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園庭を転がる子どもたち


感覚を育てる


こんにちは、
カリフォルニアのシュタイナーこども園。今日も楽しく遊びました。

カリフォルニアは、今年は早くも雨が降り出しました。
「えっ、、、なにそれ」って思われるかもしれないので、解説しておくとアメリカ最大の農業国(?)カリフォルニアには、雨季と乾季があり、最近の旱魃状態を除けば、11月ごろから2月中ごろまで、雨がたくさん降り、それ以外はずっと毎日晴れているのが、カリフォルニアのお天気なのです。ずっと高気圧。雲ひとつなくスッキリカラカラのお天気。気持ちいいですよ。遊びの計画をするのも、雨のことを考えなくていいですし。

でも、今年はまだ9月なのに今週は雨が降り、南カリフォルニアには今まであり得なかったハリケーンも来るかも、、、という予報が出たりしました。

気温が46度あった日もあった8月から、一気に最近は最低気温13度から最高気温25度あたりと、過ごしやすくなっています。

地面が濡れているので、今日は曇っていてもレインパンツ(水を通さないナイロン、つまり雨ガッパ(*死語ですか?)のズボンの方ですね)を登園したらすぐ履いてもらって、子どもたちは思いっきり泥遊びに取り組みます。
ついでに、レインジャケット(水を通さない上着)も着ていた男の子3人は、園庭に少し傾斜があるので、高い方から低い方へゴロゴロと転がって遊んでいました。冬になると、スキー用のジャケットを着る子たちもいるので、上半身クッションがよく、ますますゴロゴロ転がって遊ぶ子が出てくる年もあります。

「ミスケーコにやめるように言われるかな?」と、最初私の様子を伺っている子もいましたが、

止めませ〜ん。(写真をとればよかった、、、残念)

全身の皮膚感覚を、地面を転がることによって圧を感じて使い、脳の中に、身体の地図を作っていくのは大切なことです。さらに、ごろごろと転がることで平衡感覚も養えます。
子供の遊びは、学び。発達させる部分があるから、その動きをしているわけです。

昔、草むらで傾斜のあるところであれば、両手を頭の上にあげて、足は揃えて、ゴロゴロと転がって遊んだものです。真っ直ぐ転がると思えば、思わぬ方向に行ってしまったり、友達とぶつかったり、草や地面の匂いを感じながら、キャッキャ言いながら転がって遊ぶのが楽しかったです。立とうとすると、目が回って立てなくなったりもしましたね。そうすると、雲が空の上で周りだしたり、、、

みなさんも、やりませんでした?

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