経済セミナー編集部

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日本評論社刊、創刊1957年 本誌内容紹介やお役立ち情報をお届け!  twitter:https://twitter.com/keisemi  バックナンバー一覧  https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/backnumber/3.html

マガジン

  • 書評@経セミ

    『経済セミナー』本誌の「書評」のコーナーで取り上げさせて頂いた書籍の紹介記事を掲載しています。

  • 「経セミ」の読み方ガイド&ウェブ付録

    『経済セミナー』本誌の特集部分を中心に内容をご紹介しています。さらに、さらに深読みする&紹介された情報へのアクセシビリティを高めるためのリンク集なども提供しています!

  • 経セミ・読者コメント

    『経済セミナー』の読者の皆さまからいただいたコメント・ご感想などを紹介するマガジンです!

  • 小西祥文・連載「新しい環境経済学」サポート

    このマガジンでは、『経済セミナー』連載、小西祥文「新しい環境経済学 実証ミクロアプローチ」に関連する情報や補足などを提供していきます。

  • 連載:浅古泰史・東島雅昌「どうする独裁者」サポート

    経済セミナー連載、浅古泰史・東島雅昌「どうする独裁者 数理・データ分析で考える権威主義」のサポート情報をご提供しています。

最近の記事

書評:依田高典著『データサイエンスの経済学——調査・実験、因果推論・機械学習が拓く行動経済学』(経セミ2024年4・5月号より)

評者:坂口翔政 東京大学大学院経済学研究科講師 昨今のデータサイエンスブームや21世紀からのエビデンス重視の実証革命を背景として、経済学分野でも、データサイエンス、機械学習、エビデンスという言葉を冠した書籍がたくさん出版されてきた。しかし、「どんなに座学でデータ分析の手法を学んだところで、実際のデータの作り方、使い方を習得しなければ、データサイエンスをマスターできないのに、経済学分野ではそうした視点から書かれた教科書・専門書はまだ少ない」(p.v)。このような不満に応えるべ

    • マクロ経済分析の必須ツール=数値計算への招待!(『定量的マクロ経済学と数値計算』はしがき公開)

      北尾早霧・砂川武貴・山田知明 [著] 『定量的マクロ経済学と数値計算』が発売になります!(2024年6月17日予定) この note では、本書の「はしがき」を公開 しています。 本書の特長、ねらい、全体像の紹介はもちろん、執筆の背景や本書に込めた著者たちの想いがまとめられています。ぜひご覧ください! (【こちら】から、「はしがき」と「目次」をPDF形式でもご覧いただけます!) はしがき■ 本書の目的 本書の目的は、今やマクロ経済学者にとって標準的な分析ツールの1つとな

      • サポートサイト・コード提供のガイド:北尾早霧・砂川武貴・山田知明『定量的マクロ経済学と数値計算』

        この note では、北尾早霧・砂川武貴・山田知明『定量的マクロ経済学と数値計算』の解説における分析・計算事例で用いられているプログラミング・コードを提供する、サポートサイト のご案内します。 本書の中ではコードに関する直接の解説は行いませんでしたが、各コード内、あるいはnotebook形式で、コードの詳細を解説しながら書籍内の説明やアルゴリズムとの対応を確かめつつ、読み解いていくことができるように工夫しています。 本書で使用したコードは、原則として 本書の GitHub

        • 【金融政策を振り返る】第1回 TCER経済セミナー開催!

          東京経済研究センター(TCER)様の主催で、第1回「TCER経済セミナー」が開催されます。 ■ イベント概要:第1回「TCER経済セミナー」 テーマは、【 日本の金融政策を振り返る 】 黒田東彦日銀総裁のもとでの大規模な金融緩和をはじめ、日本では、 デフレが続く中で長きにわたりさまざまな金融政策が実施されてきました。 本イベントでは、金融・経済学研究のフロントランナーたちが、 これまでの日本の金融政策を振り返るとともに、現在の課題を探り、 将来の展望を描きます。

        書評:依田高典著『データサイエンスの経済学——調査・実験、因果推論・機械学習が拓く行動経済学』(経セミ2024年4・5月号より)

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        • 経済学進学・キャリア情報
          8本

        記事

          【経セミ・読者コメント vol.5】丸茂宗平さま(株式会社エコノミクスデザイン) 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。 『経済セミナー』2024年4・5月号(特集:経済学で格差を読み解く)から読者モニターの皆様からのコメントを本格的にご紹介していきます! いただいたコメントの中から、批判的な考察や具体性のある議論などを含み、他の読者の皆様にとっても有益な内容と思われるものを3~4つほど選定し『経済セミナー』本誌や経セミnoteでご紹介させていただきます。 ※頂戴したコメントは本誌やnoteで公開していないものも含めすべて拝見しております。コメン

          【経セミ・読者コメント vol.5】丸茂宗平さま(株式会社エコノミクスデザイン) 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          【経セミ・読者コメント vol.4】 R.Nさま 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。 『経済セミナー』2024年4・5月号(特集:経済学で格差を読み解く)から読者モニターの皆様からのコメントを本格的にご紹介していきます! いただいたコメントの中から、批判的な考察や具体性のある議論などを含み、他の読者の皆様にとっても有益な内容と思われるものを3~4つほど選定し『経済セミナー』本誌や経セミnoteでご紹介させていただきます。 ※頂戴したコメントは本誌やnoteで公開していないものも含めすべて拝見しております。コメン

          【経セミ・読者コメント vol.4】 R.Nさま 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          【経セミ・読者コメント vol.3】 横川侑李さま 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。 『経済セミナー』2024年4・5月号(特集:経済学で格差を読み解く)から読者モニターの皆様からのコメントを本格的にご紹介していきます! いただいたコメントの中から、批判的な考察や具体性のある議論などを含み、他の読者の皆様にとっても有益な内容と思われるものを3~4つほど選定し『経済セミナー』本誌や経セミnoteでご紹介させていただきます。 ※頂戴したコメントは本誌やnoteで公開していないものも含めすべて拝見しております。コメン

          【経セミ・読者コメント vol.3】 横川侑李さま 2024年4・5月号 特集「経済学で格差を読み解く」

          『経済セミナー』2024年6・7月号の見どころ紹介!

          このnoteでは、『経済セミナー』2024年6・7月号の見どころをご紹介します! 今号の特集テーマは「これからの労働市場改革を考える」です! 今号のラインナップは以下の通りです: ■ 特集 これからの労働市場改革を考える今回の特集は「労働市場」に焦点を当てたラインナップをお届けします。 労働市場に関する話題はたくさんありますが、今号では日本型雇用の変化や労働市場改革における法・ルール作りについての議論を中心に取りあげます。 ■ 【対談】 「日本型雇用」はどこへ行く?

          『経済セミナー』2024年6・7月号の見どころ紹介!

          【経セミ・読者コメント vol.2】 元橋一輝先生(一橋大特任講師) 2024年4・5月号特集「経済学で格差を読み解く」

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。 『経済セミナー』2024年4・5月号(特集:経済学で格差を読み解く)から読者モニターの皆様からのコメントを本格的にご紹介していきます! いただいたコメントの中から、批判的な考察や具体性のある議論などを含み、他の読者の皆様にとっても有益な内容と思われるものを3~4つほど選定し『経済セミナー』本誌や経セミnoteでご紹介させていただきます。 ※頂戴したコメントは本誌やnoteで公開していないものも含めすべて拝見しております。コメン

          【経セミ・読者コメント vol.2】 元橋一輝先生(一橋大特任講師) 2024年4・5月号特集「経済学で格差を読み解く」

          『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころ紹介!

          このnoteでは、『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころをご紹介します! 今号の特集テーマは「経済学で格差を読み解く」です! 今号のラインナップは以下の通りです: ■ 特集 「経済学で格差を読み解く」■ 【鼎談】 格差はどこから生まれるのか? 身近な社会問題から考える 巻頭の鼎談は横山泉先生、鳥谷部貴大先生、山重慎二先生(3名とも一橋大学)による鼎談「格差はどこから生まれるのか? 身近な社会問題から考える」です! 今回の鼎談では、大きく次の3つのトピックを取り

          『経済セミナー』2024年4・5月号の見どころ紹介!

          第9回 補足ノート:小西祥文「新しい環境経済学」ウェブ付録

          小西祥文先生による連載「新しい環境経済学:実証ミクロアプローチ」も、『経済セミナー』2024年4・5月号で、第9回【最終回】となりました! 第8回(2024年2・3月号掲載)と第9回では、「二酸化炭素 (CO2)排出1トン当たりの社会的費用(Social Cost of Carbon:SCC)」とは何か? どのようにして推定するか? について、従来の方法から、最先端の科学的・経済学的知見に基づいた新しい方法まで解説します。 第8回では、SCCの概念、歴史的背景、正しい解

          第9回 補足ノート:小西祥文「新しい環境経済学」ウェブ付録

          集合行為問題の数理モデル:どうする独裁者 第5話ウェブ付録

          「どうする独裁者」の第5話では、集合行為問題(collective action problem)に言及しました。複数の人間で何かを成し遂げようとすることを、集合行為と言います。反乱や革命を通して政権を転覆させようとする反政府活動も、集合行為の一種と言えます。しかし、多くの人の間で意見や行動を調整することは大変な作業です。目的を成し遂げることが人々にとって最適な帰結であっても、それができないかもしれません。この問題を、集合行為問題と呼びます。第5話2節では、集合行為問題を含め

          集合行為問題の数理モデル:どうする独裁者 第5話ウェブ付録

          行動経済学の学び方:室岡健志 インタビュー

          はじめに編集部 この note では、行動経済学を学ぶうえで、室岡健志『行動経済学』をどのように活用できるか、著者である室岡先生ご自身に、目的別に伺っていきます。 本書は、行動経済学を伝統的な経済学の発展・拡張と位置付け、その理論・応用・実証を体系的にまとめたものですが、今回は大きく以下の3つのケース、に分けて、それぞれ詳しくお話をいただきます。 学部生や研究者を目指さない修士課程の学生の方々は行動経済学をどのように学ぶのがよいか 学術論文の出版を目指す場合はどうか

          行動経済学の学び方:室岡健志 インタビュー

          【経セミ・読者コメント vol.1】株式会社エコノミクスデザイン・丸茂宗平さま

          はじめに(編集部より)経済セミナー編集部です。弊誌の note では、読者の皆さまからお寄せいただいたご意見・ご感想などの掲載もスタートします! もちろん、ご執筆者のご了解をいただいたうえで、掲載内容をご相談して進めていきます(記名でも匿名でもOK)。 この note では、その第1弾として、株式会社エコノミクスデザインの丸茂宗平さま(まるも・しゅうへい)から、『経済セミナー』2024年2・3月号(特集:中央銀行デジタル通貨は金融をどう変える?)について、特に「ビジネスとの

          【経セミ・読者コメント vol.1】株式会社エコノミクスデザイン・丸茂宗平さま

          「原稿」 と 「ゲラ」 【新入編集部員の日記 #13】

          こんにちは! 日本評論社・経済セミナー編集部のSです。 今回は「原稿」と「ゲラ(校正刷り)」の違いについて、業務を通じて得た経験を元に考えてみたいと思います。 「『ゲラ』って言葉をたまに聞くけど、あんまりよくわかっていない」「原稿と何が違うの?」という方は多いと思います。 書籍・雑誌編集という仕事をするようになって以来、私は両者を明確に区別するようになりました。仕事をしていて、ゲラを「原稿」と呼ぶことは絶対にありません。両者は似て非なるものです。 今回は、業務時に感じ

          「原稿」 と 「ゲラ」 【新入編集部員の日記 #13】

          大竹・大湾・中室ゼミ 合同カンファレンス in 大阪 潜入レポート!

          ■ 毎年恒例の合同カンファレンス単行本『経済論文の書き方』でも紹介していますが、慶應・中室牧子ゼミは毎学期(年2回)他大学のゼミと合同でカンファレンス(研究発表会)を開催しています。 前回(2023年7月)は、慶應義塾大学三田キャンパスで行われた夏季カンファレンス(東京大学・澤田康幸ゼミと合同)にお邪魔させていただきました! 今回は冬季カンファレンスの潜入レポートをお届けします! 今年の冬季カンファレンスは昨年に引き続き、大阪大学・大竹文雄ゼミ、早稲田大学・大湾秀雄ゼミ

          大竹・大湾・中室ゼミ 合同カンファレンス in 大阪 潜入レポート!