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美波との出会いから現在

5/27,28と「美波 FREEZING CANDY TOUR 2023」に足を運びました。

その感想を兼ねて自分と美波がどのようにして出会って今に至るのか整理したいと思いました。

1. 出会い

自分が美波に出会ったのは2020年の4月頃だった気がします。当時インディーズだったHakubiという女性ボーカルのバンドに心打たれました。コロナで外出ても楽しみがない中、Hakubiの片桐さんがツイキャスで弾き語り配信を良くやってくれました。週1以上やっててそれが数少ない自分の楽しみでした。その時コメントで「美波」という単語がよくあって、片桐さん自身はカバーすることは一度も無かったけれど、どんな人なのか調べてみました。

調べたら再生回数エグい曲&海外コメばかりで「何だこれ??」となった思い出があります。その中で「main actor」という曲が弾き語り調で自分の琴線に触れました。言葉選びのセンス、メロディ、透き通るような高音に驚愕しました。しかも同い年!他にも「カワキヲアメク」を聞くとガナリのカッコ良さに気づき、バンド編成の曲も完全に自分の好みで一瞬で虜になりました。

2. ツイキャスでの衝撃

それから2ヶ月ほど経ったある日。「6月28日ツイキャスします!」っていうツイートを見て聞くことにしました。アコギ1本での弾き語りはどんな感じなんだろう?と思い、聞き始めました。

1曲目は「Prologue」でした。アコギでのイントロアレンジから始まり、高音もガナリも生歌で上手すぎて衝撃的でした。「これは…ガチだ…」となりました。

それでいてトークはしょーもなくてギャップにやられました。なんやねん緊張すると架空のウンコが出るって()

他にもカバーでは「紅蓮華」「夜明けと蛍」とかやってました。持ち曲は「ライラック」、「カワキヲアメク」やらをやって最後は「main actor」でした。

完璧なクオリティの弾き語りで1本のLIVEを見終わったような感覚に陥りました。

3. 再会

出会いから1年ほどそれなりに聞いてはいましたが、如何せん音源が6曲しかないもので徐々に距離は離れていきました。コロナでLIVE消えたしたまにキャスがあるくらいでした。

2021年の夏頃に2nd EP 「DROP」をリリースしたけれどリリースしたことすら知らずスルーしてました。

そこからさらに1年が経ち、2022年5月22日、VTuberのトワ様の歌枠を見たら偶然「カワキヲアメク」を歌っていました。

それがキッカケで「今、美波って何してるんだろ」って思ってTwitterを見ました。そしたら2日前に金沢来てて「タイミング悪すぎだろ!」ってなりました。偶然6月4日は休みだったのでなんばHatchに行くことにしました(フッ軽)。EPの「DROP」もそこで初めてちゃんと聞いて、「雨が似合う人だなぁ」とひしひしと感じました。

4. 初めての美波のLIVE

2022年6月4日。なんばHatchまで来ました。やたらと遠くて、こんな短絡的にLIVE予定入れるのは良くないと思いました。

ツアータイトルが「Black Heart Side Tour」ということもあり、全身黒い人がたくさんいましたね。なんばHatchはほぼソールドしていてギュウギュウ詰めでした。この時はまだ声出しNGだったなぁ。

1曲目から「カワキヲアメク」、続いて「ホロネス」「ライラック」と1st EPの曲を連発していました。LIVEの美波は音源以上の迫力とロングトーン、ガナリで一瞬にして惹き込まれました。

中盤で「まだ一人ぼっちだった時の歌」と言い、弾き語りの全く知らない曲が来ました。最後にバンド演奏と一体化する光景は全く知らない曲なのに目と耳にこびりつきました。

次も全く知らない曲でした。この曲のせいで俺は美波の沼にドップリハマったのだと思う。命を削るかのような弾き語りでLIVEが終わるまで「あの曲はなんだったんだ…曲名を教えてくれ…」と頭の中をグルグル回っていました。

2nd EPから「DROP」「この街に晴れはこない」が演奏され、最後は新曲でした。ダークな曲調で美波はハンドマイクで歌っていてカッコいい曲来た!とワクワクでした。

LIVEが終わり、Twitterで知らない曲達を知りました。1曲目は「水中リフレクション」、2曲目は「正直日記」でした。もちろん廃盤曲でした。

特に「正直日記」のインパクトは大きく、アコギ1本でここまで表現できるのかと自分の中の常識が覆されました。子どもから大人に移り変わる時の悲痛な叫びを歌っていて自分に刺さりまくりでした。

それで いいのさ
僕の未来が腐れきってても
そんで終わりさ
大人になるしかないなんてさ
本当ダサいよな

正直日記/美波

5. 2度目の美波のLIVE

初めての美波のLIVEでとんでもないものを見せられた自分は9月3日の美波 ONEMAN LIVE「YELLOW LINE」 at 大阪城音楽堂に行くことにしました。

雨がチラつく中、LIVEが始まりました。しかし美波が出てくるとスッと止み、まさかのピアノアレンジでの「水中リフレクション」が始まりました。全く予想していなかったので心の中がザワついていました。

笑いたいのです 泣きたいのです
居場所もないこの広い世界で
なにを糧にして生きてゆけばいいの?

水中リフレクション/美波

「main actor」はなんばHatchでは聞けていなかったので今回弾き語りで聞けてとても嬉しかったです。

中盤で辺りが暗くなる頃、薄暗いライトの下で「正直日記」。ラスサビでバンド演奏が入る演出に鳥肌が立ちました。やっぱすげえよこの曲。

バンドセッションの後、2nd EP曲が全て演奏されました。美波の第一章から第二章への移行を見たような気がします。「この街に晴れはこない」の破壊力恐ろしいです。美波自身「私は晴れ女」と言う通り、LIVE中は全く雨が降らず、終わった後は土砂降りになりました。このせいでサンダーバードが2時間遅延しました。

大丈夫 この街はもう晴れるから。
次の街でまた逢いましょう 逢いましょう。

この街に晴れはこない/美波

MCでは「ここから美波、新しくなります。色々発表あります。」と言って一旦区切りとなりました。

6. 新曲発表

10月後半、「うる星やつら」のタイアップ曲が発表されました。聞いた一発目の感想は「おいおいだいぶ新しいな」という感じてした。

「グッドラッカー」「ルードルーズダンス」のMVも発表されて、ギターを持って歌う美波だけではなくハンドマイクを持つパフォーマーとしての美波の魅力がより引き出されるようになった気がします。

3月には3rd EP「LOSE LOOSE DAY」が発表されました。「ブルーグラス」は韻の踏み方が気持ち良くて美波の魅力が詰まってると思います。

優しさという名の毒を味見しすぎた
夢なら冷める前に現実見せてよ

ブルーグラス/美波

7. ツアー2daysへ

1月に「FREEZING DROP TOUR」が発表され、金沢、長野に行くことにしました。4ヶ月以上待ち続けてやっとその日を迎えました。ツアー中なのでセトリは伏せますが、あんな近い距離で美波を見られて幸せでした。ファン一人一人の目を見て演奏しているのが分かったし、ギターを弾く手元までしっかり見ることができました。ファンサもスゴいし、何度でも見たくなるようなLIVEでした。Team373最高です。そしてなぜか2週間後の大阪公演のチケットを買ってしまったよ。また会いに行きます。

ひとつだけ ひとつだけ 
ひとつだけ ひとつだけ
僕がここにいる証明を
僕にしか 僕にしか
僕にしか 僕にしか
出来ないことの証明を

main actor/美波

書いてはみたけど全然まとまってないな!ずっと追ってきてはないものの、不思議な縁で出会い、再会して現在に至ります。ツイキャスという古代文明は偉大です。数年前とかはカラオケキャスとかでちょいちょい使われてたけど今はもう片桐さん、美波のキャスくらいでしか開かないな()


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