、駅員さんが楓のことを覚えていました。

10時頃に訪れて白鷺州の家の行き方を訪ねたそうです。

早速、伊綱と白鷺州の家に向かいます。

▲白鷺州涼二さん

そこで出会ったのは白鷺州涼二さん。先程のお医者さんの弟さんです。どうやら体が悪いらしいです。

彼に家のお手伝いさんにも確認してもらいましたが誰も来ていないことがわかりました。

そして、そこで伊綱のお父さんが亡くなったことを知ります。今は祖父の大鳳院兼正が当主を勤めているようです。

そんな大変なときに伊綱に手伝ってもらって申し訳ないと思いつつ、伊綱の思いもあって、引き続き記憶を取り戻しに向かいます。

今度は宿、鳥歌亭に行ってみることに。

宿からは女性が泊まる予定だったのに来ていないという話が聞けます。

▲宿泊予定の女性が1名

名前は九宝紗綾。言葉に出してみたものの、楓はピンと来ません。そんなとき、弁護士の陸辺さんに会います。

▲親族詐欺を疑う陸辺さん

彼からは最近多い、自称親族ではないかと疑われます。

確かに資産家だとそういうこと多そうですよね。

結局、手がかりもなく歩いていると尚助おじさまが現れます。

▲大問題発生

どうやら兼正が居なくなったようです。伊綱は一度家に帰ることになりました。

一人になった楓は引き続き記憶を取り戻すことに。

病院に戻ると院長の白鷺州藤次郎に会います。彼は涼二達の父親である京蔵がどうしようもない人であることや兼正の余命があまり亡いことを話します。さらに、

▲微かな記憶

楓を昔どこかで見たことあると話していました。

宿に戻ると、再び女将さんとお話。声が予約していた紗綾さんとは違うと言われます。やはり別人のようです。

逆に紗綾さんが心配になりますが😟

そして伊綱の家である大鳳院に行ってみます。

自然とたどり着いたその場所。楓はこの家にかなり昔に来たことがあると感じます。

玄関でお会いしたのは門生佐和子。

▲母親の変わりに伊綱を育てた佐和子

彼女は伊綱の母親変わりのようです。伊綱は母親を知らないそうです。

病院に戻ると藤次郎から涼二の母親、松子さんも半年前に亡くなっていることを聞きます。VHL病という病だったそう。

結局、村に詳しくなったものの記憶の手がかりはなく、見つかった崖へ。そこには伊綱がいました。

▲気になる注意

彼女は家族から崖の上には行かないように言われていたそうです。

なんだかありそうですね。

そして、彼女の身の上話に。伊綱の母親は

▲母親の名前

若紗というようです。紗綾と関係ありそうな名前ですね。気になります。

伊綱には夢があるそうです。それは

▲伊綱の夢

名探偵になること。彼女の立場的に難しいかもしれませんが鞠浜台には本当の名探偵がいると話します。

奇人の人でしょうか。

彼女は龍希の許嫁のようで、未来が閉ざされている事を嘆きつつ、姉がいたら良かったと呟くのでした。


ここで前半が終了。事件は起きていませんが、そこかしこに怪しい雰囲気。なんとなく楓が伊綱の母親か姉のような感じもしますが。タイムリープではないでしょうし。癸生川さんが登場するのかも楽しみです。


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