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20230709_疑問を抱きながら情報を取得する必要性_食べてはいけないもの_中田敦彦のYoutube大学_紹介と感想2

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツを紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思ったコンテンツを紹介していきます。

今回紹介する動画

この度、人生に役立つと思い、紹介したいのは

中田敦彦のYoutube大学
【食べてはいけないもの①】他のメディアでは言えない病気になる食べ物とは?(Foods You Shouldn't Eat)
です。

概要

 病気にならないために食べてはいけないものについて紹介している本を中田敦彦さんが紹介しています。日本人の食生活が改善されていない根本的な原因についても触れながら解説しています。

動画全体の感想

 普段意識していなかった食生活を見直すきっかけになりました。どんな人も"病気にならず健康に生きていたい"と思っていると思います。健康な時間をなるべく長く過ごせるように、自分で判断するための知識を増やす必要があると思いました。

内容と感想

 前回の記事では"糖尿病"の部分を見て感じた事を書きました。

 今回の記事では"エンゲル係数"と"貧困率"の部分を見て感じた事を書いていきます。

内容

 エンゲル係数は家計における食費の割合。日本のエンゲル係数は下がり続けているが医療費は上がり続けている。
 日本の貧困化が進み、安くて粗悪なものを大量に食べる人が増えたことでエンゲル係数が下がった。糖尿病の割合も増え、医療費も高騰した。
 安くて病める日本という事実と向き合い、自分の身を守るべき。

感想

 一度聞いただけだと、受け入れてしまう論理の組み方になっていると思います。個人的に疑問を持ちながら話を読み解くことは大事だと思います。話を単純にするためにエンゲル係数を用いているのだと思いますが、エンゲル係数のような単純化した値を根拠にされた場合はしっかり吟味する必要があると思いました。
 そもそも日本では高齢化が進んでいます。高齢者が増えるほど医療費が増えるのは不思議ではないと思います。家計の中で医療費の割合が上がれば食費の割合は相対的に低くなりエンゲル係数も低くなると思います。年齢が上がるほど糖尿病になる人の割合が増えるので、高齢者数の割合が増えたから糖尿病の人の割合が増えたのかもしれません。(決して正しいとは言えませんが、このような見方もできると思います。)
 日本の物価が上昇していない点は事実だと思います。しかし、日本が貧しくなっている問題とエンゲル係数の推移は切り離して考えるべきだと思います。"少子化で労働人口が減り続け、国全体として貧しくなっている点"は日本が安い国になっていると表現できるかもしれません。また"高齢化で医療費が上がる点"は日本に病人が増えていると表現できるかもしれません。それらが重なるため、安くて病める日本と表現しても間違いとは言えないと思います。しかし結論までの過程(安くて粗悪なものを食べた結果、エンゲル係数が下がり、糖尿病の人の割合が増えた。)は吟味する必要があると思いました。

最後に

 感覚でなく、データから結論を出すことは良い事だと思います。しかし切り取り方や取得方法により都合の良いデータを取得することは可能ですし、それらを並べられている可能性もあると思います。受け取り側は全ての主張を受け取るのではなく、"本当に正しいか?"を意識して情報を取得する必要があると思います。単純に受け入れるより疲れる事ですが、正しい判断をするために必要な事だと思います。
 疑問を抱きながら情報を取得し、情報リテラシーの高い人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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