對馬佳祐 Tsushima Keisuke Violinist

ヴァイオリンを弾いてます。バロック・ヴァイオリン、ヴィオラも弾きます。演奏はhttps…

對馬佳祐 Tsushima Keisuke Violinist

ヴァイオリンを弾いてます。バロック・ヴァイオリン、ヴィオラも弾きます。演奏はhttps://youtube.com/@keisuketsushimaviolinist1686より。

最近の記事

2024/5/14 B→Cに寄せて

https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=16410 プログラム J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番 ロ短調 BWV1014 シュニトケ:古様式による組曲(1972) モーツァルト/對馬佳祐 編:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 エスケシュ:いざ来たれ(2001) 三善 晃:ヴァイオリンのための《鏡》(1981) 土田英介:組曲 ─ 無伴奏ヴァイオリンのための(2024、

    • バロック時代のヴァイオリン奏法における一般

      ヴァイオリンの奏法を考える上で、バロック時代(17世紀から18世紀前半)はその開始点にあたる。前提としてヴァイオリンをはじめ楽器の演奏様式というものは最終的に個々の奏者の個性に由来するものであり、ゆえに時代ごとの演奏様式を定義することは非常に困難である。例えば仮に特定の具体的な演奏方法を想定した楽曲が書かれていたところで、それが必ずしも後世の私たちにとって都合よく、その時代の演奏様式を指し示していると考えることはできない。ロマン派・近代のヴァイオリニスト兼作曲家であるパガニー

      • シューベルトとヴァイオリン/モーツァルトとヴァイオリン

        ・シューベルトとヴァイオリン 600曲を超える数多の歌曲、また交響曲やピアノ作品の作曲家として知られるシューベルトが幼少期に初めて手にした楽器は、実はピアノではなくヴァイオリンであった。また、彼が友人たちと私的に室内楽を楽しむ際には、自身はヴィオラを担当することが多かったと伝えられている。コンサートを開いて活躍するほどではなかったにしろ、シューベルトが弦楽器奏者としての一面も持ち合わせていたことに留意しておきたい。 伝説のイタリア人ヴァイオリニストであるパガニーニがウィーンで

        • 18世紀におけるヴァイオリンの一般

          ヴァイオリンの演奏技法はまず18世紀にイタリアを中心に発展し、今日まで多くの楽曲や書物が 残されている。特にアルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)からアントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741) やジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)に至る偉大な作曲家・ヴァイオリン奏者によって形成された主要なヴァイオリン音楽の流れは、その後のヴァイオリンの歴史の確固とした土台を築き上げた。そしてイタリアで醸成されたこの豊かなヴァイオリン演奏文化がジョヴァンニ・バティスタ

          バッハとヴァイオリン

          バッハはまずオルガンとチェンバロの名手として知られていたのと同時に、ヴァイオリン奏者でもあったといういくつもの証言が残っている。しかし、対位法音楽(複数の旋律を同時進行させる音楽)の大家であったバッハの音楽が、ヴァイオリンやチェロといった旋律楽器よりも、チェンバロやオルガンのような鍵盤楽器と親和性が強いことは明らかである。そういった事情の中で、バッハのヴァイオリン作品、とりわけ無伴奏ヴァイオリンのための作品がどのような特色を示しているのかを見ていきたい。 バッハの「無伴奏ヴァ

          バッハとヴァイオリン