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6日目。やっぱり、自分で走るのがサイコー! 2024/05/20

本日の走行  時間3時間31分/距離172.7キロ/標高174メートル

これまでは南下していたが、どんどん北を目指す。

昨夜は、F1のレーシングマシンに乗っている夢を見た。
そして、いざ自分のバイクに乗ろうとすると、乗り方を完全に忘れているというオチで、焦って目が覚めた。
明け方、カミナリが鳴って、雨風がすごい。また雨か、と思ってどんよりしていたが、なんとか8時半頃には上がった。

夫も合流し、ようやくツーリング本番。
その初日に雨だとかなり萎えるので、快晴とはいかないが、天気が好転したのはありがたかった。
相変わらず、エンジンは格さんにかけてもらい、ガレージから出すのもお願いする。

自分でできなくはないと思うが、ここで頑張る意味がよくわからないし(と言ってごまかす)、二人から「自分でやらないで!」と制止されている。
今日は慣らし運転を夫=助さんがやってくれた。

偉そうなお姫様=私。慣らし運転をする助さん=夫。

これまでは、ミラノ近郊からF1観戦のために南下していたが、本来は、北に向かって、いろいろな国を回る予定だった。
これから北へ向かってGO!
今日の目的地マトヴァには、快調に3時間半ほど走り、運転もだいぶいい感じになってきた。
ギアの入れ損ないや、あわや立ちゴケ、はあるものの、なんとかリカバー。

どこまで走っても、景色はいいし、信号はないし。ランナバウト自体が、ものすごく好きになった。
信号で止まるのは、バイクだと本当に面倒くさいけれど、それが全然ない。
高速道路じゃないのに、信号がないし、90キロマックスだったりして、もう北海道ツーリングが束になってやってきている感じだ。

GoProは付けて走っているのだが、アップに手間取っており。noteに動画は結構難しい……。

さて。
着いたマントヴァは小さな街で、イタリア北部らしい落ち着いた雰囲気。
ホテルは前日にBooking.comで取ったのだが、中心部にあるなかなか素敵なホテル。

選びのポイントは、値段はもちろんだが、駐車場があるかないか、3人一部屋で泊まれるか、あと、朝食付きだとベター。
観光なら、外のカフェでゆっくりもアリだけど、とにかく私たちの優先順位は走りなので。

1日目の宿は駐車場が公共(というか道端)。街中だったので、近くに朝ごはんを食べられるバルはあった。
2日目の宿は、街から離れていたので、駐車場はあったが、朝食は心配なので、前日に近くのスーパーでパンなどを買っておいた。
イモラ近郊、リオーロテルメのホテルは、すべての条件がOK。いい宿だった。

さて今日の宿は、駐車場の有無を基準に探したら、たまたま良さげなところがあったので予約した。
街のど真ん中なのに、きちんとしていて、地下のガレージまで案内してくれた。すばらしい!

中心地にあるのに、というか、だからなのか? 地下にガレージあり。
窓を開けられるのが当たり前なのは、ヨーロッパのホテルのうれしいところ。
助さんの部屋。バスルーム脇。

走り続けて、昼ごはんを食べ損ね、スナックで誤魔化していたので空腹。
一応、目星を付けた店を目指して歩いていたら、途中に何やら、いい感じの店を発見。

店はやはり、検索ではなく、見た目や佇まいで選んだほうがいい。
というわけで、ここに入ってみたら当たり。
カジュアルにたんまり食べて、あー、幸せ。

ピッツァも出す、オステリア。
北のほうのハウスワインの白は、基本、発泡。
マントヴァ風米料理を頼んだら、お子様ランチみたいな感じの型抜きで出てきた。でもこれがうまい。リゾットでもない感じ。セージのきいた牛肉入り。

毎日、本当に、とっても楽しい。
明日はもっと走るぞ!

(つづく)


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